◆マルチクライアント調査レポート:2021年07月20日発刊

2021 データ流通市場(情報銀行/PDS、データ取引市場)の発展に向けた最新動向および将来展望

ニューノーマル時代に即したデータ駆動型社会の実現を支えることが期待されるデータ流通市場の将来展望を徹底調査
−はじめに−
  • IT技術の進展、普及に伴い、データ量は爆発的に増大しており、利活用によって新たな価値を生むデータは21世紀における石油とも呼ばれている。デジタル時代において、多種多様なデータの総合的な分析により、ビジネス課題の解決や新規ビジネス創出、社会課題の解決などを可能とするデータ駆動型社会の実現に向けた取り組みが近年、活発化している。
  • データ駆動型社会の実現に向け、内閣官房のIT総合戦略本部が2016年9月より「データ流通環境整備検討会」を開催し、同検討会に設置された「AI、IoT時代におけるデータ活用ワーキンググループ」において、多種多様かつ大量のデータを安全・安心に流通/利活用できる環境整備に必要な措置の検討が進められた。その後、2017年3月に公表された「AI、IoT時代におけるデータ活用ワーキンググループ中間とりまとめ」において、「情報銀行/PDS」「データ取引市場」などのデータ流通の仕組みに関する定義がまとめられた。2017年11月にデータ流通/利活用の技術的および制度的環境の整備を目的として一般社団法人データ流通推進協議会(2021年4月に一般社団法人官民データ活用共通プラットフォーム協議会と合併し、一般社団法人データ社会推進協議会として活動を開始)が設立されたことに加え、2019年6月より一般社団法人日本IT団体連盟が情報銀行の認定事業を開始するなど、データ流通市場の立ち上がりに向けた取り組みが本格化した。政府や関連団体において、データ流通に関するガイドラインやルールなどの整備が進められる中、データ流通関連市場へ参入する企業、参入を公表する企業などが増加傾向にある。スタートアップ/ベンチャー企業による関連サービスの提供開始、大手企業の出資によるデータ流通ビジネスに特化した企業の設立、大手企業による取り組みの本格化など、幅広い領域で取り組みが進展している。
  • データ流通関連市場が市場元年を迎えようとする昨今、COVID-19の感染が世界規模で拡大したことで、企業の経済活動や生活者の生活様式が大きく変化している。この大きな危機を乗り越えるため、データ駆動型社会の実現機運はこれまで以上に高まっており、円滑なデータ利活用を支援するデータ流通市場の注目度もさらに高まっている。加速的に高まるデータ利活用ニーズに後押しされる形で、データ流通ニーズも高まることが予測され、データ流通関連市場は、今後、早い段階で市場黎明期から市場成長期へと移行していくことが期待される。
  • 以上を踏まえ、本マルチクライアント特別調査企画では、データ流通関連ビジネス市場に関連する政府や企業、団体、地方自治体などの取り組みや各種戦略、一般企業/生活者におけるデータ流通の認知度/理解度および利活用意向などを徹底調査することで、データ流通関連市場の現状と将来の展望を明らかにすることを目的とした。本マルチクライアント特別調査企画が当該ビジネスにかかわる事業者において広く活用されることを切に望むものであり、データ流通関連市場の拡大とデータ流通関連市場に参入する企業における競争優位を確立するマーケティングデータとして活用いただければ幸甚である。
−調査目的−
  • データ流通関連市場動向を分析し、市場トレンドの方向性を明確化するとともに、データ流通関連市場に参入するベンダーのビジネス実績や戦略などを分析することで、データ流通関連市場全体の将来展望を把握し、データ流通関連市場で優位性を確保するためのマーケティング戦略立案の基礎データを提供することを目的とした。
−調査対象−
データ流通関連市場編データ流通(情報銀行、データ取引市場)ビジネス市場
情報銀行事業化支援ビジネス市場
企業/地方自治体/団体編企業編(詳細版)15社
企業編(簡易版)11社
地方自治体/団体編4団体
政府/基幹団体編政府編2団体
基幹団体編2団体
ユーザーアンケート編企業におけるデータ流通(情報銀行、データ取引市場)利活用意向調査336社
生活者における情報銀行利活用意向調査330人
−調査項目−
データ流通関連市場編
 データ流通ビジネス市場
1. 市場定義
2. 市場概況
3. 市場規模推移
4. カテゴリー別市場規模推移
5. 主要企業の事業動向
 情報銀行事業化支援ビジネス市場
1. 市場定義
2. 市場概況
3. 市場規模推移
4. 主要企業の事業動向
企業/地方自治体/団体編
 企業編(詳細版)
1. 企業プロフィール
2. データ流通関連事業への取り組み
3. データ流通関連事業モデル
4. データ流通関連事業推進体制
5. データ流通関連事業売上
6. データ流通関連事業推進戦略
7. 実証実験/導入実績
8. データ流通関連市場への見解
 企業編(簡易版)
1. 企業プロフィール
2. データ流通関連事業への取り組み
3. 実証実験/アライアンス動向
 地方自治体/団体編
1. データ流通関連事業への取り組み
2. データ流通関連事業モデル
3. データ流通関連事業推進体制
4. 実証実験/導入実績
5. データ流通関連市場への見解
ユーザーアンケート編
 企業におけるデータ流通(情報銀行、データ取引市場)利活用意向調査
1. データ流通市場の認知度/理解度
2. データ流通市場の利活用意向
3. データ流通の仕組みを利用して収集したデータの利活用目的
4. データ流通の仕組みを利用したくない理由
5. 情報銀行の仕組みを利用して利活用したいデータ
6. データ取引市場の仕組みを利用して利活用したいデータ
7. データ取引市場の仕組みを利用したデータ提供意向
8. データ流通の仕組みを利用してデータを取得する際の金額感
9. データ取引市場の仕組みを利用してデータを提供する際の金額感
 生活者における情報銀行利活用意向調査
1. 情報銀行の認知度/理解度
2. 情報銀行の利活用意向
3. 情報銀行の仕組みを利用したい理由
4. 情報銀行の仕組みを利用したくない理由
5. 情報銀行の仕組みを利用したデータ提供意向
6. 情報銀行の仕組みを利用したデータ提供に際して期待する便益
−目次−
I. 総括編(1)
1. データ流通関連市場総括(3)
1) データ流通関連市場の現状と将来展望(3)
2) データ流通関連市場における業界構造(5)
3) 主要企業におけるデータ流通関連市場への見解(21)
4) ユーザーアンケート総括(27)
2. データ流通関連市場を取り巻く環境(37)
1) 主要企業における取り組み(37)
2) 関連法制度/ガイドライン動向(47)
3) 関連技術動向(50)
4) その他データ流通市場動向(54)
II. データ流通関連市場編(69)
A. データ流通ビジネス市場(71)
B. 情報銀行事業化支援ビジネス市場(86)
III. 企業/地方自治体/団体編(91)
A. 企業編(詳細版)(93)
A-1. HERE Japan株式会社(95)
A-2. 株式会社MILIZE(99)
A-3. Planetway Japan株式会社(103)
A-4. 株式会社Scalar(107)
A-5. TIS株式会社(111)
A-6. アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社(116)
A-7. 株式会社インテージ(120)
A-8. 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(124)
A-9. エブリセンスジャパン株式会社(130)
A-10. 中部電力株式会社(134)
A-11. 株式会社日本データ取引所(139)
A-12. 日本電気株式会社(144)
A-13. フェリカポケットマーケティング株式会社(149)
A-14. 株式会社マイデータ・インテリジェンス(154)
A-15. ライフラ合同会社(159)
B. 企業編(簡易版)(163)
B-1. 株式会社DataCurrent(165)
B-2. 株式会社DataSign(167)
B-3. 株式会社FiNC Technologies(169)
B-4. 株式会社J.Score(170)
B-5. 株式会社エルテス(171)
B-6. 株式会社スマートコントラクト・イニシアティブ(173)
B-7. 大日本印刷株式会社(175)
B-8. 株式会社日立製作所(177)
B-9. 富士通株式会社(180)
B-10. 三井住友信託銀行株式会社(182)
B-11. 三菱UFJ信託銀行株式会社(184)
C. 地方自治体/団体編(187)
C-1. 一般社団法人AIデータ活用コンソーシアム(189)
C-2. 会津若松市(192)
C-3. 神奈川県(196)
C-4. さいたま市/一般社団法人美園タウンマネジメント(199)
IV. 政府/基幹団体編(203)
D. 政府編(205)
D-1. 総務省/経済産業省(207) D-2. 高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(214)
E. 基幹団体編(217)
E-1. 一般社団法人データ社会推進協議会(219)
E-2. 一般社団法人日本IT団体連盟(228)
V. ユーザーアンケート編(233)
A. 調査設計(235)
B. 調査結果(240)
1. 企業におけるデータ流通(情報銀行、データ取引市場)利活用意向調査(240)
2. 生活者における情報銀行利活用意向調査(278)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2021 データ流通市場(情報銀行/PDS、データ取引市場)の発展に向けた最新動向および将来展望

頒価
880,000円(税抜 800,000円)

発刊日
2021年07月20日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
289ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第三部
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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