◆市場調査レポート:2016年02月25日発刊

4K・8Kビジネス/市場の全貌 2016

4K・8Kディスプレイ(方式/デバイスタイプ)、キーデバイス開発動向、アプリケーション機器、有望業界/用途(コンテンツ/サービス)までの全体市場、4K・8K関連ビジネス市場を徹底調査
−調査の背景−
  • 日本国内では放送のデジタル化が完了し、高精細でシームレスな動画が日常的に利用可能となった。デジタル化に伴いインフラ整備も進み、現在はそのインフラを利用したリッチコンテンツの普及が進められている。
  • 今後さらに高精細動画像の普及は加速し、現在のデジタルハイビジョン(2K)の画面画素数の4倍、16倍に相当する「4K」「8K」へと移行する可能性が高まっており、より高精細な映像技術を活用した次世代放送の実現に向けた取り組みが日本をはじめ世界各国で進められている。日本国内では、既に2015年より、124/128度CS放送、CATV、IPTVにおいて、実用放送/サービスが開始されており、2020年の「東京五輪」開催に向け、BS放送において4K・8K試験放送と2018年の実用放送の開始が計画されている。
  • さらに4K・8Kの高精細技術は、現状は4Kコンテンツが中心ではあるものの、放送業界にとどまらず、医療機関、映像セキュリティ分野、デジタルシネマやプラネタリウムといったレジャー/アミューズメント施設、デジタルサイネージ、一般企業/研究機関(設計/デザイン)、シミュレーションなどさまざまな用途での利活用が始まっている。コスト面のほか、技術的な課題は多いものの、今後の普及拡大が期待されている。
  • 高精細映像制作、配信等に関しても、日本だけではなく海外においてもプロダクション、放送事業者、コンテンツ配信事業者、システム事業者、エレクトロニクス機器メーカー、デバイスメーカーが、本格的なビジネス化に向けた動きを加速させており、今後さらに主導権争いが活発化するとみられる。
  • 本調査資料は、今後世界的に普及が見込まれる4K・8Kの高精細動画像への対応に向けた開発が進む関連製品、主要デバイス市場の市場動向に加え、有望業界/用途までを網羅的に把握し、現状の動画像利活用実態の把握、ニーズ分析、中長期的な視点における市場予測を行うことで、4K・8Kの高精細市場の実態を予測・分析した。本調査資料をデータベースとしてご活用いただき、貴社の戦略立案に役立てていただければ幸いである。
−調査目的−
  • 本調査資料は、今後世界的に普及が見込まれる4K・8Kの高精細動画像の関連製品/システム、主要デバイス、有望業界/用途を網羅的に把握し、現状の動画像利活用実態の把握、ニーズ分析、中長期的な視点における市場予測を行い、4K・8K関連市場の実態を予測・分析した。
−調査対象−
調査対象品目
A. 機器市場
(22品目)
1. 表示機器(10品目)
1.1 パブリックディスプレイ
1.2 医療用ディスプレイ
1.3 放送局用モニター
1.4 TV
1.5 ビジネスプロジェクター
1.6 ホームプロジェクター
1.7 フルカラーLEDディスプレイ
1.8 スマートフォン
1.9 ノートPC
1.10 ヘッドマウントディスプレイ
2. 入力/撮像機器(6品目)
2.1 業務用ビデオカメラ
2.2 デジタルビデオカメラ
2.3 手術用顕微鏡システム
2.4 外科内視鏡
2.5 ドローン
2.6 監視カメラ
3. 記録/再生機器/その他
(6品目)
3.1 民生用レコーダー
3.2 据置型ゲーム機
3.3 放送業務用レコーダー/VTR
3.4 エンコーダー/デコーダー
3.5 マトリクススイッチャー
3.6 グラフィックボード/チップ
B. デバイス市場(10品目)
4.1 大型ディスプレイ
4.2 中小型ディスプレイ
4.3 イメージセンサー
4.4 TV用SoC
4.5 レンズユニット
4.6 DRAM
4.7 コネクター
4.8 通信用ケーブル
4.9 QDコンポーネント
4.10 ヒートパイプ
C. 業界/用途(7品目)
5.1 放送局/プロダクション
5.2 医療機関
5.3 VR/AR
5.4 映像セキュリティ
5.5 デジタルシネマ
5.6 プラネタリウム
5.7 デジタルサイネージ
−調査項目−
個票編
A. 機器市場編
1. 製品概要
2. 市場規模推移と予測(2014年実績〜2025年予測)
3. 4K・8K対応製品市場規模推移予測(2014年実績〜2025年予測)
4. メーカーシェア(2015年実績/2016年見込:数量)
5. 主要参入企業の製品化/販売戦略
6. 4K・8Kに関わる技術トレンド
7. 4K・8K対応製品の現在の利用シーンと普及シナリオ
B. デバイス市場編
1. 製品概要
2. 市場規模推移と予測(2014年実績〜2025年予測)
3. アプリケーション別ウェイト
4. メーカーシェア(2015年実績/2016年見込:数量)
5. 主要メーカーの4K・8K製品への対応状況
6. 供給マップ
7. 開発動向
8. 4K・8Kに関わる技術トレンド
C. 業界/用途編
1. 市場/業界概要
2. 現状の映像利用実態
3. 4K・8K関連市場規模推移と予測
4. 注目活動/導入事例
5. 海外動向
6. 普及のための課題/問題点
7. 機器/システムに対する要求事項
8. 今後の4K・8K対応の見通し
−目次−
I. 総括編(1)
1. 調査総括(3)
2. 業界構造(主要参入企業マップ)(5)
3. 4K・8Kの領域(7)
1) 調査対象/定義(7)
2) 解像度とアプリケーションとの関係(8)
3) 4K・8K放送/映像配信サービス(9)
4. 4K・8K市場の現状と将来予測(10)
1) 調査対象機器における4K・8K対応製品成長率ランキング(2025/2015年、金額ベース)(10)
2) 調査対象機器における4K・8K対応製品市場規模ランキング(2025年、金額ベース)(12)
3) 調査対象機器における4K・8K対応製品構成比ランキング(2025年、数量ベース)(14)
4) 4K・8K関連製品/ビジネス市場規模(国内市場)(16)
5) 4K・8K関連機器/ビジネスの有望業界/用途(17)
5. 4K・8K-TV視聴環境(18)
1) TVでの4K視聴に関わる機器(18)
2) 4K・8Kコンテンツの増加と対応受像機器のトレンド(18)
3) 家庭における4K・8K-TV視聴環境(19)
6. 動画配信サービスの現状と将来予測(20)
1) 参入企業(20)
2) 動画配信サービスの現状(20)
3) 動画コンテンツ配信サービス事業者の動向(21)
4) 4K動画コンテンツ配信事業者の動向(22)
5) 8K動画コンテンツ配信事業者のトライアル状況(23)
6) 2016年⇒2020年での4K・8K化実現の可能性(日本国内)(24)
7. 4K・8K-TVの普及予測(25)
1) 国内4K・8K-TV出荷と累計稼働台数予測(25)
2) 国内世帯数と4K・8K-TV世帯普及率予測(26)
8. 海外動向(27)
9. 4K・8K関連機器市場規模推移と予測(29)
9.1. 全体市場(29)
1) 世界市場(2014年実績〜2025年予測、金額ベース)(29)
2) 国内市場(2014年実績〜2025年予測、金額ベース)(30)
9.2. 表示機器(31)
1) 市場規模推移と予測(世界市場、2014年実績〜2025年予測)(31)
2) 市場規模推移と予測(国内市場、2014年実績〜2025年予測)(35)
3) 4K・8K対応製品解像度トレンド・ロードマップ(39)
9.3. 入力/撮像機器(41)
1) 市場規模推移と予測(世界市場、2014年実績〜2025年予測)(41)
2) 市場規模推移と予測(国内市場、2014年実績〜2025年予測)(44)
3) 4K・8K対応製品解像度トレンド・ロードマップ(47)
9.4. 記録/再生機器/その他(48)
1) 市場規模推移と予測(世界市場、2014年実績〜2025年予測)(48)
2) 市場規模推移と予測(国内市場、2014年実績〜2025年予測)(51)
3) 4K・8K対応製品解像度トレンド・ロードマップ(54)
10. デバイス市場分析(55)
1) 市場規模推移と予測(世界市場、2014年実績〜2025年予測)(55)
2) 4K・8K対応製品開発トレンド・ロードマップ(57)
3) 4K・8K機器市場拡大がデバイス市場に与える影響(58)
11. 業界/用途動向(59)
1) 業界/用途別映像コンテンツ解像度状況(59)
2) 業界/用途別4K・8Kニーズ(61)
3) 普及のための課題/問題点(62)
4) 機器/システムに対する要求事項(64)
5) 今後の4K・8K対応の見通し(65)
II. 個別市場編(67)
A. 機器市場編(69)
1. 表示機器(71)
1.1 パブリックディスプレイ(73)
1.2 医療用ディスプレイ(78)
1.3 放送局用モニター(84)
1.4 TV(89)
1.5 ビジネスプロジェクター(97)
1.6 ホームプロジェクター(102)
1.7 フルカラーLEDディスプレイ(107)
1.8 スマートフォン(112)
1.9 ノートPC(117)
1.10 ヘッドマウントディスプレイ(122)
2. 入力/撮像機器(127)
2.1 業務用ビデオカメラ(129)
2.2 デジタルビデオカメラ(135)
2.3 手術用顕微鏡システム(140)
2.4 外科内視鏡(145)
2.5 ドローン(150)
2.6 監視カメラ(156)
3. 記録/再生機器/その他(161)
3.1 民生用レコーダー(163)
3.2 据置型ゲーム機(168)
3.3 放送業務用レコーダー/VTR(173)
3.4 エンコーダー/デコーダー(176)
3.5 マトリクススイッチャー(179)
3.6 グラフィックボード/チップ(182)
B. デバイス市場編(187)
4.1 大型ディスプレイ(189)
4.2 中小型ディスプレイ(194)
4.3 イメージセンサー(199)
4.4 TV用SoC(203)
4.5 レンズユニット(206)
4.6 DRAM(210)
4.7 コネクター(214)
4.8 通信用ケーブル(219)
4.9 QDコンポーネント(224)
4.10 ヒートパイプ(229)
C. 業界/用途編(233)
5.1 放送局/プロダクション(235)
5.2 医療機関(242)
5.3 VR/AR(246)
5.4 映像セキュリティ(250)
5.5 デジタルシネマ(254)
5.6 プラネタリウム(258)
5.7 デジタルサイネージ(262)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
4K・8Kビジネス/市場の全貌 2016

頒価
165,000円(税抜 150,000円)

発刊日
2016年02月25日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
265ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

ISBNコード
ISBN978-4-89443-776-0

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