◆市場調査レポート：2000年03月21日発刊

2000年 プラスチックフィルム・シートの現状と将来展望

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容器包装リサイクル法、及びノンハロゲン化対策が注目される
主要フィルム52品目　シート6品目の市場分析
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−調査の背景−
  • プラスチックフィルム・シートはプラスチックの製品全体の約40％を占め最大のマーケットを形成しており、その応用分野は食品包装をはじめ医薬・日用品・雑貨、電気・電子、建材用途など幅広い分野に渡っている。

  • 現在、プラスチックフィルム・シート市場を取り巻く環境は、長引く不況を背景として採用品の絞込みが行われ、また廃棄物処理問題を背景とした「容器包装リサイクル法」施行により、関連企業にとっては従来以上の合理化努力と環境技術の向上が求められている。

  • そこで、当レポートでは上記背景をふまえながら、1998年7月に発刊した「'98プラスチックフィルム・シートの現状と将来展望」を見直し、さらに包装材料関連で採用のある品目については分別回収の状況・見込みやリサイクル適性の評価を行うことで、今後のプラスチックフィルム・シート市場の方向分析を富士キメラ総研独自のデータとアプローチで明確化することを試みた。

  • 当レポートで取り上げたプラスチックフィルム（52品目）・シート（6品目）の市場規模は、1999年実績で前年比4.5％増の9,840億円強に及び、更に2003年時点では約1兆1,2701億円にまで成長すると予測された。

  • 本調査資料が樹脂メーカー、フィルム・シートメーカーなど関連企業の経営・企画・製造・販売など、マーケティング全般においてベースデータとしてご活用頂けるものと確信しています。

−調査目的−
  • 多様化するプラスチックフィルム・シート市場の概要をまとめるとともに、近年社会問題化している廃棄物処理対策やダイオキシン問題、ノンハロゲン化対策等を把握することで、同市場の今後の方向性を明確化することを目的とした。

−調査対象（フィルム：52 シート6品目）−
■汎用プラスチック
PE LDPE（含L-LDPE）、メタロセンPE、HDPE、PEストレッチ、PEシュリンク、L-LDPEシーラント
PP OPP、CPP、PPシュリンク
PO POラップ、EVA
EVOH EVOH、EVOH系共押出
PS PS
PVC PVCシュリンク、PVCストレッチ、PVC農業用、PVCマーキング、PVCインテリア
PVDC PVDC、PVDC系共押出
PVA 二軸延伸PVA、PVA無延伸
PU PU（TPU）
セルロース セロハン、TAC（偏光膜保護用）
■エンプラ PA延伸（ONY）、PA無延伸（CNY）、PET、PEN、PC、PAN、フッ素
■スーパーエンプラ PI、各種スーパーエンプラ（PSF、PEI、PAR、PEEK、PES、LCP）、PPS、アラミド
■機能性フィルム バリア
フィルム		 PVDCコートOPP、PVDCコートONY、バリアフィルムPVDCコートPET、アルミ蒸着、シリカ蒸着、アルミナ蒸着、バリア性共押出ONY、PVAコートOPP
ラベル用シュリンク、生分解性プラスチック
■シート HIPSシート、BOPSシート、PVCシート、A-PETシート、PPシート、EVOH系共押出シート

−調査ポイント−
  1. 製品概要
  2. 主要参入メーカー一覧
  3. 市場規模推移及び予測
  4. メーカーシェア
  5. 用途別ウエイト・具体例
  6. 価格動向
  7. 競合・棲み分け状況
  8. 技術開発・投資動向
  9. 環境対策動向
  10. 今後の方向性（成長要因・成長阻害要因）

−目次−
（）内は掲載ページ
I.総合分析編（1）
  1. プラスチックフィルム・シート市場の概要（3）

  2. 容器包装リサイクル法の影響（6）
    　　1）容リ法における再商品化可能量と再商品化委託単価（6）
    　　2）プラスチック製容器包装の再商品化動向（7）
    　　3）プラスチックフィルム・シートのリサイクル対策状況（8）
    　　4）ノンハロゲン化動向（10）

  3. プラスチックフィルム・シート市場の今後の方向性（11）
    （成長要因・成長阻害要因）
    　　1）成長要因分析（11）
    　　2）成長阻害要因分析（12）

II.集計編（15）
  1. 主要参入メーカー一覧（17）

  2. 品目別市場規模推移及び予測（24）
    　　1）品目別市場規模推移及び予測（1996年〜2003年予測）（24）
    　　2）品目別市場成長状況（34）

  3. 品目別メーカーシェア及び用途別ウエイト（1999年）（35）

  4. 品目別価格動向（48）

  5. 品目別競合材料状況（49）

  6. 品目別製品形態及びリサイクル適性（53）

  7. 品目別研究・技術開発・投資動向（57）

III.品目別市場編（59）
  • 汎用プラスチック（61）
    1. LDPE（含L−LDPE）フィルム（63）
    2. メタロセンPEフィルム（67）
    3. HDPEフィルム（70）
    4. PEストレッチフィルム（73）
    5. PEシュリンクフィルム（77）
    6. L-LDPEシーラントフィルム（80）
    7. OPPフィルム（83）
    8. CPPフィルム（86）
    9. PPシュリンクフィルム（89）
    10. PO系ラップフィルム（92）
    11. EVAフィルム（96）
    12. EVOHフィルム（100）
    13. EVOH系共押出フィルム（103）
    14. PSフィルム（106）
    15. PVCシュリンクフィルム（109）
    16. PVCストレッチフィルム（114）
    17. PVC農業用フィルム（117）
    18. PVCマーキングフィルム（120）
    19. PVCインテリアフィルム（123）
    20. PVDCフィルム（126）
    21. PVDC系共押出フィルム（129）
    22. 二軸延伸PVAフィルム（132）
    23. PVA無延伸フィルム（135）
    24. PU（TPU）フィルム（139）
    25. セロハン（142）
    26. TACフィルム（146）

  • エンプラフィルム（149）
    1. PA延伸（ONY）フィルム（151）
    2. PA無延伸（CNY）フィルム（154）
    3. PETフィルム（157）
    4. PENフィルム（161）
    5. PCフィルム（164）
    6. PANフィルム（167）
    7. フッ素樹脂フィルム（170）

  • スーパーエンプラフィルム（175）
    1. PIフィルム（177）
    2. PPSフィルム（180）
    3. アラミドフィルム（183）
    4. 各種スーパーエンプラフィルム（PSF、PEI、PAR、PEEK、PES、LCP（186）

  • 機能性フィルム（193）
    1. バリアフィルム（195）
    2. ラベル用シュリンクフィルム（204）
    3. 生分解性プラスチックフィルム・シート（208）

  • プラスチックシート（213）
    1. HIPSシート（215）
    2. BOPSシート（218）
    3. PVCシート（221）
    4. A−PETシート（224）
    5. PPシート（227）
    6. EVOH系共押出シート（231）
（）内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2000年 プラスチックフィルム・シートの現状と将来展望

頒価
106,700円（税抜 97,000円）

発刊日
2000年03月21日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
233ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研　第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490　FAX. 03-3241-3491

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