◆マルチクライアント調査レポート:2024年08月15日発刊

国内ユーザー企業におけるLLM/生成AI利用実態調査

国内ユーザー企業における生成AIシステムに対する投資、生成AIシステムによって得られた効果などを調査、分析
−はじめに−
  • 米OpenAIのAIチャットボットサービスである「ChatGPT」のアクティブユーザー数は2022年11月のサービス発表から5日で100万人を突破し、「Instagram」や「Facebook」を超えるスピードで利用者が広まっている。これにより、1950〜1960年代のチェスや数学領域における活用が中心の第一次AIブーム、1980年代におけるエキスパートシステムの活用が中心となる第二次AIブーム、2000年代から続くビッグデータとニューラルネットワークの活用が中心となる第三次AIブームに続く、第四次AIブームが引き起こされた。
  • 生成AIへの投資は過熱し、大手SIerからAIベンダー、コンサルティングファーム、そしてユーザー企業といったあらゆる企業に加え、政府や学術機関までが生成AIを活用したソリューションの研究、開発、導入、構築、運用へと膨大な予算を投入している。一方、生成AIで可能になることや実現できることの範囲は未知数であり、潤沢に用意された予算の有効的な活用方法やユースケースに関しては手探りの状況となっている。
  • 直近ではRAGなど生成AIシステムに社内文書を参照させるシステムなど、単純にLLMとの対話を行うシステムから発展したシステムへとアップデートする時期を迎えている。結果として、生成AIシステムは企業全体のシステムと連動する大規模なシステムへと形を変えている。
  • 2023年は生成AIやLLMといったキーワードの認知が急速に進み、SIerなど生成AIソリューションを提供するベンダー側、生成AIシステムを実際のビジネスに活用していくユーザー側の双方において、大企業を中心に生成AIシステムの実証実験、本稼働が進んだ。2024年は大企業から中堅/中小企業にかけても生成AIシステムの利用が進むことに加え、ビジネスシーン全体で生成AIの有効なユースケースを探索する時期となっている。
  • このような状況を踏まえ、本マルチクライアント特別調査企画では、生成AIシステムを活用している国内企業を対象に、生成AIの活用に関する組織体制や予算編成、生成AIシステムをどのように構築し、どのように利用しているのか、その結果としてどの程度の費用をかけ、どの程度の効果を得ているのかといった情報を収集し、総合的に調査/分析することを目的とした。
  • 本マルチクライアント特別調査企画が、生成AIの活用を検討しているユーザー様、生成AIソリューション提供を検討しているベンダー様双方のご担当者様各位にとって必須のマーケティング資料として活用いただければ幸甚である。
−調査目的−
  • 国内企業における生成AIに対する組織的な取り組みや社内における生成AIシステムのユースケースについての詳細を9つの業種別に取りまとめることで、国内における生成AIの利用実態を客観的かつ多角的に調査分析することを目的とした。
−調査対象−
調査対象企業
業種詳細版簡易版合計
製造業4社7社11社
流通業2社8社10社
金融業2社9社11社
情報通信業7社10社17社
社会インフラ業4社10社14社
エンターテインメント業2社5社7社
ヘルスケア業3社7社10社
公共/教育4社8社12社
その他3社6社9社
合計31社70社101社
−調査項目−
企業個票編調査項目
調査項目詳細版簡易版
1. 企業プロフィール
2. 戦略投資計画における生成AI活用投資の位置づけ
3. 生成AI関連組織
4. ユースケース一覧/詳細
5. 生成AI活用における見解
−目次−
I. 総括編
1. 生成AIシステムに対する投資動向(1)
2. ユースケースの類型と動向(3)
3. 主要基盤モデル/プラットフォーム動向(6)
4. 生成AI活用に向けた取り組み方(9)
5. 生成AI活用における課題と対策(13)
6. ユーザーを取り巻く外部環境(14)
7. ユースケース一覧(20)
II. 業種別総括編
1. 製造業(27)
2. 流通業(28)
3. 金融業(29)
4. 情報通信業(30)
5. 社会インフラ業(31)
6. エンターテインメント業(31)
7. ヘルスケア業(32)
8. 公共/教育(33)
9. その他(33)
III. 企業個票編
A. 詳細版
 A-1. 製造業
A-1-1. 年商1,000億円〜5,000億円(連結)(34)
A-1-2. 年商5,000億円〜1兆円(連結)(38)
A-1-3. 年商1兆円以上(単体)(41)
A-1-4. 年商1兆円以上(連結)(44)
 A-2. 流通業
A-2-1. 年商1,000億円〜5,000億円(連結)(47)
A-2-2. 年商1兆円以上(連結)(49)
 A-3. 金融業
A-3-1. 収益1兆円以上(連結)(52)
A-3-2. 経常収益1兆円以上(連結)(56)
 A-4. 情報通信業
A-4-1. 年商1,000億円〜5,000億円(連結)(61)
A-4-2. 年商500億円未満(連結)(64)
A-4-3. 年商500億円未満(単体)(67)
A-4-4. 年商1,000億円〜5,000億円(連結)(70)
A-4-5. 年商1,000億円〜5,000億円(連結)(73)
A-4-6. 年商1兆円以上(連結)(76)
A-4-7. 年商1,000億円〜5,000億円(連結)(79)
 A-5. 社会インフラ業
A-5-1. 年商1兆円以上(連結)(82)
A-5-2. 年商500億円未満(連結)(85)
A-5-3. 年商1,000億円〜5,000億円(単体)(88)
A-5-4. 年商1兆円以上(連結)(91)
 A-6. エンターテインメント業
A-6-1. 年商1,000億円〜5,000億円(連結)(94)
A-6-2. 年商非公開(97)
 A-7. ヘルスケア業
A-7-1. 年商5,000億円〜1兆円(連結)(100)
A-7-2. 病院(103)
A-7-3. 年商1,000億円〜5,000億円(連結)(106)
 A-8. 公共/教育
A-8-1. 自治体(111)
A-8-2. 大学(115)
A-8-3. 官公庁(118)
A-8-4. 自治体(122)
 A-9. その他
A-9-1. 年商500億円〜1,000億円(単体)(125)
A-9-2. 年商5,000億円〜1兆円(単体)(128)
A-9-3. 年商1,000億円〜5,000億円(単体)(131)
B. 簡易版
B-1. 製造業(134)
B-2. 流通業(138)
B-3. 金融業(143)
B-4. 情報通信業(148)
B-5. 社会インフラ業(154)
B-6. エンターテインメント業(159)
B-7. ヘルスケア業(162)
B-8. 公共/教育(166)
B-9. その他(170)
調査報告書内では企業名を記載しております。
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
国内ユーザー企業におけるLLM/生成AI利用実態調査

総額
880,000円(税抜 800,000円)

発刊日
2024年08月15日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
172ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第三部
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

お申し込み方法
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書籍/PDF版(CD-ROM)
 総額 968,000円(税抜 880,000円)
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