◆市場調査レポート:2016年07月05日発刊

2016 コネクター関連市場の現状と将来展望

自動車、交通インフラ、医療、ロボティクスなど有望市場が目白押しとなっているコネクター市場の今後の有望用途、ターゲット市場、主要メーカー戦略を明確化する
(2015 コネクター関連市場の現状と将来展望から改題)
−はじめに−
  • コネクターは、電子回路の接続部の分離、再接続を可能とする製品であり、幅広い用途へ展開されている。本調査資料では大分類で民生機器用、自動車用、産業機器・インフラ用に分け、多種多様なコネクター製品の有望用途を調査分析した。
  • 2015年のコネクター市場で最も注目を集めたのは自動車用であった。大手コネクターメーカーが自動車向けへ投資を集中させている。自動車市場自体は横ばい推移が予測されるが、車載電装化の進展に伴い、1台当たりのコネクター搭載員数は増加する見通しである。また自動車周辺では、水素ステーション、充電スタンド用途で2桁%以上の高い成長率が予測されており、従来の自動車用コネクターメーカー以外のメーカーからも製品が投入されている。
  • 民生機器向けのコネクターは、セット機器市場の落ち込みやローエンド機種の比率の増加で、今後の成長があまり期待できないものの、新規規格のデータインターフェースコネクターであるUSB Type-C市場が2016年から大きく需要を拡大していく見込みである。
  • 産業機器・インフラ用では、ロボットの導入が、製造業で人件費削減、低コスト化、生産性向上の観点から導入が続いており、装置台数の増加が期待される。コネクターのロット数は少ないが、防水、耐腐食性、耐熱性などの特殊な性能を要求されることから、単価の高いカスタム品の比率が高い。
  • 光コネクターのメイン市場である光通信向けは、基幹系、メトロ、アクセスともに停滞感が強く、将来的な事業展開に対しても変革が求められる時期に差し掛かりつつある。そのことからも、光通信分野で培ったさまざまな技術を多方面へ展開する動きが加速している。
  • 「2016 コネクター関連市場の現状と将来展望」は、民生機器用、自動車用、産業機器・インフラ用などに搭載されるコネクターとその構成部材市場を分析することにより、コネクター関連市場の将来展望を明確化することを目的とした。
  • 本調査資料が、関係企業各位で今後の事業戦略の立案と展開されるにあたり、広くご活用いただければ幸いである。
−調査目的−
  • 本調査資料では、モバイル機器、通信、データセンター、車載電装、工作機械、交通、エネルギーなどといった幅広い用途で使用されるコネクターに関して、アプリケーションの動向、技術動向などの市場情報を提供することを目的とした。
−調査対象−
調査対象品目
注目業界/用途分析
1. データセンター
2. 通信インフラ・無線基地局
3. スマートエネルギー
4. 自動運転・自動走行システム
5. IoT・ビッグデータ
6. 4K8K
汎用コネクター
1. 狭ピッチB-Bコネクター
2. FPCコネクター
3. 細線同軸コネクター
4. 丸型コネクター
5. 丸型防水コネクター
6. インターフェース用コネクター(HDMI)
7. インターフェース用コネクター(USB)
8. SASコネクター
9. SATAコネクター
10. 高周波同軸コネクター
11. カード用コネクター
12. 光コネクター
専用コネクター
特定用途向け
1. 水素充てん用プラグ・カップリング・レセプタクル
2. 電気自動車用充電コネクター(急速)
3. PVコネクター
4. 自動車用コネクター
5. 鉄道用コネクター
コネクター関連材料
1. コネクター基材
2. コネクター端子材料
3. 光フェルール
コネクター関連製品
1. ワイヤハーネス
2. 通信用ケーブル
3. アクティブ光ケーブル(AOC)
コネクターアプリケーション
1. スマートフォン
2. TV
3. ノートPC
4. デジタルカメラ
5. カーエレクトロニクス
6. 産業機械
7. 医療機器
8. ロボット
9. アミューズメント機器
調査対象企業
主要コネクターメーカー
1. SMK
2. ケル
3. 第一精工
4. 日本航空電子工業
5. ヒロセ電機
6. ホシデン
7. 本多通信工業
8. 山一電機
9. Amphenol
10. LEMO
−調査項目−
注目業界/用途分析
1. 市場・業界概要
2. 現状のコネクター製品利用実態
3. 市場規模推移・予測(2014年実績〜2020年予測)
4. 注目活用・導入事例
5. コネクター関連製品に対する要求事項
6. コネクター技術動向
汎用コネクター
1. 製品概要・定義
2. 市場規模推移・予測(2014年実績〜2020年予測)
3. 主要メーカー一覧
4. タイプ別市場規模推移・予測(2014年実績〜2020年予測)
5. 用途動向
6. メーカーシェア(2015年実績・2016年見込:数量)
7. 地域別生産動向(2015年実績・2016年見込:数量)
8. 価格動向(2016年Q2時点)
9. 技術動向・規格動向
専用コネクター
1. 製品概要・定義
2. セット機器市場規模推移・予測(2014年実績〜2020年予測)
3. セット機器メーカーシェア(2015年実績・2016年見込:数量)
4. コネクタータイプ別市場規模推移・予測(2014年実績〜2020年予測)
5. 価格動向(2016年Q2時点)
6. コネクターメーカーシェア(2015年実績・2016年見込:数量)
7. 技術動向・規格動向
コネクター関連材料
1. 製品概要・定義
2. 市場規模推移・予測(2014年実績〜2020年予測)
3. 主要メーカー一覧
4. タイプ別市場規模推移・予測(2014年実績〜2020年予測)
5. 用途動向
6. メーカーシェア(2015年実績・2016年見込:数量)
7. 地域別生産動向(2015年実績・2016年見込:数量)
8. 価格動向(2016年Q2時点)
9. 技術動向・規格動向
コネクター関連製品
1. 製品概要・定義
2. 市場規模推移・予測(2014年実績〜2020年予測)
3. 主要メーカー一覧
4. タイプ別市場規模推移・予測(2014年実績〜2020年予測)
5. 用途動向
6. メーカーシェア(2015年実績・2016年見込:数量)
7. 地域別生産動向(2015年実績・2016年見込:数量)
8. 価格動向(2016年Q2時点)
9. 技術動向・規格動向
コネクターアプリケーション
1. 製品概要・定義
2. セット機器市場規模推移・予測(2014年実績〜2020年予測)
3. セット機器メーカーシェア(2015年実績・2016年見込:数量)
4. コネクタータイプ別市場規模推移・予測(2014年実績〜2020年予測)
5. 価格動向(2016年Q2時点)
6. コネクターメーカーシェア(2015年実績・2016年見込:数量)
7. 技術動向・規格動向
主要メーカー動向
1. 企業プロフィール
2. 製品動向
3. コネクター関連事業の強みと今後の注力分野
4. 新製品動向/その他動向
−目次−
I. 総括編(1)
1. コネクターの用途展開(3)
2. コネクターの種類(4)
3. コネクター関連市場概要(6)
4. コネクター市場有望度(7)
5. 主要民生機器の外部インターフェース用コネクター動向(9)
6. 光コネクターの現状と将来動向(13)
7. 主要参入メーカー一覧(17)
II. 集計(19)
1. コネクター関連市場(21)
2. アプリケーション/アプリケーション別コネクター市場(26)
3. 技術動向・規格動向(29)
III. 個別市場編(37)
A. 注目業界/用途分析(39)
A.1 データセンター(41)
A.2 通信インフラ・無線基地局(45)
A.3 スマートエネルギー(51)
A.4 自動運転・自動走行システム(57)
A.5 IoT・ビッグデータ(60)
A.6 4K・8K(62)
B. 汎用コネクター(65)
B.1 狭ピッチB-Bコネクター(67)
B.2 FPCコネクター(70)
B.3 細線同軸コネクター(73)
B.4 丸型コネクター(76)
B.5 丸型防水コネクター(79)
B.6 インターフェース用コネクター(HDMI)(83)
B.7 インターフェース用コネクター(USB)(87)
B.8 SASコネクター(92)
B.9 SATAコネクター(94)
B.10 高周波同軸コネクター(97)
B.11 カード用コネクター(102)
B.12 光コネクター(106)
C. 専用コネクター(111)
C.1 水素充てん用プラグ・カップリング・レセプタクル(113)
C.2 電気自動車用充電コネクター(急速)(120)
C.3 PVコネクター(124)
C.4 自動車用コネクター(128)
C.5 鉄道用コネクター(131)
D. コネクター関連材料(135)
D.1 コネクター基材(137)
D.2 コネクター端子材料(150)
D.3 光フェルール(156)
E. コネクター関連製品(161)
E.1 ワイヤハーネス(163)
E.2 通信用ケーブル(167)
E.3 アクティブ光ケーブル(AOC)(171)
F. コネクターアプリケーション(175)
F.1 スマートフォン(177)
F.2 TV(181)
F.3 ノートPC(186)
F.4 デジタルカメラ(191)
F.5 カーエレクトロニクス(196)
F.6 産業機械(200)
F.7 医療機器(204)
F.8 ロボット(209)
F.9 アミューズメント機器(213)
IV. 主要メーカー動向(217)
1. SMK(219)
2. ケル(221)
3. 第一精工(223)
4. 日本航空電子工業(225)
5. ヒロセ電機(227)
6. ホシデン(229)
7. 本多通信工業(231)
8. 山一電機(233)
9. Amphenol(235)
10. LEMO(237)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2016 コネクター関連市場の現状と将来展望

頒価
165,000円(税抜 150,000円)

発刊日
2016年07月05日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
238ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

ISBNコード
ISBN978-4-89443-781-4

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