◆市場調査レポート：2001年12月19日発刊

2002年 機能性高分子の現状と将来展望

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21世紀型新規需要開拓・ニッチ需要対応型機能性高分子市場の徹底分析
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−調査の背景−
  • 近年、大規模工業に結びつくような新しい材料は出尽くした感があるが、このような状況下で、導電性ポリマーやナノコンポジット、生分解性ポリマー、メタロセン触媒ポリマー等開発の歴史は長いがなかなか市場に投入されなかった21世紀型の新規ポリマーが応用されてきている。

  • 世界的なIT化の推進、地球環境問題の深刻化、高齢化、コストダウンといった様々な要因から従来の材料に対する概念には無かった機能付与が求められている。

  • 汎用樹脂を中心とした化学業界の再編が生産性の見直しによるコストダウンを目的に加速しているが、有力企業では平行して、需要はニッチであるが付加価値が高く、差別化が容易で、各社の独自性が追求できる機能性高分子材料への取組みを推進している。

  • 又、ナノテクノロジーや導電性ポリマーが化学業界のみならず一般社会でも大きな話題を集めているが、双方の21世紀型高分子技術は世界に先駆けて国内化学関連の研究者の得意とする分野である。今後、化学関連企業はいかに付加価値の高いファイン高分子を需要はニッチであるが多く持ち、これらの積み上げで事業を拡大できるかが収益性向上のカギとなっている。

  • 当該レポートでは上記背景を踏まえ、21世紀型機能性高分子の市場・需要性、有望用途へのアプローチ状況、研究開発動向、市場拡大へのシナリオ・時期等を把握し、その将来展望を明確化する目的である。

  • 当資料が関連企業の経営、研究、製造、販売等マーケティング全般において、ご活用いただけるものと確信しております。

−調査目的−
  • 本調査レポートは、環境・安全性・高齢福祉化対応、IT化対応、高機能化・合理化対応等の点から製品化、用途展開がなされている機能性高分子を取り上げ、個々の市場規模推移、メーカー動向、用途動向、価格動向などを調査することで、機能性高分子43品目市場の現状と今後の方向性を明確化することを目的とした。

−調査品目−
■ 透明高機能樹脂材料
非晶性ポリオレフィン樹脂、脂環式アクリル樹脂、透明フッ素樹脂、PAR、透明ポリアミド、PSF

■ 高耐熱性樹脂材料
PES、PEEK、PEK、LCP、熱可塑性PI、超耐熱性ケイ素ポリマー、PCT樹脂、ナイロン系ナノコンポジット

■ エレクトロニクス系ポリマー
次世代半導体レジスト材料、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリアニリン、フラーレン、ポリイミドコーティング材料（PIワニス）、紫外線硬化型有機・無機ハイブリッドハードコート材

■ 環境対応型ポリマー
CAP樹脂、軟質アクリル樹脂、生分解性ポリマー

■ メタロセン触媒ポリマー
メタロセンLLDPE、メタロセンHDPE、メタロセンPP、メタロセンPS、ポストメタロセン触媒

■ エラストマー
スチレン系エラストマー（SBC）、オレフィン系エラストマー（TPO）、ウレタン系エラストマー（TPU）、フッ素系エラストマー

■ 高分子系バイオマテリアル
医療用ポリウレタン、医療用シリコーン、医療用アクリル、医療用フッ素樹脂、医療用天然高分子（コラーゲン）

■ 分離材料
精密濾過膜、限外濾過膜、逆浸透膜、イオン交換膜、イオン交換樹脂

−調査ポイント−
1. 製品概要
2. 使用材料
3. 参入メーカー及び研究機関一覧
4. 製品開発ロードマップと市場規模推移
5. 市場規模推移及び予測（1998年〜2005年予測）
6. 価格動向 		7. 用途動向
8. メーカーシェア
9. 競合・棲み分け状況
10. 材料へのニーズとその対策
11. 海外動向
12. 市場の今後の方向性

−目次−
（）内は掲載ページ
I. 総合分析編（1）
1. 機能性高分子市場特性（3）
2. 機能性高分子市場概要（4）
1）全体市場規模推移（1998〜2005年予測）（4）
2）分野別市場トレンド（5）
3. 機能性高分子分野別市場動向（6）
1）透明高機能樹脂材料（6）
2）高耐熱性樹脂材料（7）
3）エレクトロニクス系ポリマー（8）
4）環境対応型ポリマー（9）
5）メタロセン触媒ポリマー（10）
6）エラストマー（11）
7）高分子系バイオマテリアル（12）
8）分離材料（14）
4. 機能性高分子の価格・市場のポジショニング（15）
5. 品目別市場伸長状況（16）
6. 製品開発ロードマップ（17）
II. 集計編（21）
1. 主要参入メーカー一覧（23）
2. 品目別市場規模推移及び予測（27）
1）市場規模推移（1998年〜2001年）（27）
2）市場規模予測（2002年〜2005年予測）（31）
3. 品目別メーカーシェア及び用途別ウェイト（2001年）（35）
4. 品目別価格帯・競合状況（41）
5. 品目別製品概要・技術開発動向（44）
6. 品目別海外市場動向（48）
III. 品目別市場編（51）
《透明高機能樹脂材料》
1. 非晶性ポリオレフィン樹脂（53）
2. 脂環式アクリル樹脂（58）
3. 透明フッ素樹脂（61） 		4. PAR（63）
5. 透明ポリアミド（67）
6. PSF（71）

《高耐熱性樹脂材料》
7. PES（76）
8. PEEK（81）
9. PEK（85）
10. LCP（88）
11. 熱可塑性PI（ポリイミド）（94） 		12. 超耐熱性ケイ素ポリマー（98）
13. PCT樹脂（99）
14. ナイロン系ナノコンポジット（103）

《エレクトロニクス系ポリマー》
15. 次世代半導体レジスト材料（108）
16. ポリピロール（113）
17. ポリチオフェン（118）
18. ポリアニリン（124）
 19. フラーレン（129）
20. ポリイミドコーティング材料（PIワニス）（135）
21. 紫外線硬化型有機・無機ハイブリッドハードコート材（139）
《環境対応型ポリマー》
22. CAP樹脂（143）
23. 軟質アクリル樹脂（148） 		24. 生分解性ポリマー（152）

《メタロセン触媒ポリマー》
25. メタロセンLLDPE（159）
26. メタロセンHDPE（163）
27. メタロセンPP（166） 		28. メタロセンPS（170）
29. ポストメタロセン触媒（174）

《エラストマー》
30. スチレン系エラストマー（SBC）（176）
31. オレフィン系エラストマー（TPO）（182） 		32. ウレタン系エラストマー（TPU）（187）
33. フッ素系エラストマー（191）

《高分子系バイオマテリアル》
34. 医療用ポリウレタン（193）
35. 医療用シリコーン（196）
36. 医療用アクリル（200） 		37. 医療用フッ素樹脂（203）
38. 医療用天然高分子（コラーゲン）（205）

《分離材料》
39. 精密濾過膜（MF）（209）
40. 限外濾過膜（UF）（213）
41. 逆浸透腰（RO）（217） 		42. イオン交換膜（221）
43. イオン交換樹脂（226）
（）内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2002年 機能性高分子の現状と将来展望

頒価
106,700円（税抜 97,000円）

発刊日
2001年12月19日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
229ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研　第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490　FAX. 03-3241-3491

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