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−調査の背景− |
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- 「カード市場マーケティング要覧(ICカードビジネス編)」は、多様化するICカードアプリケーションを網羅しそれぞれのアプリケーションについて市場規模・動向や今後の多機能化等方向性をまとめた。2003年国内ICカード市場は、6,120万枚(前年比147.1%)、347.7億円(同143.9%)となる見込みである。ICクレジットカード発行が本格化した接触式と、非接触式ではSuica成功で波に乗るFeliCa方式の拡大が顕著である。
磁気/ICカード、プリペイドカード、カード材料/関連機器、及びRFIDタグ等の市場規模・動向については、(市場編)(2003年8月発刊)としてまとめているので、本資料と合わせて参照頂きたいと思う。
- 国内ICカード市場はクレジットや交通等、特定用途においては既に立ち上がりを見せたことで、次の焦点は本当の意味での多機能化の実現にある。それは、従来言われていたような概念の多機能ICカードのことではなく、ビジネスとして成り立つ、現実的な多機能ICカードである。これまでの準備期間を経て、接触/非接触一体型のデュアルインターフェースICカードを用いた多機能ICカードビジネスは、2004年から本格展開が行われる見込みである。磁気カードでは成し得なかった、各種サービス提供等が開始される見込みで、ICカード本来のビジネス展開はこれからと言える。
- 一方、2003年様々な分野でICカードよりもホットな話題を提供したのがRFIDタグであろう。RFIDタグは現状の市場と、将来予測をある程度分けて捉えなければならないと思うが、話題の中心は専ら後者である。本資料においても、RFIDタグアプリケーションを僅かずつだが取り上げた。しかし、その大半はRFIDタグを利用すればあれもできる、これもできるという域を出ていない。2010年頃を想定しているのだが、現時点では、全て可能性があるとしておく。2003年8月の総務省報告書では、RFIDタグ利用による経済波及効果を2010年において最大31兆円と試算しており、その波及効果は2007年頃から急激に拡大すると予測している。解決しなければならない課題が山積しており、実現には更に時間を要するものと見られる。
- 本資料は、国内ICカードアプリケーションを網羅し各アプリケーションについて今後の方向性をまとめたものである。カード参入各社においてビジネス展開の一助になれば幸いである。本資料制作にあたって、快く取材に応じて頂いた関係各社の御担当者の方々に、深くお礼を申し上げる次第である。
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−調査目的− |
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- 「カード市場マーケティング要覧」2003年版は、(市場編)(ICカードビジネス編)の全2巻としている。(市場編)(2003年8月発刊)では磁気/ICカード、プリペイドカード、カード材料/関連機器及びRFIDタグの市場規模・動向をまとめ今後の市場予測を行っている。本資料(カードビジネス編)では多様化するICカードアプリケーションについて各アプリケーションの市場規模・動向、多機能化等今後の方向性についてまとめることを目的とした。
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−調査対象品目− |
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I. ICカード
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流通・サービス分野 | : | 会員カード、商店街カード |
交通分野 | : | 定期券/乗車券、ETCカード、パスポート |
金融・決済分野 | : | キャッシュカード、クレジットカード、電子マネー |
通信・放送分野 | : | ICテレホンカード、UIMカード、CASカード |
公共分野 | : | 住民基本台帳カード、運転免許証 |
ID | : | 社員証/学生証 |
アミューズメント/施設 | : | アミューズメント施設利用カード、パチンコカード、ホテルキーカード |
医療分野 | : | 健康保険証、介護保険証、診察券、電子カルテ |
サイバーワールド | : | インターネットサービス、電子チケット |
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II. RFIDタグ
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−目次− |
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()内は掲載ページ
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I. 総括編(1)
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- 1. ICカードビジネス(国内市場)(3)
- 2. 市場規模推移と予測(5)
- 1)分野別市場規模推移と予測(5)
2)アプリケーション別市場規模推移と予測(7)
3)提供サービス市場規模推移と予測(9)
4)RFIDタグアプリケーション別市場規模推移と予測(11)
- 3. 分野別ICカード導入の現状と今後の展開(14)
- A. 流通・サービス分野(14)
B. 交通分野(17)
C. 金融・決済分野(20)
D. 通信・放送分野(23)
E. 公共分野(26)
F. ID(29)
G. アミューズメント/施設(32)
H. 医療分野(35)
I. サイパーワールド(39)
- 4. ICカードアプリケーションにおける主要動向(42)
- 1)多機能ICカードの現状と今後の方向性(42)
2)タイプ別多機能ICカード分析(43)
3)方式別アプリケーション動向と方向性(46)
4)バイオメトリクス認証の現状と今後の方向性(49)
5)携帯電話におけるICカードとのアプリケーション相関(51)
- 5. RFIDタグの市場展望(53)
- 1)RFIDタグの現状(53)
2)アプリケーション別市場予測(55)
3)2大推進団体の概要(58)
4)RFIDタグの実証実験事例(59)
- 6. アプリケーション別伸長比較(60)
- 1)ICカード(60)
2)RFIDタグ(63)
- 7. アプリケーション別ICカードベンダー/サービス提供者シェア(66)
- 1)ICカードベンダー(66)
2)サービス提供者(69)
- 8. 主要参入企業の取り組みと今後の展開(72)
- 1)ICカード(72)
2)RFIDタグ(82)
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II. 個別アプリケーション編(85)
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- i. ICカード(87)
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- A. 流通・サービス分野(87)
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A-1 会員カード(87)
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A-2 商店街カード(92)
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- B. 交通分野(97)
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B-1 定期券/乗車券(97)
B-2 ETCカード(102)
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参考)パスポート(108)
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- C. 金融・決済分野(110)
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C-1 キャッシュカード(110)
C-2 クレジットカード(114)
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C-3 電子マネー(119)
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- D. 通信・放送分野(124)
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D-1 ICテレホンカード(124)
D-2 UIMカード(127)
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D-3 CAS(限定受信)カード(132)
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- E. 公共分野(136)
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E-1 住民基本台帳カード(136)
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E-2 運転免許証(142)
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- F. ID(145)
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- G. アミューズメント/施設(149)
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G-1 アミューズメント施設利用カード(149)
G-2 パチンコカード(154)
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G-3 ホテルキーカード(158)
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- H. 医療分野(161)
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H-1 健康保険証(161)
H-2 介護保険証(165)
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H-3 診察券(169)
H-4 電子カルテ(173)
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- I. サイバーワールド(178)
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I-1 インターネットサービス(178)
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I-2 電子チケット(183)
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- ii. RFIDタグ(188)
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III. 個別企業編(199)
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A. NECインフロンティア(201)
B. NTTコミュニケーションズ(203)
C. NTTデータ(205)
D. JCB(207)
E. ソニー(209)
F. 大日本印刷(211)
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G. 東芝(214)
H. 凸版印刷(216)
I. ビットワレット(218)
J. 松下電器産業(220)
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()内は掲載ページ
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