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−調査の背景− |
- 本調査資料で対象とした業種別ITソリューションは、業種固有の業務フローや商慣習などに対応した業種特化型のソリューションである。
- 業種特化型のソリューションは業種汎用型のソリューションと比べパッケージ、クラウドの利用が遅れている状況であったが、市場環境への迅速な対応やIT投資の最適化を図るためにパッケージ、クラウドの利用が増加傾向にある。システム要員の不足、ブラックボックス化への対応もパッケージやクラウドの利用が増加している一因である。
- 日本では少子高齢化に伴う労働力の減少、国内需要の成熟化が課題としてある。業種特化型ソリューション市場は、業務の省力化や省人化、ノウハウの共有、継承を実現するソリューション、成熟した市場環境のなかで売上、利益を向上させていくためのソリューションの充実、浸透により、拡大していく見通しである。
- また、新たな技術としてIoTやAI、ビッグデータの活用が期待されている。IoTやAIの活用により、従来までシステム化が困難であった業務領域におけるソリューション化が進むとみられる。本調査資料においても、各業種が抱える課題に対し、これら最新技術の果たす役割や業種特化型ソリューション市場における需要性分析を行った。
- 本調査資料「業種別ITソリューション市場 2016年版」では、業種特化のパッケージやクラウドの市場動向、今後の方向性、注目ベンダー、市場占有率の把握、IoTやAIをはじめとする新規領域の分析を行った。
- 企業向けソリューション市場をビジネスフィールドとするITベンダーのご担当者各位にとって必須の調査資料として活用いただければ幸甚である。
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−調査目的− |
- 各業種におけるソリューション市場の全体動向および各業種に特化したソリューションをパッケージ、クラウド、スクラッチといった利用形態別に市場分析を行うとともに、参入企業における売上実績やマーケティング動向を把握し、各業種における現状および今後の方向性を把握することを目的とした。
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−調査対象− |
- ■調査対象業種(12業種)
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対象業種 | 業種別市場に含まれる業種(小分類) |
農業 | 耕種農業、畜産農業 |
建設業 | 一般建築業、土木建築業 |
製造業 | 加工組立型製造業(一般機器、電気機器、輸送用機器、家具・装備品製造業)、プロセス製造業(食料品、医薬、繊維/紙・パルプ、化学、石油・石炭、プラスチック、ゴム、鉄鋼、非鉄金属、金属製品) |
運輸業 | 鉄道業、自動車運輸業、水運業、航空運輸業、その他運輸業(3PLなど) |
小売業 | 百貨店、GMS/SM、コンビニエンスストア、アパレル、ショッピングセンター、その他小売(ドラッグストア、自動車販売、ホームセンター、書店、家電量販店など) |
金融業 | 銀行、証券、保険(生保・損保)、クレジット/信販、その他金融(ノンバンク、政府系金融機関、共済、リース、ゆうちょ銀行、かんぽ生命、JAバンク、JA共済) |
不動産業 | 不動産開発/販売業、分譲マンション管理業、賃貸管理業、売買仲介業、リフォーム業 |
宿泊業 | 旅館、ホテル |
外食業 | 一般飲食店、持ち帰り・配達サービス業 |
学校教育 | 初等中等教育機関、高等教育機関、専修学校、その他各種学校 |
医療業、社会福祉/介護事業 | 病院、一般診療所、歯科診療所、老人福祉/介護事業、障がい者福祉事業 |
地方公共団体 | 都道府県、市区町村 |
- ※:「III. 業種編」のソリューション別市場では以下のソリューションを対象とし市場規模および市場シェアを記載した。
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対象業種 | 業種別市場に含まれるソリューション |
農業 | 生産管理システム |
建設業 | 統合工事管理システム/原価管理システム、積算システム(土木系)、CAD(測量/土木系)、施工管理システム(土木系)、CAD(建築) |
製造業 | 生産管理システム、PLM/PDM、MES、SCADA、電気系CAD/CAM、機械系CAD/CAM |
運輸業 | 配車計画支援システム、車両運行管理システム |
小売業 | ポイント管理システム、モバイルPOSシステム、GMS/SM向け基幹系システム、アパレル業向け基幹系システム、テナント管理システム |
金融業 | 銀行向けシステム、証券向けシステム、保険(生命保険)向けシステム、保険(損害保険)向けシステム、クレジット/信販向けシステム |
不動産業 | 戸建販売管理システム/ マンション販売管理システム、賃貸仲介システム/賃貸管理システム、売買仲介システム |
宿泊業 | PMS、サイトコントローラー |
外食業 | 外食業向け統合業務管理システム、モバイルPOSシステム、発注管理システム、予約管理システム |
学校教育 | eラーニングシステム、協働学習支援システム、校務支援システム、学務支援システム |
医療業、社会福祉/介護事業 | 医事会計システム、電子カルテシステム、医療用画像情報システム(PACS)、社会福祉/介護事業者向け業務支援システム |
地方公共団体 | 内部情報管理システム、住民情報管理システム |
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−調査項目− |
1. 業務フローおよび該当ソリューション
2. 提供形態の方向性
3. IT投資の方向性
4. 業種特化/業種共通別IT市場
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5. 業種特化IT市場動向
6. 注目ベンダーの動向/トピックス
7. 新領域への取り組み
8. 製品一覧
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−目次− |
- I. 総括編(1)
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- 1. 国内ソリューション市場の展望(3)
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1) 市場規模推移(3)
2) 業種別業種特化ソリューション市場の展望(3)
- 2. 提供形態動向分析(5)
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1) システム提供形態動向(全体)(5)
2) 業種別提供形態動向(6)
- 3. 業種別ソリューション市場分析(12)
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1) 業種特化ソリューション市場の業種分布(12)
2) 業種別市場動向(13)
- 4. 業種特化ソリューション市場分析(25)
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1) 主要ソリューション一覧(25)
2) 提供形態動向(27)
3) 業種特化ソリューション別市場動向(29)
- 5. 今後の方向性(50)
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1) 農業(50)
2) 建設業(51)
3) 製造業(52)
4) 運輸業(53)
5) 小売業(54)
6) 金融業(55)
7) 不動産業(56)
8) 宿泊業(57)
9) 外食業(58)
10) 学校教育(59)
11) 医療業、社会福祉/介護事業(60)
12) 地方公共団体(61)
- II. 集計編(63)
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1. 業種別業種特化/業種共通ソリューション市場(65)
2. 業種特化ソリューション別市場(70)
3. 業種特化ソリューション別市場占有率(81)
- III. 業種編(89)
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1. 農業(91)
2. 建設業(102)
3. 製造業(119)
4. 運輸業(133)
5. 小売業(150)
6. 金融業(166)
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7. 不動産業(184)
8. 宿泊業(197)
9. 外食業(206)
10. 学校教育(217)
11. 医療業、社会福祉/介護事業(236)
12. 地方公共団体(262)
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