◆マルチクライアント調査レポート:2018年03月16日発刊

2018 IoT/M2Mにおける情報セキュリティビジネス市場の将来展望

IoT/M2Mにおける情報セキュリティビジネス動向とユーザーニーズ分析
−はじめに−
  • デバイスの高度化や通信技術の進展、データの流通や管理としてのクラウドコンピューティングの普及を背景として、近年IoT/M2Mを活用するシーンが急速に増加しつつある。こうしたIoT/M2Mについては、ビジネスモデル変革や社会イノベーション、新規事業の創出など、新しい価値を生みだす技術として多大なる期待が寄せられている。
  • 現状では、製造やサービスにおける生産性の向上、効率化、省力化/自動化などを目的として導入されており、従来以上に高度化を実現するための手段として多様な分野での活用が進められている。
  • 業務の効率化や高度化、新たなビジネスを創出するIoT/M2Mは、これまでネットワークに接続されていなかった“モノ”や“システム”がネットワーク化されることによって実現するが、こうしたネットワーク化は多くのメリットを享受する一方、既存のITシステム同様に脆弱性やサイバー攻撃などのリスクや脅威にさらされるデメリットがあることも事実である。
  • しかしながらIoT/M2Mの活用は、制御システム、生産設備、自動車、医療機器、ビルオートメーション、ホームネットワークなど多岐にわたる分野で、さまざまな価値をもたらすものであり、リスクや脅威を最小化しながらIoT/M2Mを活用することが求められる。
  • こうしたリスクや脅威を最小化する技術として、IoT/M2Mセキュリティソリューションの果たす役割はさらに大きくなっており、IoT/M2Mを安心安全に活用するための技術基盤として、IoT/M2Mの進展には欠かせない技術、ソリューションとして位置付けられる。
  • IoT/M2Mセキュリティソリューションとしても、IoT/M2Mの進展とともに、デバイスレベルなど個別の対応から、ネットワークやクラウドレイヤーにおいても対策が進められているなど、各レイヤーにまたがる全体包括的な対策提案やソリューションが提供され、セキュアなIoT/M2M環境の構築に向けた取り組みが加速している。
  • セキュアなIoT環境を構築するため、技術開発の推進、各業界団体でのセキュリティ対策の指針となるガイドラインの策定などにより具体的なセキュリティ対策を実践する環境が整いつつあり、国家としてIoT減税措置などを促進する動きもあり、IoT/M2Mセキュリティソリューション市場を拡大させる要因となっている。
  • IoT/M2Mセキュリティソリューションの明確化やベンダーのビジネスモデル分析、産業分野別ニーズ動向、さらにはユーザー事例分析をあわせて行うことで、具体化する市場環境において、当該市場に参入する企業の競争優位を確立するためのマーケティング資料として活用されることを切に望むものである。
−調査目的−
  • IoT/M2Mの情報セキュリティビジネスにおいて、3回目となる本調査レポートでは、IoT/M2M向けのセキュリティサービス、セキュリティ製品、セキュリティソリューションビジネスの詳細な市場動向について調査、分析を行うとともに、ユーザー事例を基にした分析も併せて行うことで、今後のIoT/M2M情報セキュリティビジネスの方向性を明確化することを目的とした。
−調査対象−
セキュリティソリューションベンダー20社
セキュリティツールベンダー9社
ユーザー事例10社
−調査項目−
各社共通
1) 企業プロフィール
2) IoT/M2Mにおける情報セキュリティの取り組み
3) IoT/M2Mにおける提供製品/サービス
4) 実績推移予測【2016年度実績、2017年度見込、2018年度予測、2022年度予測】
5) IoT/M2Mにおける情報セキュリティの導入事例/モデルケース
6) IoT/M2Mセキュリティ提供製品/サービス/技術の需要分野、受容性
7) 当該ビジネスの推進体制
8) 当該ビジネスにおけるアライアンス/協業の状況
9) 産業分野別の有望性
10) 当該ビジネスの方向性と市場性に対する見解
−目次−
I. 総括編
1. IoT/M2Mにおける情報セキュリティ市場と将来展望(2)
2. IoT/M2Mにおける情報セキュリティビジネスを取り巻く環境と市場変遷(7)
3. IoT/M2M×産業分野別情報セキュリティ市場規模推移(13)
4. ソリューション別IoT/M2M情報セキュリティ市場規模推移(16)
5. IoT/M2M×産業分野別情報セキュリティサービス/製品ニーズ動向(21)
6. 産業分野別の情報セキュリティ必要性と要因(26)
7. IoT/M2Mにおける情報セキュリティユーザー事例一覧(28)
8. IoT/M2M導入ユーザーのセキュリティ対策ニーズ、課題、対策(31)
9. 主要セキュリティベンダーのビジネスモデル比較(32)
10. IoT/M2Mにおける情報セキュリティ市場の拡大要因/阻害要因(43)
11. IoTセキュリティ技術とIoTセキュリティにおける対策分野(45)
12. 関連団体および関連省庁の政策/ガイドラインの状況(48)
13. 当該ビジネスのインパクトと方向性(52)
II. 企業事例編
A. セキュリティソリューションベンダー
A-1. アズジェント(59)
A-2. インターネットイニシアティブ(63)
A-3. NRIセキュアテクノロジーズ(69)
A-4. NTTセキュリティ(75)
A-5. NTTデータ(80)
A-6. NTTネオメイト(85)
A-7. 京セラコミュニケーションシステム(89)
A-8. コムスクエア(93)
A-9. 大日本印刷(97)
A-10. 東京エレクトロン デバイス(102)
A-11. 東芝デジタルソリューションズ(107)
A-12. 凸版印刷(114)
A-13. 日本電気(118)
A-14. 日立システムズ(125)
A-15. 日立製作所(131)
A-16. 富士通(136)
A-17. ベリサーブ(142)
A-18. マクニカネットワークス(147)
A-19. 丸紅情報システムズ(153)
A-20. ユビテック(158)
B. セキュリティツールベンダー
B-1. アラクサラネットワークス(163)
B-2. ウインドリバー(168)
B-3. エントラストジャパン(174)
B-4. カスペルスキー(178)
B-5. サイバートラスト(183)
B-6. シスコシステムズ(189)
B-7. シマンテック(195)
B-8. トレンドマイクロ(201)
B-9. マカフィー(208)
C. ユーザー事例編(10社)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2018 IoT/M2Mにおける情報セキュリティビジネス市場の将来展望

頒価
550,000円(税抜 500,000円)

発刊日
2018年03月16日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
234ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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