◆最新マルチクライアント調査レポート:2025年03月21日予定

次世代コックピットと快適車内空間の進化と将来像

エリア別/自動車メーカー別の次世代コックピット像を調査
−調査の背景−
  • 自動車メーカーは、カーボンニュートラルの実現や環境規制対策として電動車の開発に注力している。そのため、発売する車両も電動車比率が高まり、EVの投入も増加している。
  • ユーザー側から見るとEVの車両価格は非常に高く、補助金が支給されたとしてもグレードの高い車両並みの価格であり、購入に至らず他の車種を選択するケースも少なくない。
  • メーカーは環境対策としてEVを多く投入したいが、価格面で敬遠される。この状況を打破しない限りEVの販売増加は難しいともいえる。もちろんバッテリーなどの価格を抑えて車両の低価格化を進めているのは言うまでもないが、ユーザーのEVに対する購入意欲が湧くような車両をつくることが重要である。
  • そのような車両づくりの一つとして、コックピットデザインの斬新さとユーザーが乗っていて楽しい空間演出を行うことが挙げられる。ユーザーにとっては高価な買い物となるため、単なる移動手段としての車ではなく、EVならではの居住性が高く高付加価値の車両空間で過ごしてもらえる車を提供していくことが予測される。
  • 現状でもEVらしさを追求した画期的なデザイン、ADAS・自動運転システムの普及・高度化による情報表示量の増加、コネクテッド化によるインフォテインメントの充実を背景にコックピットのデザインは年々変化しているが、今後自動車メーカーはEV販売のためにさらなる画期的なコックピット技術開発に注力していくとみられる。
  • 本マルチクライアント特別調査企画では、EV時代に向けた次世代コックピット像を自動車メーカー別、エリア別に明確にする調査を行う。さらに居住性を高める技術としてどのような技術が有望なのかを掘り起こす調査を行うことで、2035年頃までのコックピット変化を明らかにし、関連各社の今後の事業展開における有益なデータを提供することを目的とする。
    調査のポイント
    • 各自動車メーカーごとのEV購入意欲につながる次世代コックピット像をアウトプットします。
    • 次世代コックピットに求められる車内空間演出や居住性向上技術を整理し、市場動向と将来予測をアウトプットします。
−調査対象−
自動車メーカー編(12社)
調査対象メーカー対象企業候補
自動車メーカー
自動運転制御製品
  • 日系自動車メーカー:トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、他
  • 欧州系自動車メーカー:BMW、Mercedes-Benz、VW、他
  • 米国系自動車メーカー:GM、Ford、Tesla、他
  • 中国系・その他自動車メーカー:BYD、NIO、Hyundai、他
次世代技術編(5システム)
調査対象品目対象技術候補
音響システム オーディオ機器、スピーカー、高機能アンプ、アクティブノイズキャンセリング技術、ソフトウェア、他
次世代シートシステム シートヒーター、シートクーラー、振動機器(警告用・マッサージ用)、音響処理技術、高機能素材、他
空調システム エアコンシステム、空気清浄機、フレグランス、個別制御技術、他
照明システム アンビエントライトシステム、LED、ルーフコンソール(マップランプ)、他
エンターテインメント
システム
ディスプレイ・次世代ディスプレイ、IVI、決済端末、動画コンテンツ、ビジネスツール、他
−調査項目−
I. 総括編
1. 自動車コックピットの将来像
1) 全体考察
2) 車種別考察
3) エリア別考察
2. 関連機器・技術の需要予測(対象自動車メーカー合計)
3. 次世代インフォテインメント・エンターテインメントのロードマップ
1) 娯楽性
2) 快適性
3) 安全性
4. 次世代技術のロードマップ
5. 電動化や自動運転技術進化に伴うコックピットの変化
1) デザインや機能の変化
2) システムの変化
3) 過ごし方の変化
6. 快適性向上に向けた良感触系・環境性向上技術動向
7. コンテンツ・アプリ動向
8. 次世代コックピットに向けた協業・提携動向
9. 車載OSの開発・採用動向
10. コンセプトカーからみる次世代コックピット動向
11. 自動車生産台数推移予測データ(エリア別)
II. 自動車メーカー編
1. 企業概要
2. 車種別販売台数予測(〜2035年)
3. 同社が提唱する次世代コックピット像
4. 同社の考えるコックピット技術(HMI・快適性向上技術)採用のシナリオ
5. インフォテインメント・エンターテインメントに関する考え方
6. 電動化・自動運転技術進化・コネクテッド化に対する次世代コックピットへの影響
7. 次世代シートの開発・採用動向
8. その他コックピット関連技術の開発動向および採用動向
9. 安全性に対する考え方
10. 車載OSの開発・採用動向
11. コンセプトカーのコックピット像とそこから見える将来像
III. 次世代技術編
1. 技術概要と次世代コックピットへの採用例
2. 販売台数予測(〜2035年)
3. 関連メーカー一覧と開発動向
4. 同技術に対する自動車メーカーの評価・見解
5. 特記事項(要望事項など)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
次世代コックピットと快適車内空間の進化と将来像

総額
880,000円(税抜 800,000円)

発刊日
2025年03月21日(予定)

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
150ページ(予定)

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一部
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

予約特典のご案内
発刊前日までにご予約いただいた場合、PDF版(CD-ROM)を無償提供いたします。
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書籍/PDF版(CD-ROM)
 総額 968,000円(税抜 880,000円)
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