◆市場調査レポート：2002年12月17日発刊

2003年版 新自動車部品マーケティング便覧

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次世代カーの普及によるサプライヤ戦略と自動車業界の現状を探る
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−調査の背景−
  • 2002年の国内自動車産業は堅調な輸出に支えられて3％程度の成長が見込まれており、自動車部品市場もプラスに転じる見込みである。

  • 次世代自動車として注目されてきた燃料電池カーが、リース車両という形態ではあるが実用ベースで市場投入を果たし、テレマティクスやカーエレクトロニクスが高度化するなか部品・材料メーカーも技術開発と共にコスト削減に向けた研究開発を積極的に行っている。

  • 加工成形が容易で、軽量かつ低コストな点をメリットとして、スチールから有機系材料であるプラスチックヘの移行傾向も見られ、モジュール化による部品点数、加工工数の減少によるコスト削減にも積極的に取組んでいる。

  • 無機系材料ではリサイクル性と軽量化に優位性を持つアルミニウム、マグネシウム合金が注目され使用量が増加基調にあり、さらなる市場拡大には溶接技術等の加工技術の開発が必須となっている。

  • このため自動車メーカーのみならず部品メーカーにとっても開発費の負担が重くのしかかっており、海外市場での競争力を高める上でも共同開発や技術提携に積極的に取組んでいる状況である。

  • トヨタ自動車による中国での自動車生産の開始が、中国市場に対する他の完成車メーカーの積極的な展開を促し、さらに完成車のみならず自動車部品市場も本格的に立ち上がるであろう。

  • 今後、中国市場で部品の低コストと高品質が確保できた段階で、日系部品メーカーにより日本の完成車向けに逆輸入される可能性も高まっており、中長期的には日本国内で生産している輸出向けの車両についても、中国での生産に置き換わることも充分考えられ、量産車種については自動車部品と同様に日本国内に逆輸入される可能性も出て来ている。

  • 一方で、自動車の国内生産向けの部品需要が減少して行く事が予想され、日本国内では高付加価値部品の開発・生産に特化した産業構造に変化して行く事が不可避となっている。

  • 当レポートでは、自動車部品市場の主要63品目及び主要材料12品目の市場動向を調査する事により、自動車部品・材料産業における事業戦略上の基礎データを提供する事を目的とした。

−調査目的−
  • 自動車部品63品目及び、部品材料12品目について、市場概要、市場規模推移、マーケットシェア、自動車メーカーヘの供給状況、モジュール化動向、次世代カー・42V化への取組状況、技術動向等を明確化し、当該事業におけるデータベースとすることを目的とした。

−調査分野−
■ 自動車部品、部品材料の市場を下記分野毎に分類し調査した。
■ 自動車部品
A. エンジン関連部品17品目
B. 電装部品17品目
C. 駆動／伝達／操縦装置部品11品目
D. 車体部品6品目
E. 機能部品7品目
F. 通信機器／通信部品5品目
合計 63品目

■ 部品材料
G. 有機系材料10品目
H. 無機系材料2品目
合計 12品目

−調査対象−
(1) 製品概要／定義
(2) 市場概況
(3) 市場規模推移（2000年〜2006年）
(4) マーケットシェア
 (5) 自動車メーカーヘの供給マトリクス
(6) モジュール化動向
(7) 次世代カー、42V化への取組状況
(8) 技術動向

−調査対象先−
自動車部品メーカー
自動車メーカー
 自動車部品販社
各種関連団体
−目次−
（）内は掲載ページ
I. 総括編（1）
1. 全体市場概況（3）
2. 品目別市場規模推移（5）
3. 品目別メーカーシェア（8）
4. 自動車メーカー別主要仕入先マトリクス（14）
5. 次世代カーの生産規模推移（18）
6. 次世代カー、42V化の普及による部品材料への影響と開発動向（20）
7. 材料別自動車向け採用状況（28）
8. 省エネ／環境に関する日・欧・米の取組状況（30）
9. モジュール化動向（34）
10. ユビキタス／テレマティクス自動車の情報化（37）

II. 個別市場編（41）
A. エンジン関連部品（42）
1. ピストン（42）
2. ピストンリング（44）
3. クランクシャフト（46）
4. エンジンバルブ（48）
5. 軸受けメタル（50）
6. 電子燃料噴射装置（52）
7. 燃料ポンプ（54）
8. 燃料フィルター（56）
9. オイルフィルター（58）
 10. ラジエータ（60）
11. フライホイール（62）
12. エアクリーナ（64）
13. インテークマニホールド（66）
14. エキゾーストマニホールド（68）
15. マフラー（70）
16. 触媒（72）
17. DPF装置（74）
B. 電装部品（76）
1. スタータ（76）
2. バッテリー（78）
3. オルタネーター（80）
4. ディストリビューター（82）
5. スパークプラグ（84）
6. エンジン電子制御装置（86）
7. ヘッドランプ（88）
8. フォグランプ（90）
9. ディスプレイメーター（92）
 10. エアコン（94）
11. 光ファイバーコントロールケーブル（96）
12. 電子式四駆制御装置（98）
13. ヘッドアップディスプレイ（100）
14. ワイヤーハーネス（102）
15. 車載用白色LED（104）
16. ECU（106）
17. アルミ電解コンデンサ（108）
C. 駆動／伝達／操縦装置部品（110）
1. プロペラシャフト（110）
2. ディファレンシャルギヤ（112）
3. 自動トランスミッション（114）
4. 電子制御サスペンション（116）
5. リーフスプリング（118）
6. コイルスプリング（120）
 7. ショックアブソーバー（122）
8. サスペンションストラット（124）
9. トーションバー／スタビライザ（126）
10. 等速ジョイント（128）
11. ディスクパッド（130）
D. 車体部品（132）
1. ダッシュボードパネル（132）
2. バンパー（134）
3. 燃料タンク（136）
 4. シート（138）
5. ミラー装置（140）
6. ワイヤレスキー（142）
E. 機能部品（144）
1. エアバックシステム（144）
2. ABS（146）
3. クリアランスソナー（148）
4. イモビライザー（150）
 5. タイヤ空気圧警報システム（152）
6. 車載用CCDカメラ（154）
7. 車間距離感知システム（156）
F. 通信機器／通信部品（158）
1. カーナビゲーション（158）
2. GPS受信機（160）
3. ETC車載器（162）
 4. Bluetooth（164）
5. 車内LAN（166）

III. 材料編（169）
G. 有機系材料（171）
1. エンプラ樹脂（171）
2. TPE（177）
H. 無機系材料（180）
1. マグネシウム合金（180）
2. アルミニウム（184）

IV. 基礎データ編（187）
1. ETCのインフラ状況（189）
2. 自動車生産台数推移（190）
1）日本国内生産台数推移（190）
2）海外地域別生産台数推移（191）
3. 国内自動車メーカー・主要部品メーカーの海外生産体制（192）
（）内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2003年版 新自動車部品マーケティング便覧

頒価
106,700円（税抜 97,000円）

発刊日
2002年12月17日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
216ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研　第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490　FAX. 03-3241-3491

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