◆マルチクライアント調査レポート:2010年05月31日発刊

メッセージング関連市場の将来展望

クラウド型サービスで変貌するメールシステム/サービス/ソリューション市場を用途別に把握
−調査の背景−
  • 電子メールがビジネスにおける重要なコミュニケーション手段となって久しく、電子メールは社員間、取引先との情報伝達方法として必須のツールとなっており、多くの企業は自社メールサーバを立ち上げて運用している。また自社メールサーバを運用していないユーザーもサービスプロバイダが提供するホスティングサービスを活用している。
  • メールがビジネス活動において必須のツールとなっているなかで、ウイルスやスパム等、日々増殖するセキュリティ脅威への対策として、ウィルス・スパム対策ツール/サービス、電子メールセキュリティアプライアンス、暗号化ツール等のセキュリティ対策ツール導入やサービス利用も進んでいる。また日本版SOX法施行による内部統制強化への対応としてメール保存への取り組みも大手企業を中心に広がってきており、それに伴いメールアーカイブツール需要も増えてきている。
  • 多くの企業ユーザーが自社内にメールサーバ及びセキュリティ対策機器を設置し自社運用を行なってきたが、2008年度後半以降の急速な景気悪化に伴うコスト抑制強化への取り組みはメールシステム運用面にも影響を与えてきており、運用管理負担面から自社システム運用について見直し気運も高まりつつある。
  • 一方、文教市場で導入が広がったGoogle Appsがビジネス向けへの本格展開が開始されたことで、低価格でメール機能やスケジューラ等のコラボレーション機能をオールインワンで提供するGoogle Appsについての関心が高まってきている。Webメールサービスは、出先からもインターネットを介してメールチェックでき、運用管理負担を軽減できるものとして中小企業を中心にWebメールサービス導入も広がりつつある。メールサービスが従来のサービスプロバイダからだけでなく、ソリューションプロバイダもGoogle Appsを組み込んで従来メールシステムからの乗り換え及びそれに伴う構築を含めたソリューション提供を開始してきている。数多く提供されているクラウドサービスの中では、ユーザーにその効果を訴求しやすいメールサービス利用拡大が期待されている。
  • 当調査レポートでは、オンプレミス/サービス向けの各ソリューションを、メッセージングに関連する用途別として切り分けし、用途別ソリューション市場として把握、分析することで、メッセージングに関わる各用途別の市場性、及びオンプレミス利用からクラウドサービス利用への乗り換えについて考察、明確化することを目的とした。
  • 末筆ではございますが、当レポート作成にあたり、ご多忙中にも関わらず、快く取材に応じて頂きました各社ご担当者の方に対して深く御礼申し上げます。
−調査目的−
  • メールがビジネス活動において必須のツールとなっている中で、ウイルスやスパム等、日々増殖するセキュリティ脅威への対策として、ウィルス・スパム対策ツール/サービス、電子メールセキュリティアプライアンス、暗号化ツール等のセキュリティ対策ツール導入やサービス利用も進んでいる。
  • 多くの企業ユーザーが自社内にメールサーバ及びセキュリティ対策機器を設置し自社運用を行なってきたが、2008年度後半以降の急速な景気悪化に伴うコスト抑制強化への取り組みはメールシステム運用面にも影響を与えてきており、運用管理負担面から自社システム運用について見直し気運も高まりつつある。
  • 当調査レポートでは、オンプレミス/サービス向けの各ソリューションを用途別に切り分けし、用途別ソリューション市場として把握、分析することで、メッセージングに関わる各用途別の市場性、及びオンプレミス利用からクラウドサービス利用への乗り換えについて考察、明確化することを目的とした。
−調査のポイント−
  • メッセージング関連ソリューションにおける用途別でのハードウェア/ソフトウェア/サービスの位置づけを把握。
  • “所有”→“利用”へ、オンプレミスからアウトソーシングサービス需要拡大について考察。
  • メッセージング関連における用途別市場規模、市場性について考察。
−調査対象−
市場区分
メッセージング関連用途別市場
用途;メールシステム用途(メールサーバ/Webメール、グループウェア/メール利用)、メールセキュリティ用途(ウイルス対策、スパム対策、メール暗号化、メール誤送信防止、メールフィルタリング)、メールアーカイブ用途(メールアーカイブ)
オンプレミス市場/サービス市場
関連プロダクツ市場;ハードウェア/ソフトウェア(オンプレミス向け)
調査対象プロダクツ
a) ハードウェア;
1. メッセージ・サーバ
2. メールセキュリティアプライアンス(ゲートウェイ型)
3. メールアーカイブアプライアンス
4. UTMアプラインアンス 他
b) ソフトウェア;
1. メールサーバ/Webメールツール
2. グループウェア
3. スパム対策ツール
4. ウイルス対策ツール
5. メールアーカイブツール
6. メール暗号化ツール
7. メール誤送信防止ツール
8. メールフィルタリングツール 他
調査対象サービス
1. メール専用サービス
2. メールセキュリティサービス(スパム対策、ウイルス対策、他)
3. グループウェア(SaaS型)
4. メールアーカイブサービス 他
−目次−
総括/市場編
《メッセージング関連ビジネスの方向性》(2)
1. メール活用におけるメールシステム/メールサービスを取り巻く動き(3)
2. メッセージング関連ビジネスにおけるプレーヤーの位置づけ(6)
1) 流通構造、プレーヤーの位置づけ(6)
2) 市場の定義(9)
3) 用途別市場構造;2009年度(10)
3. エンドユーザーにおけるメールシステム/メールサービス利用動向(18)
4. 用途別ソリューション全体市場の現状、今後の需要見通し(21)
1) 用途別ソリューション市場:全体(21)
2) 用途別ソリューション市場:ソリューション別(25)
3) 用途別ソリューション市場:企業規模別(28)
4) 用途別ソリューション市場:xSP向け/企業向け(31)
5. オンプレミス市場/サービス市場の現状、今後の需要見通し(34)
1) オンプレミス市場(34)
2) サービス市場(43)
6. 用途別市場規模推移、見込、予測(2008年〜2013年)(49)
【メッセージング関連:主要提供製品/サービス】(61)
用途別市場編
1. メールサーバ/Webメール(68)
2. グループウェア/メール利用(78)
3. ウイルス対策(88)
4. スパム対策(98)
5. メール暗号化(108)
6. メール誤送信防止(118)
7. メールフィルタリング(128)
8. メールアーカイブ(138)
−共通調査項目−
1. カテゴリ分類
2. 市場概況
3. 当該製品/サービスを取り巻く動き
1) 取り巻く動き
2) 提供形態別動向
3) ユーザー層別需要動向
4. 市場規模推移、見込(2008年〜2013年)
1) 全体市場
2) オンプレミス市場
3) サービス市場
5. 市場拡大/阻害要因、今後の需要見通し
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
メッセージング関連市場の将来展望

頒価
330,000円(税抜 300,000円)

発刊日
2010年05月31日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
147ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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