- ■このレポートには以下の最新版があります
- 2024 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧 ベンダー戦略編 (刊行:2024年12月13日(予定))
- ■この資料は複数巻構成となっております
- 2014 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧(上巻)(刊行:2014年10月10日)
- ■関連したテーマを持つレポートがあります
- 全国SI/NIベンダーの新ビジネス戦略調査 2024年版 (刊行:2024年12月20日(予定))
- 2024 ネットワークセキュリティにおけるSOC/プロフェッショナルサービス市場の将来展望 (刊行:2024年11月13日)
- 2024 コミュニケーション関連マーケティング調査総覧 (刊行:2024年10月10日)
- 2024 法人インターネット市場の現状と将来展望 (刊行:2024年07月26日)
−はじめに− |
- ネットワークセキュリティビジネスを取り巻く環境は、クラウドコンピューティング、データセンター環境へのシステム移行やモバイル端末によるリモートアクセスの増加といった従来のシステムとは異なった形態が浸透していることにより、新たなビジネスを創出する結果となっている。
- 企業など事業者におけるセキュリティ対策としても、脅威の高度化や前述のようなシステム環境の変化などに伴った新たなセキュリティ対策の実施など、従来強化されてきたセキュリティ対策に加えてシステムの安全性や継続性を維持させていくために、ユーザー自身にとって必要な対策を取捨選択していくことが求められている。
- ITシステムの利用拡大や環境の変化にあわせて、個々にセキュリティ対策が実施されている現状があるものの、未知のマルウェアなどによる脅威の拡大や標的型攻撃などのサイバー攻撃の増加、依然として発生する情報漏えい事故なども後を絶たない状況にあり、セキュリティ対策としても多段的、多層的な対策を実施し、かつこれらを有機的に運用していくなどより高度な管理が求められる現状もある。
- また、従来の情報系システムにおけるセキュリティ対策のほか、生産ラインやインフラ施設で利用される制御系システムについても、安全なシステム環境として利用されてきたが、オープン化、IP化によりセキュリティ脅威が高まっており、制御システムに対するセキュリティビジネスなども今後拡大することが考えられる。
- こうしたシステム環境の変化や新たな潮流が見込まれるネットワークセキュリティビジネスの中で、クラウドコンピューティング環境やモバイル端末利用におけるセキュリティビジネス、標的型攻撃などサイバー攻撃への対応などについて、セキュリティソリューションプロバイダー、セキュリティツールベンダー双方の観点からのビジネスモデルや新潮流に対する取り組みなどを分析し、当該ビジネスの方向性を示すとともに、制御システムに関するセキュリティビジネスの取り組みに関してもその動向について把握している。
- 新たなネットワークセキュリティビジネスのトレンドを調査、分析した本調査資料「2014 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧(下巻)」が、当該ビジネスにかかわる事業者において、競争優位を確立するマーケティング基礎データとして活用されることを切に望むものである。
|
−調査目的− |
- 新たなビジネストレンドが台頭するネットワークセキュリティビジネスにおいて、セキュリティソリューションプロバイダー、セキュリティツールベンダー、制御システムセキュリティベンダーの各ビジネスモデルに関する調査、分析を行うことで、今後のセキュリティビジネスに関する方向性やトレンドを明確化し、当該ビジネスにかかわる事業者に対して有用なマーケティング基礎データとしての提供を目的とした。
|
−調査対象− |
- ■調査対象企業
-
1. セキュリティソリューションプロバイダー | 32社 |
2. セキュリティツールベンダー | 20社 |
3. 制御システムベンダー | 3社 |
※三菱電機情報ネットワークと三菱電機インフォメーションテクノロジーは2014年10月1日をもって経営統合を行い、三菱電機インフォメーションネットワークへと社名変更がなされたが、本調査資料では2014年10月以前に調査を実施したため、旧社名にて表記を行った。
|
−調査項目− |
- ■セキュリティソリューションプロバイダー
-
1. 企業プロフィール
2. セキュリティビジネスの位置付け
3. セキュリティ関連事業売上/見込
4. 主要提供製品(ハードウェア/ソフトウェア)
5. 主要提供ソリューションサービス
|
6. 主要提供製品のベンダー別取り扱い高比(2013年度実績)
7. 関連組織体制/アライアンス状況/セキュリティ技術者陣容/商流
8. マーケティング戦略
9. トレンドビジネス対応
10. 今後の方向性
|
- ■セキュリティツールベンダー
-
1. 企業プロフィール
2. セキュリティ関連事業売上/見込
3. 主要提供製品
4. 関連組織体制/アライアンス状況/商流
5. チャネル戦略とパートナー状況
|
6. 主要パートナーの販売比率(2013年度実績)
7. マーケティング戦略
8. トレンドビジネス対応
9. 今後の方向性
|
- ■制御システムベンダー
-
1. 企業プロフィール
2. セキュリティ関連事業売上/見込
3. 主要提供製品(ハードウェア/ソフトウェア)
4. 関連組織体制/アライアンス状況/商流
5. チャネル戦略とパートナー状況
|
6. 主要パートナーの販売比率(2013年度実績)
7. マーケティング戦略
8. トレンドビジネス対応
9. 今後の方向性
|
|
−目次− |
- I. 総括編(3)
-
1. ネットワークセキュリティソリューションビジネスの現状(3)
2. セキュリティソリューションビジネスのトレンド(5)
3. 業界構造/ベンダー連携状況(10)
4. 調査企業をベースとしたセキュリティソリューション市場シェア(2013年度実績)(13)
5. セキュリティツールベンダーのチャネル戦略動向(16)
6. クラウド市場/モバイルアクセス拡大に伴うセキュリティビジネスの展望(22)
7.制御システムにおけるセキュリティの取り組みとセキュリティビジネス(32)
8. CSIRTの運用状況と支援サービス状況(35)
9. 調査対象企業概要一覧(39)
- II. 企業編(59)
-
1. ネットワークセキュリティソリューションプロバイダー(61)
1) アズジェント(62)
2) インターネットイニシアティブ(66)
3) インフォセック(69)
4) NRIセキュアテクノロジーズ(73)
5) NTTコミュニケーションズ(77)
6) NTTソフトウェア(80)
7) NTTデータ(84)
8) NTTデータ先端技術(88)
9) NTTPCコミュニケーションズ(91)
10) 大塚商会(95)
11) キヤノンITソリューションズ(99)
12) グローバルセキュリティエキスパート(102)
13) KDDI(106)
14) サイバーディフェンス研究所(110)
15) ソフトバンクテレコム(114)
16) TIS(117)
|
17) 日本IBM(120)
18) 日本電気(124)
19) 日本ヒューレット・パッカード(128)
20) ネットワンシステムズ(132)
21) バリオセキュア(135)
22) 日立システムズ(139)
23) 日立製作所(143)
24) 日立ソリューションズ(147)
25) 富士通(150)
26) 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(154)
27) 富士通マーケティング(158)
28) 丸紅情報システムズ(162)
29) 三井物産セキュアディレクション(165)
30) 三菱電機(169)
31) 三菱電機情報ネットワーク(172)
32) ラック(175)
|
2. ネットワークセキュリティツールベンダー(179)
1) アカマイ・テクノロジーズ(180)
2) アルプス システム インテグレーション(183)
3) EMCジャパン(186)
4) FFRI(189)
5) カスペルスキー(192)
6) シスコシステムズ(195)
7) シマンテック(198)
8) シマンテック・ウェブサイトセキュリティ(202)
9) ジュニパーネットワークス(205)
10) ソリトンシステムズ(208)
|
11) チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(211)
12) デジタルアーツ(214)
13) トレンドマイクロ(217)
14) 日本CA(220)
15) 日本セーフネット(223)
16) 日本マイクロソフト(227)
17) パロアルトネットワークス(230)
18) ファイア・アイ(233)
19) フォーティネットジャパン(236)
20) マカフィー(239)
|
3. 制御システムベンダー(243)
1) アズビル(244)
2) シーメンス・ジャパン(246)
|
3) 横河電機/横河ソリューションサービス(248)
|
|
|