■このレポートには以下の最新版があります2012 ストレージ関連市場総調査 (刊行:2012年02月07日)■関連したテーマを持つレポートがあります2024 イメージング&センシング関連市場総調査 (刊行:2024年09月30日)デジタルサイネージ市場総調査 2023 (刊行:2023年07月10日)
近年のインターネット技術の進展などにより蓄積するデータ容量が急速に増加している。このデータ管理を効率的に行いデータ運用コストを削減することが、システムを成功させるキーワードとなっている。ストレージ容量の急速な増大と運用管理負担の増大を背景に、新たなハードウェア、ソフトウェア製品のビジネスチャンスが創出されている。
2003年に日本国内を中心に急拡大を遂げたDVDレコーダは2004年に入りその裾野を世界へと拡大しようとしている。2003年の実績では日本国内需要が50%を占めていたが、2004年以降はハード価格の下落を背景に北米、欧州、アジア地域での成長が続くと見ている。
今後は高画質映像をデジタルのまま扱うことに対するニーズが、さらに高まると予想されている。次世代をにらみ、現在開発が進められている次世代Blu-ray/HD DVDは2005年の本格量産に向けた開発が急ピッチで進められている。
HDD音楽プレーヤ市場は2001年にApple社より1.8" HDDを搭載した「iPod」が発売されて以来参入メーカーが増加し、2003年はワールドワイドで約200万台の市場規模まで拡大している。今後、小型HDDを搭載したポータブルオーディオプレーヤ/AVプレーヤ、デジタルカメラ、ハンドヘルドPC需要が急速に拡大する可能性がある。また“携帯電話に小型HDDを搭載する”という意見もあり、今後のHDD市場を占う意味でも大きな注目を浴びている。
本調査資料では次の2点に焦点をあてた。
本資料が関係各社の事業戦略立案にあたり、データベースとして活用されることを切に望むものである。
本調査ではストレージドライブとそれに関連するメディア/デバイス/マテリアルにフォーカスし、ワールドワイド生産ベースに於ける市場として調査した。また、PC分野、Non-PC分野、ネットワークストレージ分野に於けるストレージの将来像を予測し、それに関連する各デバイス市場動向及び技術動向を総括することを目的とした。