◆マルチクライアント調査レポート:2010年11月09日発刊
ポリマーMEMSの開発事例と市場拡大シナリオ
−調査の背景− |
- MEMSデバイス市場は確実に拡大しており、更に新しい用途開拓も着実に進んでいる。成長を続けるMEMSデバイスを従来のSiからポリマー(高分子材料)へ置換えるポリマーMEMSの研究が米国で盛んに行われている。
- その理由は、(1) Siでは得られない材料特性をデバイスの機能や性能向上に活用できる、(2) 生体との適合性が良く、バイオ・医療分野へ応用しやすい、(3) 高分子材料を変えることで、多品種の対応が可能になる。又材料のハイブリッド化も期待できる、(4) 低コスト化、微細加工に適している、(5) Siデバイスとの併用も可能、といったものが考えられる。
- 日本のナノテクレベルは世界の中でも高い水準にあり、米国同様にポリマーMEMSの開発が想定される。
- 本調査企画ではMEMSデバイス市場でのSiからポリマーに変わることが予測されるものを抽出し、その際のポリマー種やそのメリット、課題点を把握し、さらに新規ポリマーMEMSによって新たに市場が形成することが期待されるMEMSデバイスを推測した。
- 国内MEMSデバイス関連企業及び高分子材料関連企業の取組み、及び海外動向を整理し、ポリマーMEMSデバイス市場創出の想定、その際のポリマー種を予測し、市場拡大のシナリオをレポート化した。
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−調査ポイント− |
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−目次− |
- A. 分析編(1)
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- 1. MEMS市場におけるポリマーMEMSの市場拡大シナリオ(2)
- 2. MEMS概要(3)
- 3. 調査対象範囲(6)
- 4. MEMS市場の変遷とポリマーMEMSの関係(7)
- 5. MEMS構成材料の分類と概要(10)
- 6. MEMSデバイスにおけるポリマー採用状況(12)
- 7. 主要構成材料のポリマー化動向(13)
- 8. ポリマーMEMS関連動向(14)
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1) ポリマーメーカーからのMEMSデバイストライアル動向(14)
2) PDMSを使用したポリマーMEMS事例(15)
3) ナノインプリント技術からみたポリマーMEMS(16)
- 9. MEMS業界構造(18)
- 10. 注目MEMS関連事業者事例(19)
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1) オムロン(19)
2) 大日本印刷(21)
3) 凸版印刷(23)
- 11. 注目ポリマーMEMS関連製品/技術動向(25)
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1) MEMS用レジスト(25)
2) ナノインプリント(27)
3) バイオ・医療関連MEMSデバイス(31)
4) アクチュエータのポリマー化動向(34)
- B. 集計編(36)
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1. 調査対象15デバイスメーカーにおけるポリマーMEMS取り組み状況(37)
2. 調査対象18材料メーカーにおけるポリマーMEMS取り組み状況(39)
3. ポリマーMEMS研究開発事例(41)
- C. ケーススタディ編(46)
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I. MEMSデバイスメーカー編(47)
1. Agilent Technologies(48)
2. Affymetrix(50)
3. STMicroelectronics(52)
4. オムロン(53)
5. クラレ(55)
6. コニカミノルタテクノロジーセンター(56)
7. 住友ベークライト(57)
8. ソニー(59)
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9. デンソー(61)
10. ノウルズ・エレクトロニクス・ジャパン(62)
11. 日立製作所(63)
12. マイクロ化学技研(64)
13. 三菱レイヨン(66)
14. 山武(68)
15. リコー光学(70)
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II. 材料メーカー編(71)
1. 旭硝子(72)
2. H.C.スタルク(75)
3. クレハ(76)
4. JSR(78)
5. 信越化学工業(81)
6. 新日鐵化学(85)
7. 住友化学(87)
8. ダイセル化学工業(88)
9. 帝人化成(90)
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10. 東京応化工業(91)
11. 東洋合成工業(93)
12. ナガセケムテックス(95)
13. 日本化薬(96)
14. 日本ゼオン(99)
15. 日立化成工業(101)
16. 日立化成デュポンマイクロシステムズ(102)
17. ポリプラスチックス(104)
18. 三菱ガス化学(106)
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