◆市場調査レポート:1999年07月15日発刊

’99 エレクトロニクスメーカーの環境対応実態総調査

エレクトロニクスメーカーの環境戦略と環境対応における新規材料の将来展望
−調査目的と背景−
  • 現在、企業を取り巻く様々な環境問題は経営上の重要課題であり、その取り組み姿勢が今後の事業の発展の鍵を握っているといっても過言ではない。

  • 特にエレクトロニクスメーカーの「環境対応」は急がれている。多くは、家電・電機製品の廃棄に伴う環境汚染が一端である。2001年から家電リサイクル法が実施され、家電・電機製品ではリサイクルしやすい設計に切り替わる方向である。それ以外にも鉛フリー、ハロゲンフリー、脱フロンと言ったエレクトロニクスメーカーが取り組むべき課題は多様である。鉛フリーでは、はんだのみならずセラミック共振デバイスなどの電子部品も対象とされている。

  • 更にプレス加工材料もバリ防止の鉛を含有しているため電機メーカーから指摘される時期も遠くない。絶縁材料としての有機材料ではV−0規格(難燃規格)を達成するために難燃剤を使用してきた。今ではハロゲン系難燃剤使用樹脂や塩ビは低温燃焼でダイオキシン発生の原因として指摘されている。それゆえ、電子・電気製品の安全性・信頼性を確保し、生産現場での有効性を示してきた鉛や難燃剤の代替品の開発が盛んである。同じく、使い勝手がよいフロン系洗浄剤は今後使用禁止となると同時に環境対応洗浄剤の開発が急務となっている。

  • 本調査ではエレクトロニクスメーカーのグリーン調達などの環境戦略を網羅し、「環境対応」の代替品採用における環境戦略・対策を明確にする。更に「環境対応」部材市場の将来展望について調査する。

−エレクトロニクス業界における環境対応構造図−


−調査のポイント−
  • この一冊で主要エレクトロニクスメーカーの環境対応情報を入手できます。

  • 今後の有望な環境対応部材の市場情報を入手できます。

−調査対象品目−

環境対応部材《エコマテリアル》
ノンハロゲン系難燃剤とその関連部材プリント配線板紙フェノール銅張積層板
コンポジット銅張積層板
ガラスエポキシ銅張積層板
フレキシブル銅張積層板
その他の銅張積層板
封止材トランスファーモールド封止材
液状封止材
筐体(ハロゲンフリー難燃剤含有筐体、難燃剤フリー筐体、マグネシウム合金製筐体)
その他の関連部材(機器電線など)
はんだ鉛フリーはんだ
鉛フリークリームはんだ(水溶性クリームはんだ、無洗浄・低残渣クリームはんだ)
はんだ代替接着剤
その他の鉛含有部品(コンデンサ−など)
フラックスVOCsフリーフラックス(水溶性フラックス、無洗浄・低残渣フラックス)
鉛フリーはんだ適応フラックス
洗浄剤水系洗浄剤中性洗浄剤
準水系洗浄剤各種洗浄剤
非水系洗浄剤アルコール系洗浄剤
フッ素系(HFE系)洗浄剤
炭化水素系洗浄剤
代替フロン系洗浄剤
その他溶剤、ガス 他


−調査対象企業−

1.家電・電機メーカー
1)民生機器メーカー
日本電気、富士通、日立製作所、三菱電機、東芝、松下電器産業、ソニー、シャープ、日本ビクター、アイワ、沖電気工業、三洋電機、パイオニア 他

2)産業機器メーカー
日立製作所、東芝、横河電機、オムロン、国際電気、日立メディコ、デンソー、大倉電気、アドバンテスト、安藤電気、新電元工業、古野電気、日興電機工業 他

2.部品メーカー
村田製作所、日本電気、トーキン、日本セラミック、TDK、日本航空電子、松下電子部品、東芝、三菱電機、日通工、ローム、アルプス電気、タムラ製作所、SMK、東光、ヒロセ電気、ホシデン、日立電線、住友重工、フジクラ、昭和電線電纜、日立化成工業、日東電工

3.マテリアルメーカー
1)難燃剤メーカー
2)プリント配線板(銅張積層板)メーカー
3)封止材メーカー
4)エンジニアリングプラスチックメーカー
5)はんだメーカー
6)フラックスメーカー
7)洗浄剤メーカー
8)溶剤、ガス、その他のメーカー

−調査項目−

I.エレクトロニクスメーカーの環境戦略
  1. 今、なぜ環境戦略か
  2. エコマテリアルの選択と方向性
  3. エコマテリアル選定におけるポイント
  4. エコマテリアルの価値基準とコスト
  5. エレクトロニクスメーカーベストセレクション(セットメーカー、部品メーカー、マテリアルメーカー)
      1)環境マネジメント組織
      2)エコマテリアル評価組織
      3)グリーン調達基準
      4)エコマテリアル開発動向
      5)難燃剤、鉛、洗浄剤における代替状況
      6)環境対策予算

II.エコマテリアルと今後の予測
  1. エコマテリアル市場分析
  2. 家電・電機製品におけるエコマテリアルの将来展望
  3. ハロゲンフリー難燃剤化、難燃剤フリー化における代替材料市場とユーザー動向
  4. 鉛フリー化における代替材料市場とユーザー動向
  5. 環境対応フラックス・洗浄剤、溶剤、ガス、その他の代替材料市場とユーザー動向

III.エコマテリアルの市場展開
  1. 製品概要
  2. 市場動向
  3. 市場規模推移と今後の予測
  4. メーカー別シェア
  5. 技術動向
  6. 価格動向
  7. 環境製品としての将来性
  8. 主要メーカーの製品一覧
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
’99 エレクトロニクスメーカーの環境対応実態総調査

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
1999年07月15日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
264ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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