◆市場調査レポート:2015年12月16日発刊

ウェアラブル/ヘルスケアビッグデータビジネス総調査 2016

最新ウェアラブル機器/データヘルス計画で注目が集まるヘルスケア関連システム/サービスの市場動向調査
−はじめに−
  • 少子高齢化に伴う医療費負担の問題が解決を見ない昨今、医療費の削減を目的としてヘルスケア関連市場が注目を集めている。2008年に開始された特定健診・特定保健指導(メタボ健診)を契機として国民の健康意識が高まり、生活習慣改善に向けた取り組みが強化されて久しいが、さらに2015年からは従業員数50名以上の事業所でメンタルヘルス対策が義務化されるなど、その対象範囲も広がりをみせている。
  • 生体データを取得できるウェアラブル機器も引き続き注目を集めている。スマートウオッチやヘルスケアバンドが代表的であるが、この他にも着衣型や肌貼り付け型、アクセサリー型など多様な形状のウェアラブル機器が開発され、幅広いユーザーをターゲットとして、よりストレスの少ない形で正確な生体データを取得するための研究が進められている。
  • 弊社では2014年10月に市場調査資料「デジタルヘルスソリューション市場の将来展望 2014」を刊行し、ウェアラブル機器の市場動向や、生体データに基づく健康支援サービスの市場性についてまとめた。同調査で明らかになったことは、個人ユーザーはいずれもデジタルヘルスに対する興味/関心が高いものの、未病の段階から何らかの費用を投じることには消極的であり、ヘルスケア関連ビジネスのマネタイズは容易ではないという実態であった。
  • そこで注目されるのが、家庭で生成される各種生体データ、いわゆるヘルスケアビッグデータを企業(健康保険組合)や医療機関、自治体、医療機器メーカー、製薬企業などが有効活用することで、健康増進や病気の予防、早期発見/早期治療に役立て、ひいては医療費削減に結び付けようとする取り組みである。
  • 本調査資料は最新ウェアラブル機器およびヘルスケアビッグデータの利活用に着目し、市場動向や主要参入企業の事業展開、業界構造、ビジネスモデル、マネタイズの方向性などを明らかにすることにより、参入企業ならびに関連各社の今後の事業展開における有益なマーケティングデータを提供することを目的に制作したものである。
−調査目的−
  • 本調査資料はウェアラブル機器やビッグデータ解析により、高機能化/高付加価値化が図られるヘルスケア機器/サービス市場をテーマに、「健康管理・増進」「スポーツ」「医療・介護」「ヘルスケア周辺機器」の4カテゴリーに分類し、市場動向調査を実施することにより、参入企業ならびに関連企業各社の今後の事業展開における有益なマーケティングデータを提供することを目的とした。
−調査対象−
カテゴリー A. 機器(17品目) B. サービス/システム(11品目)
健康管理・増進 A-1. 活動量計/歩数計
A-2. ヘルスケアバンド
A-3. ヘルスメーター
B-1. 健康管理支援サービス
B-2. 健康管理プラットフォームサービス
B-3. 保健指導支援サービス
スポーツ A-4. ランニングウオッチ
A-5. サイクルコンピューター
A-6. ゴルフ場GPSナビ
A-7. ゴルフスイングトレーナー
A-8. フィットネスマシン
医療・介護 A-9. 血圧計
A-10. 体温計
A-11. 血糖自己測定器
A-12. パルスオキシメーター
A-13. ベッドシート型センサー
B-4. PHR関連システム
B-5. 電子カルテシステム
B-6. 簡易検診サービス
B-7. DTC遺伝子検査サービス
B-8. 電子母子健康手帳
B-9. 電子お薬手帳
B-10. 高齢者見守りサービス
B-11. 介護支援システム
ヘルスケア周辺機器 A-14. スマート家電
A-15. スマートウオッチ
A-16. スマートデバイス
A-17. スマートグラス/HMD
−調査項目−
A. 機器市場編
1. 対象定義
2. 市場概況
3. 販売チャネル/ビジネスモデル
4. 市場規模推移と予測(数量/金額:2014年〜2020年)
5. メーカーシェア(数量/金額:2014年/2015年)
6. 主要参入企業の事業展開
7. アライアンス動向
8. キーデバイス採用動向
9. 最新技術/機能トレンド
10. 世界市場動向
11. 今後の方向性
12. 主要製品一覧
B. サービス/システム市場編
1. 対象定義
2. 市場概況
3. 生体センシング/ウェアラブル機器の利活用動向
4. 市場規模推移と予測(数量/金額:2014年〜2020年)
5. 料金体系/ビジネスモデル
6. ベンダーシェア(数量/金額:2014年/2015年)
7. 主要参入企業の事業展開
8. アライアンス動向
9. 最新技術/機能トレンド
10. 世界市場動向
11. 今後の方向性
12. 主要製品一覧
C. 導入事例
1. 団体プロフィール
2. 当該事業概要
3. ビジネスモデル
4. ビッグデータ利活用の動向
5. 課題点/問題点
6. 今後の方向性
−目次−
I. 総括編(1)
1. 調査総括(3)
2. 国内市場規模推移と予測(5)
1) 全体市場(5)
2) 機器市場(6)
3) サービス/システム市場(7)
4) カテゴリー別市場比較(8)
3. ウェアラブル機器市場動向(13)
1) 市場規模推移と予測(13)
2) 製品タイプ別ウェアラブル機器の需要動向(15)
3) その他のウェアラブル機器(16)
4. ヘルスケアビッグデータ利活用動向(26)
5. キーデバイス採用動向(29)
1) 主要デバイスの特徴(29)
2) 調査対象品目におけるキーデバイス採用動向(31)
6. 参入企業動向(33)
1) 業界構造(33)
2) 主要アライアンス動向(35)
7. 主要参入企業の事業展開(37)
1) KDDI(37)
2) NTTドコモ(38)
3) エムティーアイ(39)
4) オムロン ヘルスケア(40)
5) セイコーエプソン(41)
6) ソフトバンク(42)
7) ソニー(43)
8) タニタ(44)
9) テルモ(45)
10) パナソニック(46)
11) その他注目企業(47)
8. 世界市場動向(51)
1) 市場全体動向(51)
2) 北米(53)
3) 欧州(54)
4) 中国(55)
5) アジア(56)
6) その他(57)
9. 業界トピックス(58)
1) 健康寿命(58)
2) 車載ICT(60)
3) ストレスチェック(61)
10. 市場を取り巻く環境(62)
1) 少子高齢化(62)
2) 長寿命化(62)
3) 平均寿命の国際比較(63)
4) 要介護者の増加(63)
5) 核家族/単身世帯数(64)
6) 死因の傾向(64)
7) 医療費の負担(65)
8) 特定健診受診率(66)
9) 定期健診受診率(67)
10) 情報通信端末の世帯保有率の推移(67)
11) 生活環境の変化およびインフラ整備のトレンド(68)
11. 関連法制度(69)
1) グレーゾーン解消制度・企業実証特例制度(69)
2) ストレスチェック制度(69)
3) 事故防止対策支援推進事業(70)
4) データヘルス計画(70)
5) 薬事法改正(71)
6) 2018年度介護報酬改定(71)
II. 集計編(73)
1. 品目別国内市場規模推移(数量/金額)(75)
1) 機器市場(75)
2) サービス/システム市場(79)
2. 品目別国内市場シェア(数量/金額、2015年実績)(81)
1) 機器市場(81)
2) サービス/システム市場(84)
3. 品目別世界市場規模推移(数量/金額)(86)
4. 品目別世界市場シェア(数量、2015年実績)(88)
III. 個別市場編(89)
A. 機器市場(91)
A-1. 活動量計/歩数計(93)
A-2. ヘルスケアバンド(100)
A-3. ヘルスメーター(108)
A-4. ランニングウオッチ(115)
A-5. サイクルコンピューター(124)
A-6. ゴルフ場GPSナビ(131)
A-7. ゴルフスイングトレーナー(138)
A-8. フィットネスマシン(144)
A-9. 血圧計(152)
A-10. 体温計(160)
A-11. 血糖自己測定器(168)
A-12. パルスオキシメーター(174)
A-13. ベッドシート型センサー(181)
A-14. スマート家電(188)
A-15. スマートウオッチ(194)
A-16. スマートデバイス(202)
A-17. スマートグラス/HMD(211)
B. サービス/システム市場(221)
B-1. 健康管理支援サービス(223)
B-2. 健康管理プラットフォームサービス(229)
B-3. 保健指導支援サービス(233)
B-4. PHR関連システム(237)
B-5. 電子カルテシステム(242)
B-6. 簡易検診サービス(247)
B-7. DTC遺伝子検査サービス(253)
B-8. 電子母子健康手帳(258)
B-9. 電子お薬手帳(264)
B-10. 高齢者見守りサービス(271)
B-11. 介護支援システム(280)
C. 導入事例(285)
C-1. 岩手県遠野市(287)
C-2. 東京都日野市(289)
C-3. 神奈川県横浜市(291)
C-4. 静岡県藤枝市(293)
C-5. 亀山QOLコンソーシアム(295)
C-6. 滋賀県米原市(297)
C-7. 滋賀県長浜市(299)
C-8. 沖縄県(301)
C-9. 愛知県国民保険団体連合会(303)
C-10. 川崎市薬剤師会(305)
C-11. 大林組(307)
C-12. 積水ハウス(309)
C-13. 東急スポーツオアシス(311)
C-14. 日本航空(313)
C-15. ローソン(315)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
ウェアラブル/ヘルスケアビッグデータビジネス総調査 2016

頒価
132,000円(税抜 120,000円)

発刊日
2015年12月16日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
316ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

ISBNコード
ISBN978-4-89443-767-8

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