◆マルチクライアント調査レポート:2023年06月22日発刊

映像制作カメラと関連ビジネス市場の最新動向調査

新たな映像制作テクノロジーと配信ビジネスの動向を定点観測
−はじめに−
  • 高速通信環境の整備に伴い映像コンテンツの視聴環境が大きく変化している。これまではテレビ放送を中心に市場が形成されてきたが、インターネットを介してのコンテンツ視聴がメインストリームになりつつある。また、スマートフォンなどのモバイル機器を活用したサービスも広がっており、5G通信の普及に伴うリッチコンテンツの配信ビジネスも拡大している。こうした傾向は、COVID-19の感染拡大を契機にさらに加速度的に進んでいる。
  • インターネットを介してのコンテンツ視聴の普及が進んだことでコンテンツ数が大きく増加している。中国やインドなどでも活発に映像制作が行われるようになった。これに伴い、低予算で映像制作ができるよう、機材の低価格化および小型化が求められ、デジタル一眼カメラなど、従来映像制作に使用されなかったカメラを使用するケースも増えている。また、デジタル一眼カメラに採用されているイメージセンサーを流用し中国メーカーなどが安価なシネマカメラを投入する動きもみられ、競争が激化している。
  • 高速通信環境や画像処理、AI活用といった技術の導入は、コンテンツの新たな楽しみ方ももたらしている。具体的にはライブ配信、360度映像、インタラクティブなサービスなどである。コンテンツを受動的に視聴するのではなく、ユーザーが能動的に視聴方法を選択する、コミュニケーションを取りながら視聴する、といった視聴環境が整いつつある。このようなコンテンツ映像の視聴方法は、リモートカメラやデジタル一眼カメラ、ドローンによる空撮、XR撮影(VFX)スタジオなど、新たな映像制作機器によって実現されており、今後の市場拡大が期待される。
  • 本マルチクライアント特別調査企画では、プロフェッショナルユースを中心に、映像制作カメラや関連機器、業界別の市場について調査分析することで、当該市場のビジネスにおける有益な判断材料を提供することを目的とした。
  • 関係各位が本マルチクライアント特別調査企画を今後の事業戦略立案・展開において役立てていただくことを切に望むものである。
−調査目的−
  • 本マルチクライアント特別調査企画では、プロフェッショナルユースを中心に、映像制作カメラや関連機器、業界別の市場について調査分析することで、当該市場のビジネスにおける有益な判断材料を提供することを目的とした。
−調査対象−
調査対象品目
調査セグメント品目数調査対象
業種/コンテンツ6品目放送/マスコミ、シネマ、動画配信サービス、企業(広告など)、設備、その他
映像制作カメラ6品目業務用システムカメラ、業務用カムコーダー、シネマカメラ、デジタル一眼カメラ、リモートカメラ、ドローン
レンズ3品目放送レンズ、シネマレンズ、交換レンズ
その他映像制作関連機器2品目XR撮影(VFX)スタジオ用LEDディスプレイ、モニタースピーカー
企業事例7社池上通信機、キヤノン、JVCケンウッド、ソニー、パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション、富士フイルム、AVer Information
映像制作関連サービス2品目編集ソフト、その他関連サービス
−調査項目−
業種/コンテンツ
1) 業界定義
2) ワールドワイド市場動向
(1) 市場概況
(2) 業界トピックス
(3) 市場規模推移・予測
3) 製品別市場規模推移・予測
4) 各映像制作カメラの動向
5) ユーザー導入事例
映像制作カメラ
1) 製品概要/定義
2) ワールドワイド市場動向
(1) 市場概況
(2) 市場規模推移・予測
3) タイプ別動向
(1) 解像度別
(2) センサーサイズ別
4) 用途別動向
(1) コンテンツ別市場規模推移・予測
(2) 注目用途の動向
5) メーカー動向
(1) 主要参入メーカーおよび動向
(2) メーカーシェア
(3) 導入事例
6) 技術動向
レンズ/その他映像制作関連機器/映像制作関連サービス
1) 製品概要/定義
2) ワールドワイド市場動向
(1) 市場概況
(2) 市場規模推移・予測
3) タイプ別動向
(1) 製品タイプ別
(2) センサーサイズ別
4) 用途別動向
5) メーカー動向
(1) 主要参入メーカーおよび動向
(2) メーカーシェア
6) 技術動向
企業事例
1) 企業プロフィール
2) 事業概要
3) 取り扱い製品
4) 販売動向
(1) 分野別事業展開状況
(2) 分野別販売動向
(3) 製品別販売数量
(4) 事業規模
(5) 供給事例
−目次−
1. 総括(1)
1.1 市場総括(2)
1.2 媒体・コンテンツおよびユーザーの概要・定義(4)
1.3 映像制作カメラ参入メーカー一覧(5)
1.4 映像制作カメラの商流(6)
1.5 業種・コンテンツ別市場規模推移・予測(8)
1.6 製品別市場規模推移・予測(9)
1.7 技術動向(12)
2. 業種/コンテンツ(16)
2.1 放送/マスコミ(17)
2.2 シネマ(20)
2.3 動画配信サービス(23)
2.4 企業(広告など)(26)
2.5 設備(29)
2.6 その他(32)
3. 映像制作カメラ(35)
3.1 業務用システムカメラ(36)
3.2 業務用カムコーダー(41)
3.3 シネマカメラ(46)
3.4 デジタル一眼カメラ(52)
3.5 リモートカメラ(58)
3.6 ドローン(64)
4. レンズ(69)
4.1 放送レンズ(70)
4.2 シネマレンズ(73)
4.3 交換レンズ(76)
5. その他映像制作関連機器(80)
5.1 XR撮影(VFX)スタジオ用LEDディスプレイ(81)
5.2 モニタースピーカー(86)
6. 企業事例(88)
6.1 池上通信機(89)
6.2 キヤノン(92)
6.3 JVCケンウッド(95)
6.4 ソニー(98)
6.5 パナソニック エンターテインメント
          &コミュニケーション(101)
6.6 富士フイルム(104)
6.7 AVer Information(107)
7. 映像制作関連サービス(110)
7.1 編集ソフト(111)
7.2 その他関連サービス(113)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
映像制作カメラと関連ビジネス市場の最新動向調査

頒価
880,000円(税抜 800,000円)

発刊日
2023年06月22日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
113ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二部
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

お申し込み方法
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