◆市場調査レポート:2001年09月20日発刊

2001 光産業予測便覧

装置/コンポーネンツ/デバイス/マテリアル 光通信関連市場の集大成
−調査の背景−
  • 「光産業予測便覧」シリーズは、発刊されてから10年近くが経ち、関係各位の皆様には多大なご評価を頂いております。ここ数年は売上部数も伸び、光産業に対する注目度が非常に高まっていることを痛切に感じております。特に光通信の分野では、ブロードバンドサービスの需要拡大に伴い、市場の裾野が広がり、関心度が急速に高まっているかと感じられます。そこで、本年は内容を光通信に絞り込み、装置、コンポーネント、デバイス・マテリアルまでの一貫性を図り、内容を充実させました。

  • 光通信関連の市場は2000年の第3四半期までは空前の市場成長が続き所謂「オプトバブル」と呼ばれていましたが、2000年末頃より急速に悪化、2001年央に至ってもいまだ先行き不透明な状況であります。その要因としては、市場の7割近くを占める北米キャリアの財政面の悪化、それに伴うシステムメーカーの受注量の減少、在庫が増加がコンポーネント、デバイス、マテリアルの市場まで影響したことなどが考えられます。

  • 市場動向は分野、製品によって状況が多少異なるように考えられます。2001年に入り特に市場が悪化しているのは光アンプを中心とするパッシブ系で、光通信用モジュールを中心とするアクティブ系はWDMによる多波長化の影響などもあり市場の減少はそれ程でもないと見られています。また日本、アジアなど一部の地域では光ファイバの需要が急増しています。

  • 光伝送装置メーカーの戦略・方向性も多様化しており、メーカーの注目点に多少差が出てきているように思われます。Long-Haul系ではインターリーバやラマンアンプの開発により320ch、40/80Gbps製品の開発が行なわれおりますが、果たしてそれらの需要がどれだけあるか、160ch、10Gbps製品でもよいから1000km以上の伝送距離が必要という意見もあります。また、Metro系における光スイッチ技術などの方針、技術レベルも各社によって差が出ており、今後が注目されております。

  • 激動する光通信市場を1冊の資料で表現するのは容易ではありませんが、この資料を関係各位の今後の事業戦略を立案展開されるにあたり、役立てていただくことを切に望むものであります。

−調査目的−
  • 本格的なブロードバンド時代に突入し、情報伝送の大容量・高速化が進んでおり、光ファイバ通信網が日欧米のみならず中国をはじめとする東アジア、南アメリカにおいても着々と整備されつつある。

  • 「光技術」はブロードバンド時代に欠く事のできないキーテクノロジーであり、大きく市場成長することが確実な産業である。

  • 本調査では、光通信に関連する伝送装置、コンポーネント、デバイス、マテリアルの市場動向について調査し、当該事業展開のための有望な情報を提供することを目的とした。

−調査対象品目−
A. 光伝送装置2品目
B. コンポーネント14品目
C. デバイス/マテリアル25品目
D. 測定機器/製造装置7品目

−目次−
()内は掲載ページ
I. 光産業の将来展望(1)
1. 総括(3)
2. 光伝送装置のコンポーネンツ/デバイス構成図(4)
3. 製品分野別市場規模推移/予測(7)
II. 光産業の周辺動向(9)
1. 光伝送装置の動向(11)
2. メトロポリタンおよびアクセス系光伝送装置の動向(13)
3. サービスプロバイダーの動向(17)
4. システムメーカー/関連コンポーネントメーカーの動向(21)
5. 光ファイバ網の整備スケジュール(51)
6. 光加入者系・中継系の動向(53)
7. アクセス系ネットワーク/ラストマイル・ソリューションの動向(57)
III. 光伝送装置・コンポーネント・デバイス・マテリアル動向(61)
A. 光伝送装置(63)
B. コンポーネント(66)
C. デバイス/マテリアル(78)
D. 測定機器/製造装置(99)
IV. 品目別市場動向(107)

A. 光伝送装置(109)

A−1 光伝送装置(109)
A−2 0XC装置(115)

B. コンポーネント(119)

B−1 光通信用モジュール(119)
B−2 励起レーザ(Pumps)(124)
B−3 光アンプモジュール(130)
B−4 光アイソレータ(LD用)(135)
B−5 光アイソレータ(光アンプ用)(140)
B−6 MUX/DEMUX(145)
B−7 光カプラ(150)
B−8 ゲインイコライザ(GEQ)(153)
B−9 光減衰器(157)
B−10 光スイッチ(160)
B−11 波長ロッカー(WLL)(164)
B−12 インターリーバー(167)
B−13 光サーキュレーター(170)
B−14 光変調器(173)

C. デバイス/マテリアル(177)

C−1 石英光ファイバ(177)
C−2 プラスチック光ファイバ(POF)(182)
C−3 エルビウムドープファイバ(EDF)(186)
C−4 分散補償ファイバ(DCF)(190)
C−5 発光ダイオード(LED)(194)
C−6 半導体レーザ(LD)(200)
C−7 フォトダイオード(PD)(204)
C−8 光コネクタ(208)
C−9 ペルチェ素子(LDモジュール用)(211)
C−10 光通信用レンズ(215)
C−11 MEMS(220)
C−12 ファラデー回転子(221)
C−13 偏光子・検光子(225)
C−14 波長板(228)
C−15 マグネット(231)
C−16 バンドパスフィルタ(235)
C−17 光フェルール(238)
C−18 光通信用IC(242)
C−19 水晶発振器(VCXO)(246)
C−20 光ファイバ材料(250)
C−21 プラスチック光ファイバ材料(255)
C−22 光ファイバコーティング材(257)
C−23 化合物半導体(261)
C−24 酸化ジルコニア(265)
C−25 光デバイス用接着剤(269)

D. 測定機器/製造装置(273)

D−1 光スペクトラムアナライザ(273)
D−2 0TDR(276)
D−3 光パワーメーター(279)
D−4 測定用光源(282)
D−5 測定用可変減衰器(285)
D−6 光ファイバ接続機(288)
D−7 光コネクタ研磨機(292)
()内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2001 光産業予測便覧

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
2001年09月20日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
295ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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