◆マルチクライアント調査レポート:2005年02月25日発刊

インフォメーション・ネットワークセキュリティサービス/
ソリューションの現状と将来展望 vol. 3

トレンドとなるネットワークセキュリティサービスモデルを把握・分析
−調査の背景−
  • 2005年に入り「個人情報保護法」更には「e-文書法」施行を控え、インフォメーション・ネットワークセキュリティサービス/ソリューションを取り巻く環境は、新たな展開を見せるに至っている。

  • ネットワークセキュリティ問題に対して、決して後手に回ることなく、的確な対処を講じることが市場に求められており、これは2005年1月末現在でISMS認証取得累計事業者数が622件となり、プライバシーマーク認定事業者については1,091社(2005年2月17日現在)を数えていることからも明らかである。

  • 2005年4月1日からの法施行後は、具体的な問題・要因に対する対処・対策が、より明確・鮮明に取り沙汰されることになり、大量に個人情報を有していない企業・団体であっても、セキュリティ環境整備に着手せざるを得ない状況となることは必至である。

  • 相変わらず先行きの見えない景況感の中にあって、IT投資の鈍化傾向が続いているものの、ネットワークセキュリティ関連投資は、その優先順位が上がると共に投資額も拡大化してきている。提供するサービスベンダにとって、ここ1年〜2年内がネットワークセキュリティビジネスの正念場となることは確実であり、拡大化するユーザニーズを如何に汲み取っていくかがポイントとなろう。

  • 当レポートでは、今後、ネットワークセキュリティサービスを提供していく上で、キーとなりそうなビジネススタイルを把握・分析しており、セキュリティサービス/ソリューションベンダやユーザの情報が、今後のビジネスアプローチにとって参考になれば幸甚である。


−調査目的−
  • ネットワークセキュリティに関するサービス/ソリューションビジネスが、俄然注目を集めている。

  • 従来、ネットワークセキュリティ関連はシステム化投資の中でも後手に回ることの多かった分野であるが、相次ぐサイバーテロの問題や個人情報保護法によるネットワークシステム対応の必要性がクローズアップされており、“被害者でありながら加害者”となる危険性を払拭するため、企業や団体ではネットワークセキュリティに具体的に取り組むケースが急増している。

  • サービス/ソリューションを提供する側も、高度化・複雑化する“脅威”に対して、的確なサポートを要求されており、また、そういったソリューションができないと市場から淘汰されることになってしまいかねない状況である。

  • ユーザ意向を汲みながら、強固なネットワークセキュリティ環境を構築し、運営していくために、各セキュリティサービス/ソリューションベンダは、どのような方策を整え、ユーザに対して信頼感や安心感を与えていくかということを、明確にしたのが本書である。

  • 尚、調査のポイントは以下の点において実施した。

    • トレンドとなるネットワークセキュリティサービスモデル(注目サービス/ソリューション)

    • サービス別マーケット動向及びマーケット規模

    • ユーザーが求めるサービス/ソリューションの内容


−調査対象−
ネットワークセキュリティサービス提供ベンダ:25社
ネットワークセキュリティサービス利用ユーザ:25社

−目次−
総括編

<インフォメーション・ネットワークセキュリティサービス/ソリューションの定義>(1)

1. インフォメーション・ネットワークセキュリティサービス/ソリューションを取り巻く社会環境・構造(2)

2. トレンドとなるセキュリティサービスモデル(4)
1)業種別見地(4)
2)規模別見地(8)
3)地域別見地(9)

3. 主要サービス/ソリューションの概要(10)
1)セキュリティコンサルティング(10)
2)セキュリティ検査・監査サービス(14)
3)セキュリティポリシー策定サービス(19)
4)不正アクセス監視サービス(22)
5)ウイルス監視サービス(25)
6)コンテンツ監視サービス(27)
7)セキュリティ認証サービス(28)
8)ファイアウォール運用管理サービス(31)
9)セキュリティ教育・トレーニングサービス(34)
・主要サービスプレイヤー構造(38)

4. サービス/ソリューション別市場規模推移・予測(39)
<セキュリティコンサルティング>(41)
<セキュリティ検査・監査サービス>(42)
<セキュリティポリシー策定サービス>(43)
<不正アクセス監視サービス>(44)
<ウイルス監視サービス>(45)
<コンテンツ監視サービス>(46)
<セキュリティ認証サービス>(46)
<ファイアウォール運用管理サービス>(47)
<セキュリティ教育・トレーニングサービス>(48)
<特筆事項>(49)

5. サービス/ソリューションを普及・拡大していく上での問題点及び克服のための施策(50)

6. 注目サービス/ソリューションの展望(53)
1)ポリシー/コンサルティング関連(53)
2)情報漏洩防止関連(55)
3)PKI関連(59)
4)e-文書法関連(60)

サービス/ソリューションベンダ編

<サービス/ソリューションベンダ一覧>(62)
コンピュータプロダクツ/サービスベンダ系:5社(67)
セキュリティ専業系:5社(86)
セキュリティコンサルタント系:3社(105)
キャリア、ISP系:5社(116)
SI系:7社(134)

−共通調査項目−
企業名、所在地、資本金、年商、系列、従業員数
1.自社事業における提供サービス/ソリューションの位置付け
2.提供しているサービス/ソリューションの内容
3.注力しているサービス/ソリューションの内容
4.サービス/ソリューション体制及び対応状況
5.得意としているユーザ分野とその理由
6.サービス/ソリューション提供のための提携・連携戦略

ユーザ編

<まとめ>(158)
1. ネットワークセキュリティの背景(158)
2. ネットワークセキュリティ利・活用理由(159)
3. セキュリティプロバイダの注目・評価ポイント(160)
4. コストに対する見解(162)
5. 今後の展望(163)
<ユーザ一覧>(164)
企業(従業員1000名未満):5件(165)
企業(従業員1000名以上):15件(175)
大学/自治体(公共):5件(205)

−共通調査項目−
企業/団体名、所在地、業容
1.現在のネットワーク環境における問題点
2.ネットワークセキュリティサービス/ソリューションの利・活用範囲と利・活用に至った理由
3.注目しているネットワークセキュリティソリューションプロバイダ
4.サービス/ソリューションコストに対する見解
5.今後のサービス/ソリューションにおける要望
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
インフォメーション・ネットワークセキュリティサービス/ソリューションの現状と将来展望 vol. 3

頒価
330,000円(税抜 300,000円)

発刊日
2005年02月25日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
214ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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