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- コンテンツ配信/制作ビジネス関連企業総調査 2009 (刊行:2009年03月04日)
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- データセンタービジネス市場調査総覧 2025年版 市場編 (刊行:2025年02月28日(予定))
−調査の背景− |
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- 総務省が2002年12月に公表した「u-Japan施策」および2006年1月にIT戦略本部で決定された「IT新改革戦略」を受けて、同年6月には2010年へ向けたブロードバンドの全国整備の方針「次世代ブロードバンド戦略2010」が発表され、2010年までにブロードバンド・ゼロ地域を解消すること、超高速ブロードバンド(30Mbps級以上)の世帯カバー率を90%以上とすることが整備目標として掲げられた。
- 2006年3月末時点でのブロードバンドサービス等の契約数は、FTTHの契約数が546万件、DSLが1,451万件、CATVが330万件など全体では2,330万件となり2005年12月末の2,237万件から約93万件増加することとなった。なかでもFTTHは2005年末に契約数に占める比率が2割を超え、以降も割合を拡大している。
- これらブロードバンドネットワーク環境の整備が進むなかで映像、音楽、書籍、ゲームといったリッチコンテンツの配信はインフラや技術対応的にもビジネスレベルで可能となってきており、インターネットを用いたコンテンツ配信サービス事業に参入する事業者およびサービス事業者向けにコンテンツ配信プラットフォームを提供する事業者の数は拡大基調となってきている。
- コンシューマ向けに実施されるエンターテイメント系コンテンツ配信は新しいビジネスモデルであるため、既存のコンテンツ市場や放送市場との慣習や規制などの面で多くの問題を抱えてきた。しかし国策としてもブロードバンド環境の整備とその利用、活用の促進ついては積極的な取り組みを行う方針となっており、各種の問題解決に向けた対応も行政、民間含めて進んできている。
- 当初は既存のビジネスモデルを継続強化することに重点を置く傾向のあったコンテンツホルダも、インターネットでのコンテンツ配信を新しいコンテンツ流通チャネルとして捉え、販売チャネルの拡充により既存コンテンツを活用した新たな収益獲得に期待して、当該市場での展開を強化する事象者も増えてきている。
- またコンテンツホルダからコンテンツを調達して配信サービスを行う専業のコンテンツ配信サービス事業者やキャリア、ISPなどインターネットビジネスに関わる事業者の多くは、BtoC系のコンテンツを利用することでサイトヘアクセスを大きく増加させることが可能となるため、これを利用して広告事業やECといった事業との相乗効果を図ることを目的としたアライアンスも進められている。
- 一方、コンテンツ配信プラットフォームの構築や配信機能をASP型サービスで提供しているSIer等の事業者は、蓄積したコンテンツ配信関連システムの開発ノウハウを基盤として一般の企業内需要を開拓しようとする傾向も強まるなど、需要分野の裾野拡大に向けた展開が進みつつある。
- 当資料は各種業界からの新規参入も多く展開されるビジネスモデルも多種多様だが、将来的にブロードバンドネットワークの有望アプリケーションとして市場拡大が期待できる当該市場における参入事業者の事業展開状況、市場環境等を調査することで、当該ビジネスに関わる各企業の事業戦略立案における有益なマーケティングデータの提供を目的に制作したものである。
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−調査目的− |
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- 当資料はコンテンツ配信ビジネス関連市場における参入事業者の事業展開状況、市場環境等を調査することで、当該ビジネスに関わる各企業の事業戦略立案における有益なマーケティングデータの提供を目的に制作したものである。
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−調査対象− |
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- ■対象市場
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- A. コンテンツ配信関連ビジネス/サービス
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- 1) BtoC(コンテンツ配信サービス)
- 映像系/音楽系/書籍系/ゲーム系/その他
- 2) BtoB(コンテンツ配信プラットフォーム構築)
- SI型/ASP型
- B. デジタルコンテンツ配信ビジネス関連事業者:合計48社対象
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1) BtoC事業者:23社対象
2) BtoB事業者:25社対象
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−目次− |
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- I. 総括編
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- 1. デジタルコンテンツ配信ビジネスの現状(3)
- 2. 業界構造(5)
- 3. デジタルコンテンツ配信ビジネス/サービス市場規模推移(8)
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1) トータル(8)
2) BtoC市場(9)
3) BtoB市場(17)
- 4. デジタルコンテンツ配信ビジネス需要動向(19)
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1) BtoC市場(19)
2) BtoB市場(22)
- 5. デジタルコンテンツ配信ビジネスにおける現状の課題(25)
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1) 市場動向(25)
2) システム/技術(26)
- 6. 当該分野における主要技術の動向(28)
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1) 圧縮/再生技術(28)
2) メタデータ技術(29)
3) 著作権保護技術(29)
4) 配信技術(30)
5) 課金・決済技術(30)
- 7. デジタルコンテンツの制作/調達状況(31)
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1) 全体動向(31)
2) BtoC市場(32)
3) BtoB市場(33)
- 8. 関連法規制および行政/団体の取り組み(34)
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1) 関連法規制(34)
2) 行政/団体(35)
- 9. コンテンツホルダの対応状況(36)
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1) コンテンツ配信運営形態(36)
2) コンテンツ配信ビジネスへの取り組みの現状と方向性(37)
3) 対応デバイス別コンテンツ配信への取り組み(38)
- 10. デジタルコンテンツ配信ビジネスの方向性(39)
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1) BtoC市場(39)
2) BtoB市場(40)
- 11. その他のネットビジネスとの連携(41)
- 12. 主要参入企業一覧(44)
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1) BtoC事業者(44)
2) BtoB事業者(47)
- 13. 調査対象企業一覧(51)
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1) BtoC事業者(51)
2) BtoB事業者(54)
- II. デジタルコンテンツ配信ビジネス関連事業者編
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- A:BtoC事業者
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1. アイキャスト(64)
2. air impress(68)
3. エー・アイ・アイ(72)
4. NECビッグローブ(76)
5. NTTコミュニケーションズ(BtoC)(80)
6. ガンホー・オンライン・エンターテイメント(84)
7. KDDI(88)
8. ショウタイム(92)
9. ソニーコミュニケーションネットワーク(96)
10. タイトー(100)
11. ニフティ(104)
12. 日本エンタープライズ(108)
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13. ネオ・インデックス(112)
14. パピレス(116)
15. パブリッシングリンク(120)
16. バンダイチャンネル(124)
17. ビー・ビー・ケーブル(128)
18. ぷららネットワークス(132)
19. ムーバイル(136)
20. ヤフー(140)
21. USEN(144)
22. リッスンジャパン(148)
23. レーベルゲート(152)
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- B:BtoB事業者
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1. アイ・ビー・イー(158)
2. アンリツネットワークス(162)
3. インターピア(166)
4. インデックス・ソリューションズ(170)
5. ウェブプロデュース(174)
6. NEC(178)
7. NECネクサソリューションズ(182)
8. NECメディアプロダクツ(186)
9. NTTコミュニケーションズ(BtoB)(190)
10. 沖電気工業(194)
11. クラビット(198)
12. Jストリーム(202)
13. ジュピターVOD(206)
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14. スカイウェイブ(210)
15. ダイキン工業(214)
16. 大日本印刷(218)
17. テルテン(222)
18. 東芝ソリューション(226)
19. 凸版印刷(230)
20. PFU(234)
21. 日立製作所(238)
22. 富士通(242)
23. ブロードバンドタワー(246)
24. プロデュース・オン・デマンド(250)
25. 三菱電機インフォメーションシステムズ(254)
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