◆市場調査レポート:2015年07月06日発刊

2015年版 機能性塗料市場・グローバル展開と将来展望

機能付与/環境対応など付加価値提案が進む塗料・コーティング市場を徹底分析
−調査の背景−
  • 塗料は被塗物の保護や美装、高機能/性能化を目的に表面に塗布する材料である。近年ではさまざまな機能/性能を付与することができる機能性塗料が投入され、被塗物に高い付加価値をもたらすなど、塗料・コーティング市場は機能性塗料を中心に市場が展開されている。
  • 被塗物には製品特徴や使用環境によってさまざまな機能/性能ニーズがあり、それらに対応した付加機能/性能として熱的機能、光的機能、電気的機能、物理・化学的機能などの特長を持った塗料が製品化されている。市場ではこれら付加機能/性能が差別化ポイントとなっており、参入各社で材料開発が進められている。
  • さらに機能付与と同時に、世界的な環境負荷軽減へのニーズの高まりから、塗料市場においてもより環境負荷の小さい環境対応製品が実績を伸ばしている。
  • 塗料市場の多くを占める建築用塗料では、VOCレスへの動きが進み、国内外で水系塗料が主流となっている。工業用塗料では希釈材が不要な粉体塗料が大きく実績を伸ばしており、市場全体の4割弱を占めるまでに成長している。
  • 今後も自動車用塗料や工業用塗料、建築用塗料など多くの塗料市場において、機能付与と環境対応の両面から機能性塗料へのニーズは一層高まっていく見通しである。
  • 本調査レポートでは、用途別に18品目、機能性塗料として23品目、塗料用樹脂として6品目、合計47品目を取り上げた。品目別に市場規模や用途展開状況、塗膜構成材料、海外動向、環境対応への取り組みなどについて取りまとめた。
  • 用途別18品目において塗料市場全体像を把握するとともに、展開される機能性塗料や採用される材料から、それぞれの市場において求められる付加機能/性能や環境対応について分析した。さらに注目される機能性塗料23品目については、製品ごとに市場規模やメーカーシェア、参入企業動向などの詳細な調査を行った。
  • 本調査レポートが、関連企業の経営、研究、製造、販売など、マーケティング活動全般において、ご活用いただけるものと確信している。
−調査目的−
  • 本調査レポートは、被塗物の保護や着色、高機能化を目的として表面に塗装する塗料についての市場をまとめた。その中でも、用途別および機能性ごとに市場を整理し、塗料向けに用いられる原材料樹脂についても取り上げた。品目ごとに需要規模、用途展開動向、海外動向、塗膜構成材料、高機能化材料、環境対応への取り組みなどを把握し、今後の方向性を明確化することを目的とした。
−調査対象−
調査対象対象品目
用途別塗料(18品目)A. 建築用塗料外装用塗料、内装用塗料、床用塗料、屋根用塗料
B. 構造物用塗料土木構造物用塗料、鋼管・パイプ用塗料
C. 工業用塗料金属製品用塗料、プラスチック用塗料、PCM用塗料
D. 自動車用塗料化成処理剤、下塗り用塗料、中上塗り用塗料、補修用塗料
E. 船舶・航空宇宙用塗料船舶用塗料、航空機用塗料、宇宙機用塗料
F. 道路用塗料路面標示用塗料、カラー舗装用塗料
機能性塗料(23品目)G. 環境対応塗料粉体塗料、光触媒塗料・コーティング剤、親水性コーティング剤、天然素材系塗料
H. 熱的機能塗料遮熱塗料、遮熱ガラスコーティング剤、耐熱塗料、耐火塗料
I. 光的機能塗料蓄光塗料、蛍光塗料、偏光性塗料、UV硬化塗料
J. 電気的機能塗料帯電防止塗料、電波吸収塗料
K. 物理・化学的機能塗料重防食塗料、超厚膜塗料、水中硬化型塗料、船底防汚塗料、高耐候性塗料、結露防止塗料、着雪氷防止・超撥水性塗料、ウレタン防水塗料、自己修復塗料
塗料用樹脂(6品目)L. 塗料用樹脂アルキド樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、HDI、エポキシ樹脂、フッ素樹脂
−調査項目−
用途別塗料市場
1. 製品概要
2. 主要参入企業一覧
3. 市場動向(2011年〜2018年予測)
4. グローバル動向
5. 価格動向
6. メーカーシェア(2014年)
7. 採用素材動向
8. 今後の方向性
機能性塗料市場
1. 製品概要
2. 主要参入企業一覧
3. 市場動向(2011年〜2018年予測)
4. 価格動向
5. メーカーシェア(2014年)
6. 用途動向
7. 高機能化動向
8. 採用素材動向
9. 製品化・開発動向/トピックス
10. 今後の方向性
塗料用樹脂市場
1. 製品概要
2. 主要参入企業一覧
3. 市場動向(2011年〜2018年予測)
4. グローバル動向
5. 価格動向
6. メーカーシェア(2014年)
7. 用途動向
8. 競合・すみ分け状況
9. 技術・研究開発動向
10. 今後の方向性
−目次−
I. 総合分析編(1)
1. 市場概要(3)
1) 塗料市場全体像(3)
2) 用途別市場トレンド(4)
3) 市場における機能性塗料の位置付け(6)
4) 成長率ランキング(7)
2. 用途別市場動向(9)
1) 建築用塗料(9)
2) 構造物用塗料(12)
3) 工業用塗料(15)
4) 自動車用塗料(17)
5) 船舶・航空宇宙用塗料(20)
6) 道路用塗料(23)
3. 機能分野別市場動向(25)
1) 市場全体における機能(25)
2) 環境対応塗料(26)
3) 熱的機能塗料(28)
4) 光的機能塗料(30)
5) 電気的機能塗料(31)
6) 物理・化学的機能塗料(32)
4. 採用素材動向(34)
1) 採用素材ウェイト(2014年)(34)
2) 採用素材一覧(2014年)(36)
3) 樹脂動向(38)
4) 希釈剤動向(39)
5) 添加剤・高機能化材料動向(40)
5. 海外市場動向(41)
1) エリア別販売ウェイト(2014年)(41)
2) エリア別市場動向(43)
3) 用途別市場動向(44)
4) エリア別基礎データ(46)
6. 主要塗料メーカー動向(48)
1) 関西ペイント(株)(48)
2) 日本ペイントホールディングス(株)(50)
3) 中国塗料(株)(52)
4) AkzoNobel(54)
5) PPG Industries(56)
6) Sherwin-Williams(58)
7) Asian Paints(59)
II. 集計編(61)
1. 主要参入企業一覧(63)
2. 市場規模推移および予測(2011年〜2018年予測)(70)
3. 品目別メーカーシェア(2014年)(80)
4. 品目別価格一覧(84)
III. 用途別塗料市場編(85)
A. 建築用塗料(87)
A1. 外装用塗料(87)
A2. 内装用塗料(94)
A3. 床用塗料(99)
A4. 屋根用塗料(104)
B. 構造物用塗料(108)
B1. 土木構造物用塗料(108)
B2. 鋼管・パイプ用塗料(113)
C. 工業用塗料(117)
C1. 金属製品用塗料(117)
C2. プラスチック用塗料(121)
C3. PCM用塗料(127)
D. 自動車用塗料(132)
D1. 化成処理剤(132)
D2. 下塗り用塗料(137)
D3. 中上塗り用塗料(143)
D4. 補修用塗料(149)
E. 船舶・航空宇宙用塗料(155)
E1. 船舶用塗料(155)
E2. 航空機用塗料(162)
E3. 宇宙機用塗料(168)
F. 道路用塗料(170)
F1. 路面標示用塗料(170)
F2. カラー舗装用塗料(176)
IV. 機能性塗料市場編(181)
G. 環境対応塗料(183)
G1. 粉体塗料(183)
G2. 光触媒塗料・コーティング剤(189)
G3. 親水性コーティング剤(193)
G4. 天然素材系塗料(195)
H. 熱的機能塗料(198)
H1. 遮熱塗料(198)
H2. 遮熱ガラスコーティング剤(203)
H3. 耐熱塗料(207)
H4. 耐火塗料(212)
I. 光的機能塗料(217)
I1. 蓄光塗料(217)
I2. 蛍光塗料(221)
I3. 偏光性塗料(225)
I4. UV硬化塗料(226)
J. 電気的機能塗料(230)
J1. 帯電防止塗料(230)
J2. 電波吸収塗料(234)
K. 物理・化学的機能塗料(237)
K1. 重防食塗料(237)
K2. 超厚膜塗料(242)
K3. 水中硬化型塗料(247)
K4. 船底防汚塗料(251)
K5. 高耐候性塗料(256)
K6. 結露防止塗料(261)
K7. 着雪氷防止・超撥水性塗料(264)
K8. ウレタン防水塗料(269)
K9. 自己修復塗料(274)
V. 塗料用樹脂市場編(279)
L. 塗料用樹脂(281)
L1. アルキド樹脂(281)
L2. ポリエステル樹脂(285)
L3. アクリル樹脂(290)
L4. HDI(294)
L5. エポキシ樹脂(298)
L6. フッ素樹脂(302)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2015年版 機能性塗料市場・グローバル展開と将来展望

頒価
165,000円(税抜 150,000円)

発刊日
2015年07月06日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
306ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

ISBNコード
ISBN978-4-89443-743-2

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