- ■このレポートには以下の最新版があります
- 2013 情報機器グローバルマーケット(下巻) (刊行:2013年01月18日)
- ■この資料は複数巻構成となっております
- 情報機器グローバルマーケット 2011(上巻)(刊行:2010年10月29日)
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- 2024 コミュニケーション関連マーケティング調査総覧 (刊行:2024年10月10日)
−調査の背景− |
- 2010年11月24日に発表されたアイルランドの財政再建計画は、債務危機への対応と国際支援の確保に向けた計画となったが、その計画内容に対して楽観的との指摘が挙がると共に、欧州圏において次の財政支援を受けそうな国家が取り沙汰されるなど、世界経済は未だ混沌としている。
- 日本に目を転じても、様々な政府施策や公的支援によって、一時的な消費回復は進んでいるものの、継続的な消費活性化につながるかという点においては疑問視する声も多々あり、2011年以降についても厳しい市場環境が継続するといった見方が多い。
- 情報機器市場においては、例えばスマートフォンなどの次世代プラットフォーム端末が、新たなアプリケーションの開拓や拡充を進めることで、今後の市場拡大が期待できると共に、関連するソリューションビジネスの拡大にも結び付くといった相乗効果への更なる期待が寄せられている。
- 既に成熟した製品市場は、より複合的な機能やサービスを取り込んだビジネスモデルを模索し、新たな切り口で市場投入されている製品は、ユーザーにもたらす環境変化を明示することで、市場確立を促進することとなる。また、特にグローバルマーケットにおいては、コストパフォーマンスを含めた高い製品力やサービス力が求められるのはいうまでもないだろう。
- 当調査資料は、ビジネスのグローバル化が進む情報機器分野において、上巻でコンピュータ/ネットワーク/産業・医療機器市場、下巻で映像・音響・入出力などのコンピュータ周辺機器/PCパーツ/モバイル関連市場を収録している。2011年版からはタイトルを「情報機器グローバルマーケット」と変更し、グローバルの動向をより詳細に捉えることを目的としている。
- 日本市場及び世界市場のマーケットサイズ、各主要ベンダのマーケティング戦略、主要製品の生産拠点などのデータを網羅しており、日本のみならず、グローバルに展開する当該市場参入企業に対して、有益なデータを提供するデータブックとして制作したものである。
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−調査目的− |
- 金融危機以降続く世界不況の影響は大きく、2008年に市場を縮小させた製品が数多く見られた。2009年に入り景気が底を打ったとの推測もあったが、先進国では依然として厳しい状況が伺える。但し、中国を始めとする新興国の中には既に経済成長へと再び市場が活性化し始めた国も見られる。今後日系メーカー各社においては、これまで以上に世界へ軸足を移した取組みが求められる。
- 2011年版の当調査資料は、調査対象品目を上・下巻に分けて世界市場、国内市場のマーケットボリューム、マーケットシェアの精査を継続して行っている。また、アジア商圏における有望国、エリア別のシェア等を調査することで、海外展開における参考情報の提供を目的に調査を行った。
- 当調査資料は、情報機器市場の盛衰とともに30年以上共に歩んできた総合データ分析レポートとして、市場参入各社にとって有益な基礎情報として活用されることを切に望むものである。
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−調査対象製品− |
1. 映像/音響関連 | 11品目 |
2. ポインティングデバイス関連 | 4品目 |
3. 入出力機器関連 | 12品目 |
4. パーソナル支援関連 | 3品目 |
5. PCパーツ関連 | 9品目 |
6. モバイル関連 | 4品目 |
合計 | 43品目 |
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−情報機器グローバルマーケット 2011(下巻)の内容− |
- ■調査内容/調査項目
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- 1. 対象製品定義
- 2. 市場展望
- 3. 主要参入メーカーのマーケティング戦略
- 4. 世界市場動向
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1) エリア別市場規模推移(数量/金額 2009年:実績 2010年:見込 2011〜2013・2015・2020年:予測)
※日本/中国/その他アジア(オセアニア含む)/北米/中南米/欧州/その他(中近東、アフリカなど)に分類
※前年比:2015年は対2013年比、2020年は対2015年比とした
2) アジア商圏における市場動向
- 5. 国内市場規模(数量/金額 2009年:実績 2010年:見込 2011〜2013・2015・2020年:予測)
- ※前年比:2015年は対2013年比、2020年は対2015年比とした
- 6. メーカー別市場占有率(数量/金額 2009年:実績 2010年:見込)
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※国内/世界市場/エリア別
※エリア別シェアの「アジア」には、「日本」「中国」「その他アジア」が含まれる
- 7. 主要参入メーカー/機種一覧
注:外資系メーカーおよび一部国内企業については略称表記とした。具体的には日本アイ・ビー・エムは日本IBM、日本ヒューレット・パッカードは日本HP、日本電気はNECとした。
- ■この調査資料の活用方法
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1. 今後の情報機器事業の拡大戦略と競合先企業の攻略
2. 新製品の開発/計画のためのプランニング策定
3. ソフトウエア開発におけるプラットフォーム選定の際の参考資料
4. システムインテグレーション事業におけるハードウエア選択の際の参考資料
5. 情報機器メーカーへの部品供給、ソフトウエア開発等、今後の情報機器事業戦略を推進する上でのパートナー選定のための参考資料
6. 販売促進、広告宣伝時におけるシェアデータの掲載
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−目次− |
- I. 総括編
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1. 情報機器市場の展望(3)
2. 世界エリア別マップ(7)
3. カテゴリ別製品市場分析(9)
4. アジア商圏における市場動向(21)
5. 製品別メーカー別生産拠点一覧(22)
6. 製品別市場規模推移(25)
7. 製品別メーカー別市場占有率(45)
8. 地域別製品平均成長率ランキング(59)
9. 製品別主要参入企業一覧(67)
- II. 個別製品市場編
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■映像/音響市場
(1)液晶モニタ(88)
(2)ビジネスプロジェクタ(93)
(3)業務用FPD(98)
(4)コピーボード(103)
(5)電子情報ボード(107)
(6)資料提示装置(116)
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(7)ICレコーダ(120)
(8)アクティブスピーカー(124)
(9)ヘッドセット(128)
(10)PCカメラ(132)
(11)D/Aコンバータ(136)
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■ポインティングデバイス市場
(12)マウス(142)
(13)キーボード(148)
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(14)タブレット(153)
(15)デジタルペン(158)
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■入出力機器市場
(16)電子写真方式プリンタ(164)
(17)電子写真方式複合機(172)
(18)ドットマトリックス方式プリンタ(178)
(19)インクジェットプリンタ(182)
(20)インクジェット複合機(188)
(21)フォトプリンタ(194)
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(22)デジタル複写・複合機(199)
(23)デジタル印刷機(204)
(24)イメージスキャナ(208)
(25)OCR専用機(214)
(26)オンデマンドプリンティングシステム(219)
(27)産業用マーキング装置(223)
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■パーソナル支援機器市場
(28)電子辞書(228)
(29)電子メモ(232)
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(30)カーナビゲーションシステム/PND(235)
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■モバイル機器市場
(31)携帯電話(244)
(32)PHS(248)
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(33)スマートフォン(252)
(34)電子ペーパー端末(256)
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■PCパーツ市場
(35)CPU(262)
(36)メモリ(266)
(37)マザーボード(271)
(38)グラフィックボード(275)
(39)サウンドカード(279)
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(40)電源ユニット(283)
(41)インターフェイスカード(287)
(42)CPUクーラー(290)
(43)ベアボーンパソコン(294)
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