- ■この資料は複数巻構成となっております
- 2024 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧 ベンダー戦略編(刊行:2024年12月13日(予定))
- ■関連したテーマを持つレポートがあります
- 全国SI/NIベンダーの新ビジネス戦略調査 2024年版 (刊行:2024年12月20日(予定))
- 2024 ネットワークセキュリティにおけるSOC/プロフェッショナルサービス市場の将来展望 (刊行:2024年11月13日)
- 2024 コミュニケーション関連マーケティング調査総覧 (刊行:2024年10月10日)
- 2024 法人インターネット市場の現状と将来展望 (刊行:2024年07月26日)
−調査の背景− |
- 2023年度は、定着したテレワークに加え、ハイブリッド勤務が広がり、ネットワーク環境を含めたセキュリティ対策が継続して行われた。特にゼロトラストでもSASEへの投資が広がり、ネットワークアクセスやそれらの認証などの強化が進んだ。勤務形態だけではなく、拠点間の接続、データセンターやクラウドサービスへの接続などさまざまなアクセス体系が見直され、クラウド化が進展した。
- しかし、これらは、企業規模が大きく、セキュリティを含めたICTへの投資が大きい大手企業を中心とした取り組みであり、円安や物価高などの影響が大きく、経営が厳しい中堅、中小企業でのセキュリティ対策としては、ゲートウェイやエンドポイントなどの従来通りのモデルが多くみられる。これは、セキュリティ予算が限られることに加え、専任のセキュリティ人材を雇用できておらず、どのようなセキュリティ対策を行うかが不明瞭である点も大きな要因として考えられる。
- このため、サプライチェーン攻撃での入り口として狙われるケースも多く、国内の産業にとって大きな脅威となっている。また、ランサムウェアは依然として猛威を振るっており、企業規模を問わず攻撃対象となっている。その他、顧客接点のデジタル化からECサイトなどWebサービスが拡大したが、それらへの攻撃も増加している。
- 2024年に入り、セキュリティインシデントの影響で、実ビジネスに大きな影響を受ける事例が散見されている。ICTを活用した業務効率化、顧客サービス拡充などが進むとともに、セキュリティインシデントによりシステムが機能不全となり、業務を停止するリスクも高まっている状況にある。このため、サイバーセキュリティ対策は全ての企業において喫緊の課題となっていると想定される。
- こうしたセキュリティビジネス環境の変化を受け、本市場調査資料では各セキュリティサービス/製品を提供/販売する企業や関連団体に対する調査、分析を実施し、ゼロトラストセキュリティの動向、OT/DXなどのセキュリティ対策の動向、中堅/中小企業のセキュリティ対策動向、コンサルや診断など予防領域のサービス動向に関して分析を行う。また、ユーザー企業にWebアンケートを実施し、ユーザーのネットワークセキュリティに対する取り組みや課題なども分析する。
- ■本市場調査資料のポイント
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ポイント1:ゼロトラスト関連(ツール、サービス)の動向を分析
- ポイント2:OT/DXなど新しい領域のセキュリティ対策動向分析
- ポイント3:実被害の増加に対する各セキュリティ市場への影響分析
- ポイント4:中堅、中小企業での課題/問題点の分析
上記をポイントに市場調査を実施し、ネットワークセキュリティビジネスの総合的なマーケティングデータをご提供いたします。
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−調査対象予定サービス/ツール− |
- A. ゲートウェイセキュリティ
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ウイルス監視サービス
ウイルス対策ツール(ゲートウェイ)
セキュリティ監視ツール
統合セキュリティ監視サービス
標的型攻撃対策ツール(ゲートウェイ)
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ファイアウォール/VPN関連製品
1) UTM/ファイアウォール/VPNアプライアンス
2) VPN関連製品(SSL-VPN)
不正アクセス監視サービス
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- B. メールセキュリティ
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電子メールアーカイブツール
メール暗号化/誤送信対策ツール
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メールセキュリティサービス
メールフィルタリングツール
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- C. クラウド/Webアクセスセキュリティ
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CSPM/CWPP/CNAAP
CASB
IDaaS
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SASE運用支援サービス
SWG
Webフィルタリングツール
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- D. Webサービスセキュリティ
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DDoS攻撃対策サービス
DDoS攻撃対策ツール
WAF運用管理サービス
Webアプリケーション脆弱性検査サービス
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Webアプリケーションファイアウォール(WAF)
Webアプリケーション検査ツール
モバイルアプリ脆弱性検査サービス
モバイルアプリ検査ツール
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- E. 認証セキュリティ
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シングルサインオン
デバイス認証ツール
電子認証サービス
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統合ID管理ツール
特権ID管理ツール
ワンタイムパスワード
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- F. 端末セキュリティ
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DaaS
EDR
EDR運用支援サービス
ウイルス対策ツール(クライアント/サーバー)
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標的型攻撃対策ツール(エンドポイント)
端末管理・セキュリティツール (資産管理/暗号化/その他)
モバイルセキュリティ管理ツール
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- G. サイバーレジリエンス/教育
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サイバーセキュリティ演習サービス
セキュリティ教育・トレーニングサービス
セキュリティ/BCPコンサルティングサービス
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プラットフォーム検査ツール
セキュリティスコアリングサービス
セキュリティ検査・監査サービス
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- H. その他セキュリティ
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ASM
SIEM運用管理サービス
インシデントレスポンスサービス
スレットインテリジェンスサービス
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検疫ツール
統合ログ管理ツール(SIM/SIEM)
XDR
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−調査項目− |
- I. 総括編
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- 1. ネットワークセキュリティ市場の展望
- 2. カテゴリー別市場規模推移/展望(2023〜2028年度)
- 3. 注目市場ポジショニング分析
- 4. セキュリティビジネスを取り巻く環境(脅威/関連法規など)
- 5. 注目キーワード分析
- (ゼロトラスト、DX/OT、GAI連携、内部不正対策、セキュリティインシデントの増加、業界ガイドラインの影響、など)
- 6. 企業規模別セキュリティトレンド動向分析
- (規模別市場規模分析、規模別のセキュリティ投資額/投資動向分析)
- 7. 業種別セキュリティトレンド分析
- (業種別市場規模分析、業種別セキュリティトレンド分析)
- 8. データバックアップに関する動向
- 9. 内部不正対策の動向
- 10. 市場規模推移
- II. サービス/製品市場編
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■ネットワークセキュリティサービス
- 1. 対象サービスの定義・範囲
- 2. 市場概況
- 3. 市場規模推移(2023〜2029年度)
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1) 市場規模
2) ユーザー規模別/業種別※
3) 相関関係
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- 4. 上位ベンダーにおける提供状況
- 5. 主要参入ベンダーのマーケティング戦略
- 6. 注目キーワード分析(総括編と同じ)
- 7. 主要サービス一覧
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■ネットワークセキュリティ製品
- 1. 対象製品の定義・範囲
- 2. 市場概況
- 3. 市場規模推移(2023〜2029年度)
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1) 市場規模
2) ユーザー規模別/業種別※
3) 相関関係
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- 4. 市場占有率(2023年度実績/2024年度見込)
- 5. 主要参入企業のマーケティング戦略
- 6. 注目キーワード分析(総括編と同じ)
- 7. 主要製品一覧
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※ユーザー規模別は従業員5,000人以上【超大手】、4,999〜1,000人【大手】、999人〜300人【中堅】、299人以下【中小】の4区分とする。
※業種は、「製造」「金融」「流通」「サービス」「情報通信」「公共」「その他」。
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