◆市場調査レポート:2003年11月20日発刊

2004 ストレージ関連市場調査総覧

Non-PC、ネットワークストレージ需要の拡大をストレージデバイス技術の発展が支える
−調査の背景−
  • ストレージのアプリケーション・フィールドはPC;サーバーにローカルに繋がる域を出て、Non-PCといわれるAV機器、モバイル機器やネットワークストレージへと拡大し、ストレージ関連市場拡大の起爆剤となっている。

  • Non-PC分野ではDVDプレーヤーや家庭用ゲーム機などの普及により、DVDがいち早く大きな市場を確立させていた。一方、HDDではNon-PC市場が市場のけん引役となると言われ始めてから数年が経つが、ここにきてDVD+HDDレコーダやHDD内蔵ポータブルオーディオプレーヤ、HDD内蔵カーナビなどが100万台を突破するなどとこれからの成長期に向けて明るい兆しが見えてきている。

  • Non-PCでの最近の話題は開始を目前に控える地上デジタル放送である。デジタル化に伴う放送と通信の融合は、AVネットワークの再構築を加速し、家庭におけるストレージすなわちホームサーバなる新たな市場が登場すると言われている。このホームサーバは新たなハードではなくDVD+HDDレコーダ、ゲーム機、HDDレコーダ、PC、HDDテレビなどのハードに機能として組み込まれていく。

  • 本調査資料では次の2点に焦点をあてた。

    (1)  ストレージ製品の市場動向とNon-PC;ネットワークストレージ用途における今後の展開
    ・  光ディスク;HDD;データテープ;メモリーカードのドライブ;メディアをワールドワイドで調査した。
    ・  Non-PC;ネットワークストレージ用途におけるストレージ製品の将来像をアプリケーション;ネットワーク;コンテンツ;サービスの観点から分析し、市場動向;製品動向;技術動向を報告する。
     
    (2)  ストレージ関連キーデバイス;キーマテリアルの市場動向
    ・  光ディスク;HDD;データテープ;メモリーカードのドライブ;メディアに関連するキーデバイス;キーマテリアルの市場動向を予測し、次世代に向けた技術開発動向を調査した。

  • 本資料が関係各社の事業戦略立案にあたり、データベースとして活用されることを節に望むものである。

−調査目的−
  • 本調査ではストレージ全般をワールドワイド生産ベースに於ける市場として調査した。特にストレージドライブとそれに関連するメディア/デバイス/マテリアルにフォーカスした。PC分野、Non-PC分野、ネットワークストレージ分野に於けるストレージの将来像を予測し、それに関連する各デバイス市場動向及び技術動向を総括することを目的とした。

−調査対象−
1)ドライブ CD-ROM Drive、Combo Drive、記録型DVD、DVD Recorder、HDDなど 17製品
2)メディア CD-R、CD-RW、DVD±R/RW、DVD-RAM、HD、データテープなど 15品目
3)デバイス/マテリアル 光ピックアップ、半導体レーザ、ハードディスクサブストレートなど 22品目

−備考−
為替レート

本調査資料では下記のレートを採用している。

年度 2001 2002 2003年
以降
円/USドル 121.20 120.95 116.00
略語

単語 意味
H/H Half heightの略。1/2ハイト。
約1.6in(4.1cm)
Slim Slim Driveの略。
DTPC デスクトップPC
NBPC ノートPC

−目次−
()内は掲載ページ
総括編(1)

I. ストレージ関連市場概況(3)
1. ストレージとは(3)

2. ストレージデバイスのアプリケーション動向(4)

3. ストレージ関連市場急成長の背景(5)
1)データコンテンツ量の激増(5)
2)激増しているデータ/コンテンツの種類(5)

4. ストレージ関連業界の市場概況(7)

II. ネットワークストレージ分野(8)
1. ネットワークストレージのシステム別動向(8)
1)DAS(8)
2)SAN(9)
3)IP-SAN(11)
4)NAS(12)

2. 次世代ネットワークストレージに向けた技術動向(14)

3. ストレージバーチャリゼーション(15)
1)ストレージバーチャリゼーションの技術動向(15)
2)ストレージバーチャリゼーションの構造(15)

4. ストレージサービスプロバイダー現状(16)
1)サービスプロバイダーが提供するサービス(16)
2)SSPのストレージ配置形態(16)

III. アプリケーション動向(17)
1. PC(17)

2. DSC(19)

3. ビデオカメラ(21)

4. AVレコーダ(23)

5. 家庭用テレビゲーム機(26)

6. ポータブルオーディオプレーヤー(MP3等)(28)

7. 携帯電話(30)

IV. ドライブ市場の将来予測(32)
1. 記録型DVDの現状と将来予測(32)
1)記録型DVDアライアンスマップ(32)
2)DVDの規格と主な特性(32)

2. 記録型DVDドライブフォーマット別将来予測(33)
1)PC(33)
2)Non-PC(34)

3. 記録型DVDの高倍速化競争(35)

4. 記録密度向上に対する取り組み(36)

5. 次世代ディスク開発動向(37)
1)Blu-ray(37)
2)HD DVD(AOD)(38)

6. HDDの将来動向(39)
1)用途別市場規模推移(39)
2)プラットフォーム別HDDサイズの推移予測(40)
3)HDD容量の推移予測(41)
4)HDDの将来動向(41)

7. データテープドライブの将来動向(42)

V. ストレージ及びその周辺技術ロードマップ(43)
1. 光ディスクドライブ(43)
1)ロードマップ(43)
2)光ピックアップ関連部品動向(45)
3)光ディスクメディア動向(46)

2. HDD(47)
1)ロードマップ(47)
2)ロードマップ解説(49)

企業編(51)

A. Samsung El.(53)

B. Seagate Technology(55)

C. 富士通(57)

D. 日立グローバルストレージテクノロジーズ(59)

E. Philips(61)

F. パイオニア(63)

G. 日立LGデータストレージ(HLDS)(65)

H. 松下グループ(67)

I. 東芝(71)

J. ソニー(74)

集計編(77)

I. ストレージ関連市場の将来予測(79)
1. ドライブ(79)

2. メディア(81)

3. 光ディスク関連デバイス/マテリアル(83)

4. HDD及びその他ストレージ関連デバイス/マテリアル(85)

II. 市場規模/メーカーシェア編(86)
1. ドライブ(86)
1)光ディスクドライブ(86)
   (1) PC(86)
   (2) Non-PC(88)
2)HDD及びその他ドライブ(90)

2. メディア(92)

3. デバイス/材料(95)
1)光ディスク関連(95)
2)HDD/その他(98)

個票編(101)

A. ドライブ
光ディスクドライブ/PC
A−1 CD-ROM Drive(103)
A−2 CD-R/RW Drive(106)
A−3 Combo Drive(109)
A−4 DVD-ROM Drive(112)
A−5 記録型DVD/Total(114)
   A−5−1 DVD-R/RW Drive(116)
   A−5−2 DVD+R/RW Drive(118)
   A−5−3 DVD-R/RAM Drive(121)
   A−5−4 DVD±R/RW Drive(Dual Drive)(124)
   A−5−5 DVD-R/RW/RAM Drive(Multi Drive)(127)
   A−5−6 DVD±R/RW/RAM Drive(Super Multi Drive)(129)

光ディスクドライブ/AV
A−6 CD Player(132)
A−7 DVD Player(135)
A−8 DVD Recorder/Total(139)
   A−8−1 DVD-R/RW Recorder(141)
   A−8−2 DVD+R/RW Recorder(144)
   A−8−3 DVD±R/RW Recorder(147)
   A−8−4 DVD-R/RAM Recorder(150)
   A−8−5 DVD-R/RW/RAM Recorder(153)
A−9 次世代光ディスクドライブ(156)

光磁気ディスクドライブ
A−10 MDプレーヤー(159)
A−11 MOドライブ(162)

ハードディスクドライブ
A−12 HDD/Total(165)
   A−12−1 HDD(3.5"SCSI/FC)(169)
   A−12−2 HDD(3.5"IDE)(172)
   A−12−3 HDD(2.5")(176)
   A−12−4 HDD(1.8"以下)(179)

データテープドライブ
A−13 データテープドライブ(182)

B. メディア
光ディスク
B−1 CD-DA(189)
B−2 CD-ROM(190)
B−3 CD-R(191)
B−4 CD-RW(194)
B−5 DVD-ROM/-Video(196)
B−6 DVD±R(198)
B−7 DVD±RW(201)
B−8 DVD-RAM(204)
B−9 次世代光ディスク(207)

光磁気ディスク
B−10 MO(3.5in;5.25in)(210)
B−11 MD(MD;MD DATA2)(213)

ハードディスク
B−12 ハードディスクメディア/Total(216)
B−13 ハードディスクメディア(アルミディスク)(220)
B−14 ハードディスクメディア(ガラスディスク)(223)

フラッシュメモリカード
B−15 Memory card(226)

データテープ
B−16 ブランクテープ(229)

C. デバイス/材料
光ディスク
C−1 光ディスク基板材料(237)
C−2 有機色素(239)
C−3 光ディスクコーティング材(241)
C−4 光ピックアップ(243)
C−5 ホログラムユニット(246)
C−6 半導体レーザー(248)
C−7 光ピックアップ用レンズ(255)
C−8 光ピックアップ用微小光学部品(259)
C−9 スピンドルモーター(264)
C−10 フロントエンドLSI(267)
C−11 バックエンドLSI(270)
C−12 フレキシブルプリント基板(273)

ハードディスク関連
C−13 ハードディスクサブストレート(275)
C−14 ハードディスクブランクス(279)
C−15 HDD用磁気ヘッド(282)
C−16 サスペンション(285)
C−17 HDD用スピンドルモーター(289)
C−18 VCM(292)
C−19 フレキシブルプリント基板(HDD)(295)

フラッシュメモリカード関連
C−20 フラッシュメモリ(297)

データテープ関連
C−21 ベーステープ(301)
C−22 磁性材(304)
()内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2004 ストレージ関連市場調査総覧

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
2003年11月20日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
306ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

お申し込み方法
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