◆最新マルチクライアント調査レポート:2024年10月18日発刊
データセンター運用の省人化・自動化ソリューション市場調査
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データセンター業務の効率化/省人化/無人化を促す最新動向調査 |
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−はじめに− |
- データセンターは、社会インフラとしての重要性がより高まっている。社会経済のデジタル化が進展している中で、データセンターを含むデジタルインフラは安心・安全かつ継続的な社会および経済の維持発展に不可欠となっている。
- また、人口減少・少子高齢化に伴う社会的な課題に向けた地域DXの早期実現や、グローバルにおける国内の産業競争力強化を図る観点でのAIの導入・活用拡大が急務となっている中で、これらを為すためのデジタルインフラであるデータセンターの投資はより拡大していく見通しである。投資拡大に伴って、データセンター運用業務を実施するにあたって必要となる就業者数も同じく増大していく見通しである。
- 可用性が重要視されるデータセンターの安定稼働維持のためには、日々の運用が必要不可欠である。運用業務の主たるものの一つとして、24時間365日にわたる空調設備や電気設備が正常に動作しているかの巡回点検、監視が挙げられるが、これらは有人で行われている。また、メンテナンス業務や障害対応などの業務には、専門知識や適切な技術を有する人材が必要である。
- しかしビル管理業界、特に設備管理業務の人手不足が顕在化しており、人員確保が困難となっている。データセンター業界においても同様に運用業務に関連する人材不足が既に深刻化している。
- こうした背景から、データセンター運用業務の効率化/省人化/無人化の実現へ向けた取り組みが実施されている。
- 本マルチクライアント特別調査報告書は、データセンター事業者や省人化/無人化手法の展開事業者などへヒアリングを行い、省人化/無人化の手法や効果、課題点、今後の展望などを調査/分析し、データセンター運用における人材不足の解消/業務効率の向上へと資するデータとして活用されることを目的とした。
- 本特別調査報告書がデータセンター事業者やメガクラウドベンダーをはじめ、データセンターの運用業務に関連する事業者において広く活用されることを切に望むとともに、データセンター運用業務の安心安全かつ効率化の進展へと資するデータとして関連事業者の一助となれば幸いである。
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−調査目的− |
- 本特別調査報告書では、データセンターに関わる以下の事項を把握/提示することを目的とした。
- データセンター運用業務の就業者数の現状と今後の見通し
- データセンター運用業務の完全無人化へ向けた展望とロードマップ
- データセンター運用業務の省人化/無人化手法の提示
- 省人化/無人化を実現するにあたっての課題と解決への手立て
- データセンター事業者別の運用業務における省人化/無人化の事例分析
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−調査対象− |
1) データセンター事業者
2) データセンター運用管理事業者
3) 省人化/無人化ソリューションベンダー
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−目次− |
- A. 総括編(9)
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I. データセンター運用人員数の展望(10)
II. データセンター運用体制(12)
III. 運用無人化ロードマップおよび運用業務省人化/無人化手法導入状況(33)
IV. 省人化/無人化手法導入に向けた課題(39)
V. データセンター運用業務に関連する外部環境(法令の変化など)(49)
VI. データセンター運用におけるキャパシティ管理の重要性(54)
VII. 特定運用業務に対する顧客要望の動向(56)
- B. 省人化/無人化手法編(57)
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I. ICT機器(58)
II. 受付・警備(77)
III. 清掃(107)
IV. 設備点検(111)
V. カスタマーサポート(134)
VI. キャパシティ管理(144)
- C. 特定データセンターにおける運用省人化/無人化の事例分析編(159)
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I. インターネットイニシアティブ(160)
II. エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(165)
III. キヤノンITソリューションズ(170)
IV. キンドリルジャパン(175)
V. KDDI(180)
VI. Coltデータセンターサービス・ジャパン・オペレーティング(185)
VII. TIS(190)
VIII. TOKAIコミュケーションズ(195)
IX. 日本電気(200)
X. 日立製作所(205)
Xi. BIPROGY(210)
XII. 丸の内ダイレクトアクセス(214)
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