- ■このレポートには以下の最新版があります
- 2024 ディスプレイ関連市場の現状と将来展望 (刊行:2024年07月25日)
- ■この資料は複数巻構成となっております
- 2001 液晶関連市場の現状と将来展望(上巻)(刊行:2001年07月24日)
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−調査の背景− |
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- 2000/01年のTFT-LCDマーケットは、パネル価格の急落による採算の悪化により、差別化を志向する日系メーカーが携帯電話やPDA向け中小型TFTへ新規参入し、中小型TFTの供給能力が急速に増大しています。しかし、供給側が先行しており需要がまだ追いついていない状況にあります。 TFT事業の収益悪化は、パネル品種/サイズの差別化では改善しづらい情況になりつつあり、事業の統廃合も一部で始まりました。
- また、LCDの主な需要先であるノートPC、携帯電話の生産は2000年第4四半期からの生産調整が2001年後半まで継続すると見込まれています。PCモニタ向けの需要はパネル価格の急落によりPCメーカーからの引き合いが急増、2001年上期の受注は好調でしたが、下期には一転して低下しました。
- セット製品の生産おいてEMSが台頭するとともに、コストダウンの為、中国大陸での生産ウエイトが急増、TFTの後工程も中国で行うことが重要となりつつあります。また、前工程も大陸での生産が具体化してきました。
- 次世代ディスプレイの開発、量産も進んでいます。中小型パネルでは有機EL vs LCD、30inクラス大型パネルでPDP vs LCD、投射型パネルでは高温ポリシリコンTFT/LCOS/DMDの競合が注目されています。とくに有機ELの開発には多数の企業が参入しています。
- ディスプレイデバイスを巡る周辺環境は、刻一刻と変化しつつあり、インターネット、デジタル放送に代表されるインフラの高度化はディスプレイデバイスの利用方法(双方向通信やデータ配信等)を変えるとともに、デバイスの高付加価値化を促進しています。
- 当該レポートでは、ディスプレイトータルマーケットの把握、競合性の分析、精度の向上及び関連市場を網羅する為、上巻では、LCD、PDP、有機EL、FED、CDT、CPT、LCOSなどのディスプレイデバイスについて、FPDを核とした定量的な市場動向、用途動向、将来動向を分析、予測し、各応用製品毎に採用ディスプレイのウエイトおよび今後の予測を行うことに主眼を置いています。下巻ではLCD、PDP、有機ELディスプレイの関連部品、材料市場もあわせて調査し、ディスプレイ関連市場を網羅致しました。
- ディスプレイ関連各社への中・長期的な戦略立案の為のデータベースとして活用できるような構成をとっています。本資料が関係各位及び担当者の事業戦略企画・立案・展開のためのデータベースとして活用されることを切に望みます。
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−調査目的− |
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- 本資料は、各種ディスプレイデバイスの市場規模推移、マーケットシェア、アプリケーション(応用製品)生産動向及びディスプレイメーカー個別の事業内容をワールドワイドで調査・分析し、電子ディスプレイのサイズ別用途別すみ別け状況、将来展望を明らかにすることを目的としている。
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−調査対象製品− |
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1) LCD関連部材 | 32部材 |
2) PDP関連部材 | 10部材 |
3) 有機EL関連部材 | 5部材 |
4) その他ディスプレイ関連部材 | 10部材 |
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−備考− |
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本調査資料では下記のレートを採用している。
年度 | 1999 | 2000 | 2001年 以降 |
円/USドル | 114.4 | 107.9 | 118.1 |
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単語 | 意味 |
LPS | 低温ポリシリコン〈TFT) |
HPS | 高温ポリシリコン(TFT) |
a-Si | アモルファスシリコン(TFT) |
OEL | 有機EL |
CF | カラーフィルタ |
BL | バックライト |
in | インチ(1インチ=25.4mm) |
「”」 | インチ(1インチ=25.4mm) |
0.x−3.x in | X⇒任息の実数(この例では4インチ未満の意) |
ラインの世代 | 1期:300×400
2期:〜370×470
2.5期:〜400×500
3期:〜550×670
3.5期:〜650×830
4期:〜730×920
5期:1000×1200〜
※単位mm
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−2001 液晶関連市場の現状と将来展望の調査内容について− |
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上巻は「1. 総括」、「2. 集計・分析」、「3. ディスプレイデバイス」、「4. アプリケーション動向」、「5. メーカー事例」、「6. FPDモジュール一覧」の6部構成になっています。
- 1. 総括
- 電子ディスプレイ全体市場の推移・予測についてディスプレイのタイプ別、サイズ別、用途別に分析、予測を行っています。また、注目される業界トピックス(セルラー向けLCD、PDP、有機EL参入動向など)やアプリケーション別のメーカーシェアを調査しています。
- 2. 集計・分析
- この章では、「3. ディスプレイデバイス」、「5. メーカー事例」から吸い上げたデータを集計しています。LCD、PDP、有機ELについて地域別(日本、韓国、台湾、中国/香港、北米、欧州)に参入動向、タイプ別生産金額、設備投資額についてまとめました。
- 3. ディスプレイデバイス
- 1. 市場動向(市場概況、市場規模推移・予測<1999-2006> 今後の見通し) 2. 価格動向 3. メーカーシェア 4. 地域別生産販売動向 5. アプリケーションウエイト(2000年度実績/2006年予測)
- 4. アプリケーション動向
- 1. 製品概要/定義 2. 市場動向(市場概況、市場規模推移・予測<1999-2006> 今後の見通し 3. メーカーシェア 4. 地域別生産動向 5. メーカー動向 6. パネルタイプ別採用動向(タイプ別市場予測、採用ディスプレイの変遷・予測、セット品のFPD採用MAP) 7. ディスプレイへのニーズ分析・予測
- 5. メーカー事例
- 1. 事業/製品戦略 の特徴 2. 出荷量推移・計画<1999-2001> 3. 設備投資額推移・計画 4. 生産ラインの状況 5. 主要販売先 6. 新製品・技術開発動向
- 6. FPDモジュール一覧
- 各社がラインアップしているFPDのスペックをサイズ別にソートし一覧にしてまとめてあります。
下巻は「1. 総括」、「2. 集計・分析」、「3. 業界関連図」、「4. 個別品目個票」4部構成になっています。
- 1. 総括
- ディスプレイデバイス及びマテリアル市場の概況及び海外部材メーカーの動向や日系部材メーカーの海外展開状況、差別化戦略についてまとめてあります。
- 2. 集計・分析
- この章では、「4. 個別品目個票」から吸い上げたデータを集計しています。
- 3. 業界関連図
- LCD、PDP、有機ELについて製造フローと部材供給メーカー、業界構造の特徴をまとめてあります。
- 4. 個別品目個票
- LCD、PDP、有機EL、その他ディスプレイに関係する57製品について下記項目を調査しています。
1. 製品概要/定義、2. 市場動向(市場概況、市場規模推移・予測、今後の見通し)、3. メーカーシェア、4. 地域別生産・販売ウエイト、5. 価格動向、6. 用途/タイプ別ウエイト(2000年実績/2006年予測)、7. 技術開発動向、9. 業界構造、10. 事業戦略、11. 参入メーカー一覧
当該資料の活用方法
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- つぎのような企業の方に御勧めしています
- 1. 既存商品の見直し、新製品の開発・企画を担当されている方
2. 新規参入を計画している企業の方
3. マーケットを分析し、生産計画や設備投資計画立案に携わっている方
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−目次− |
()内は掲載ページ
- 1.1 ディスプレイデバイス市場(3)
- 1.2 デバイスタイプ別市場規模推移・予測(4)
- 1.3 ディスプレイ関連部材市場(6)
- 1.4 マーケットサイズ別部材マトリクス(7)
- 1.5 部材市場のグローバル化(9)
- 1.5.1 日系部材メーカーの差別化戦略(9)
1.5.2 日系部材メーカーの海外展開状況(13)
1.5.3 海外ローカルメーカーの動向(16)
- 2.1 LCD(21)
- 2.1.1 アモルファスシリコンTFT・前工程(21)
2.1.2 アモルファスシリコンTFT・セル工程(22)
2.1.3 アモルファスシリコンTFT・実装工程(23)
2.1.4 STN・TN(24)
- 2.2 PDP(25)
- 2.2.1 パネル工程(前工程)(25)
2.2.2 パネル工程(後工程)〜モジュール工程(26)
- 2.3 有機EL(27)
- 3.1 LCD関連部材(31)
- 3.2 PDP関連部材(66)
- 3.3 有機EL関連部材(78)
- 3.4 その他ディスプレイ関連部材(82)
- 4.1 LCD関連部材(95)
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【前工程関連部材】 |
4.1.1 ガラス基板(青板・白板)(97)
4.1.2 プラスチック基板(シート・フィルム)(104)
4.1.3 成膜加工(108)
4.1.4 フォトレジスト(112)
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4.1.5 カラーフィルタ(116)
4.1.6 カラーフィルタ用顔料分散材料(122)
4.1.7 樹脂ブラックマトリクス材料(126)
4.1.8 フォトマスク(130)
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【セル工程関連部材】 |
4.1.9 配向膜(134)
4.1.10 ラビング布(138)
4.1.11 シール剤(142)
4.1.12 スペーサ(146)
4.1.13 液晶材料(ミクスチャー)(150)
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4.1.14 偏光板・楕円偏光板(154)
4.1.15 偏光板保護フィルム(TACフィルム)(159)
4.1.16 視野角補償フィルム(163)
4.1.17 輝度向上フィルム(167)
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【実装工程関連部材】 |
4.1.18 ドライバIC(171)
4.1.19 ヒートシールコネクタ(176)
4.1.20 圧接コネクタ(181)
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4.1.21 ACF(185)
4.1.22 TABテープ(189)
4.1.23 COF(194)
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【ライティング関連部材】 |
4.1.24 CFLバックライトユニット(198)
4.1.25 導光板材料(205)
4.1.26 蛍光管(CFL)(209)
4.1.27 プリズムシート(213)
4.1.28 拡散シート(217)
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4.1.29 バックライト用インバータ(221)
4.1.30 LEDバックライト(225)
4.1.31 ELバックライト(229)
4.1.32 フロントライト(233)
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- 4.2 PDP関連部材(237)
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4.2.1 ガラス基板(239)
4.2.2 バス・データ電極材料(243)
4.2.3 誘電体材料(249)
4.2.4 MgO保護膜材料(254)
4.2.5 フォトマスク(258)
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4.2.6 バリアリブ材料(262)
4.2.7 蛍光体ペースト(266)
4.2.8 ドライバIC(269)
4.2.9 光学フィルタ(273)
4.2.10 背面基板(アフターマーケット)(277)
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- 4.3 有機EL関連部材(281)
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4.3.1 低分子発光層材料(283)
4.3.2 正孔注入層材料(286)
4.3.3 正孔輸送層材料(289)
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4.3.4 電子輸送層材料(292)
4.3.5 高分子発光層材料(295)
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- 4.4 その他ディスプレイ関連部材(299)
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4.4.1 ITOターゲット材(301)
4.4.2 ガス材(305)
4.4.3 ARフィルム(310)
4.4.4 ARコーティング剤(314)
4.4.5 タッチパネル(318)
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4.4.6 ITOフィルム(322)
4.4.7 プロジェクタ用スクリーン(326)
4.4.8 プロジェクタ用光源(330)
4.4.9 白色LED(334)
4.4.10 シャドウマスク(338)
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