◆市場調査レポート：1999年03月18日発刊

’99 機能性塗料・コーティングの現状と将来展望

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快適性追求、環境、情報化、合理・省人化を支える注目塗料の市場分析とグローバル戦略
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−調査の背景−
  • 現在、生活環境の安全・快適志向の急速な高まりや情報化、高齢少子化は、一見無縁と考えられる塗料にもその機能化を求める波が押し寄せてきています。

  • O-157やVOC対策の塗料、電磁波障害を防ぐ目的のEMC対策塗料、ケーブル火災電気的損失を抑える防災・防熱塗料、さらには熱電変換機能やバッテリー対応機能を持った塗料等、各種高機能塗料が重要な位置付けを占めていくことが予測されます。

  • 塗料の役割は従来の装飾や素地保護に加えて、機械的・光学的・化学的・電気的等、各機能付与が求められてきています。

  • 又、ISO14000、VOC規制等にみられる環境保護の気運が、ベースとなる塗料原料の水性化・粉体化、あるいは塗料機器の効率化、塗装現場環境改善等を促進させています。vこの様な状況下で、国内の塗料ユーザーの海外生産が加速し、海外へ進出したユーザーへの塗料供給体制を確立するために、研究開発・販売効率の向上等、塗料関連企業間の提携が活発化しています。

  • 本調査企画では上記背景を踏まえ、塗料・コーティング市場の現状と将来性及びグローバル動向を明確化することを目的としました。関連企業の経営、研究、製造、販売等、マーケティング全般においてご活用頂けるものと確信しております。

−調査目的−
  • 本調査は機能性塗料・コーティングの市場規模推移、メーカーシェア、用途動向、材料動向、VOC規制等への環境対策動向、価格動向、競合・棲み分け状況、グローバル動向、研究開発動向等を調査することで、機能性塗料・コーティング市場の現状と将来展望を明確化することを目的とした。

−調査対象−
機能性塗料光学的機能蓄光塗料、UVカット塗料、UV硬化塗料（トップコート）、蛍光体（PDP用）
電気・電子機能帯電防止塗料、電磁波シールド塗料、磁性塗料、半導体用コーティング材（液状封止材）
熱的機能耐熱塗料、熱発泡性耐火塗料、太陽熱反射塗料（セラミック粒子タイプ）
機械的機能弾性塗料（弾性吹付材）、超厚膜塗料（ウレタンエラストマー型）、はっ水性塗料（ガラスコーティング剤）、結氷・着雪防止塗料
物理的機能水中硬化型塗料、重防食塗料、フッ素系超耐候性塗料、アクリル・シリコン系超耐候性塗料、結露防止塗料、消臭・脱臭塗料、耐酸性雨塗料、非粘着塗料、路面標示用塗料（トラフィックペイント）
化学・生物学的機能船底防汚塗料、院内感染対策用塗料、防カビ塗料、光触媒塗料、動物忌避塗料、ガスバリア性コーティング剤
その他感性型塗料（表面触感改良塗料）、制振・防音塗料、自然塗料、電着塗料
汎用塗料自動車用塗料、プラスチック用塗料、PCM用塗料、缶用塗料
環境適合型塗料エマルジョン塗料、水溶性樹脂塗料、粉体塗料

−調査項目−
  1. 製品概要

  2. 主要参入メーカー一覧

  3. 市場規模推移及び予測（1995年〜2002年予測）

  4. 価格動向

  5. メーカーシェア（1998年）

  6. 用途別ウェイト（1998年）及び具体的用途例

  7. 主要用途・注目用途動向

  8. 採用素材ウェイト（1998年）

  9. 競合・棲み分け状況

  10. グローバル動向

  11. 研究開発・技術動向

  12. 環境対策動向
    1）製品環境適合化対策
    2）環境問題との関連（VOC規制、環境ホルモン、有害物・ガス等）
    3）廃棄物処理・リサイクル状況

  13. 今後の方向性（成長要因・成長阻害要因）

−目次−
（）内は掲載ページ
A.総合分析編（1）
  1. 機能性塗料・コーティング市場概要（3）
    　　1）機能性塗料・コーティング市場規模推移及び予測（3）
    　　2）市場拡大要因別分析（7）
    　　　　（1）環境性（8）
    　　　　（2）安全・衛生性（10）
    　　　　（3）情報化（11）
    　　　　（4）合理化・省人化（12）
    　　3）品目別成長要因・成長阻害要因（13）

  2. 機能性塗料・コーティング材の環境適合化動向（16）

  3. 塗料メーカーのグローバル化動向（17）

  4. 主要塗料メーカーの非塗料部門のウェイトと環境問題への対応（26）
B.集計編（29）
  1. 主要参入メーカー一覧（31）

  2. 品目別市場規模推移及び予測（36）
    1）市場規模推移（1995年〜1998年実績）（36）
    2）市場規模予測（1999年見込〜2002年予測）（40）
    3）品目別市場伸長状況（金額ベース）（44）

  3. 品目別メーカーシェア及び用途別ウェイト（1998年）（45）

  4. 品目別機能概要及び採用素材・ウェイト（51）

  5. 品目別環境適合化動向（58）

  6. 品目別グローバル化動向（65）

  7. 品目別競合・棲み分け状況（67）

  8. 品目別価格動向（70）

  9. 品目別研究開発動向（71）

  10. 塗料用原料主要メーカー一覧（74）
C.品目別市場編（81）
C-1.機能性塗料
〈光学的機能〉
1.蓄光塗料（83）
2.UVカット塗料（87）
3.UV硬化塗料（トップコート）（88）
4.蛍光体（PDP用）（92）

〈電気・電子的機能〉
5.帯電防止塗料（95）
6.電磁波シールド塗料（99）
7.磁性塗料（103）
8.半導体用コーティング材（液状封止材）（106）

〈熱的機能〉
9.耐熱塗料（109）
10.熱発泡性耐火塗料（113）
11.太陽熱反射塗料（セラミック粒子タイプ）（117）

〈機械的機能〉
12.弾性塗料（弾性吹付材）（121）
13.超厚膜塗料（ウレタンエラストマー型）（125）
14.はっ水性塗料（ガラスコーティング剤）（129）
15.結氷・着雪防止塗料（132）

〈物理的機能〉
16.水中硬化型塗料（136）
17.重防食塗料（140）
18.フッ素系超耐候性塗料（144）
19.アクリル・シリコン系超耐候性塗料（148）
20.結露防止塗料（152）
21.消臭・脱臭塗料（155）
22.耐酸性雨塗料（159）
23.非粘着塗料（163）
24.路面標示用塗料（トラフィックペイント）（167）

〈化学・生物学的機能〉
25.船底防汚塗料（171）
26.院内感染対策用塗料（175）
27.防カビ塗料（178）
28.光触媒塗料（182）
29.動物忌避塗料（188）
30.ガスバリア性コーティング剤（191）

〈その他〉
31.感性型塗料（表面触感改良塗料）（195）
32.制振・防音塗料（199）
33.自然塗料（204）
34.電着塗料（208）

C-2.汎用塗料
35.自動車用塗料（212）
36.プラスチック用塗料（216）
37.PCM用塗料〔建材・家電用〕（219）
38.缶用塗料（223）

C-3.環境適合型塗料
39.エマルジョン塗料（228）
40.水溶性樹脂塗料（232）
41.粉体塗料（236）
（）内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
’99 機能性塗料・コーティングの現状と将来展望

頒価
106,700円（税抜 97,000円）

発刊日
1999年03月18日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
240ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研　第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490　FAX. 03-3241-3491

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