◆マルチクライアント調査レポート:2009年07月31日発刊

プリンタブルマテリアルの研究開発・市場性に関する調査

太陽電池・半導体・有機EL・LCDで期待される次世代プリンタブルマテリアルの可能性!
−調査の背景−
  • プリンタブルマテリアルとは、蒸着法やスパッタ、エッチングなど生産性の低いプロセスを必要とせず、印刷やウェットプロセスなどの製造方法が可能な材料であり、容易にかつ自由に成膜や配線を可能にする次世代材料である。
  • Roll to Roll(ロールツーロール方式)や印刷法による製造方法が可能なプリンタブルマテリアルは、次世代アプリケーションの生産性を飛躍的に向上させるばかりか、デバイスに“フレキシブル性”という付加価値をも付与する可能性がある。
  • しかしながら、そのような材料の多くは研究開発が中心であり、現状の材料を代替するには至っていない。その要因は、材料自体の性能の低さに加え、各種製造技術などにも及ぶ。また、全ての材料をプリンタブルマテリアルへと置き換えることは難しく将来的には棲み分けが進むとみられるが、その境界線は不明瞭といえる。
  • 本調査企画では、太陽電池、有機EL、電極材料、回路材料、半導体材料を中心に、プリンタブルマテリアルの開発動向の他、実用化における課題・ハードル、市場環境についてまとめ、ロードマップを明らかにすることを目的とした。
−調査目的−
 −現状− −次世代−
太陽電池シリコン、他 →
生産性向上、フレキシブル
可能な、プリンタブルマテリアル!
色素増感型太陽電池
有機EL低分子(蒸着)高分子、低分子
各種電極各種金属(ITO他)導電性高分子、他
各種回路各種金属(Al、Cu他)導電性ナノペースト
半導体材料シリコン、他有機半導体
  • 次世代プリンタブルマテリアルの課題は?
  • 既存の材料をどこまで代替が可能か?
  • 現状の開発状況と、市場拡大への課題は何か?
  • 本格的な市場の立ち上がりはいつ頃か?
  • 各社の事業戦略と位置付けは?
−目次−
I. 分析編(1)
1. プリンタブルマテリアル概要(2)
1) プリンタブルマテリアルとは(2)
2) プリンタブルマテリアルの分類(3)
3) プリンタブルマテリアルとアプリケーション(4)
4) プリンタブルマテリアルのプロセスメリット(5)
2. 次世代プリンタブルマテリアル市場の展望(6)
1) 次世代プリンタブルマテリアルロードマップ(6)
2) 各材料のロードマップ(7)
3. 材料物性とプリンタブルエレクトロニクス市場(8)
1) アプリケーションの立ち上がり時期(8)
2) 材料別物性ロードマップ(9)
4. 材料メーカーのモジュール化動向(10)
5. 印刷装置メーカーと印刷方法別特性(12)
6. 海外(ドイツ)の開発状況(13)
7. 課題(14)
8. 先端プリンタブルマテリアル動向一覧(15)
9. 企業別プリンタブルマテリアル一覧(18)
10. 主要トピックス(17)
II. 材料・用途別市場編(20)
材料ケーススタディ(20)
1. 半導体材料(OPV・TFT)(21)
2. 導電性インク・ペースト(28)
3. 導電性高分子(32)
4. 絶縁材料(36)
5. 基材・加工フィルム(41)
共通調査項目〜材料ケーススタディ
製品概要、参入企業、ロードマップ、用途動向、価格動向、物性、印刷技術、基材に対する要求、今後の方向性
用途ケーススタディ(46)
1. 有機EL(47)
2. 電子ペーパー(53)
3. 有機薄膜太陽電池(OPV)(57)
4. 色素増感太陽電池(62)
共通調査項目〜用途ケーススタディ
製品概要、参入企業、ロードマップ、用途動向、価格動向、採用材料、印刷技術、今後の方向性
III. ケーススタディ編(67)
材料メーカー(68)
1. 旭化成(69)
2. 東レ(73)
3. メルク(76)
4. エイチ・シー・スタルク(80)
5. 三菱化学(84)
6. JSR(89)
7. 住友化学(92)
8. DuPont(96)
9. 綜研化学(97)
10. DOWAエレクトロニクス(100)
11. DIC(103)
12. ノリタケカンパニーリミテド(105)
13. ハリマ化成(108)
14. 藤倉化成(111)
15. 三菱製紙(114)
16. Samsung Ele.(117)
17. 日立化成工業(119)
18. チッソ(122)
19. 京セラケミカル(126)
20. 太陽インキ製造(127)
21. 旭硝子(130)
共通調査項目
会社概要、事業概要、事業化イメージ、プリンタブルマテリアルの現状と課題点、関連技術・周辺材料、今後の方向性
フィルムメーカー(131)
1. 富士フイルム(132)
2. 東レ(136)
3. 帝人デュポンフィルム(139)
4. 藤森工業(142)
5. 三菱樹脂(146)
6. SABIC(149)
7. 三菱ガス化学(152)
8. 新日鐵化学(156)
9. グンゼ(160)
10. 東ソー(163)
共通調査項目
会社概要、事業概要、プリンタブルマテリアルへの対応と用途展開、今後の方向性
パネル・モジュールメーカー(164)
1. コニカミノルタテクノロジーセンター(165)
2. セイコーエプソン(168)
3. 東芝モバイルディスプレイ(172)
4. 凸版印刷(174)
5. 大日本印刷(177)
6. ペクセル・テクノロジーズ(179)
7. フジクラ(183)
8. ブリヂストン(186)
共通調査項目
会社概要、事業概要、事業化イメージ、プリンタブルマテリアルニーズ、印刷技術、今後の方向性
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
プリンタブルマテリアルの研究開発・市場性に関する調査

頒価
550,000円(税抜 500,000円)

発刊日
2009年07月31日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
188ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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