◆マルチクライアント調査レポート:2005年10月31日発刊

FMCビジネス展開の現状と今後の方向性

固定通信と移動体通信の融合(Fixed Mobile Convergence)を目指す
−調査の背景−
  • 固定電話を契約せず携帯電話のみを連絡手段に使ったり、定額PHSサービスをブロードバンド回線の代わりに利用するなど固定電話離れが進み、固定電話減収が加速してきている。また携帯系事業者においても2006年の番号ポータビリティ開始をにらみ定額サービス合戦など激しい顧客囲い込みが繰り広げられてきており、新たな収益源確保が急務となってきている。
  • このようななかで、固定通信事業者を中心に“固定通信(fixed)と移動通信(mobile)を一つのサービスや端末に集約(convergence)する”「FMC」への取り組みが進められている。また移動体系事業者ではビジネス市場を中心とした新たな収益源確保を目指し、固定と移動体事業を合わせて展開する事業者においては、固定と携帯を組み合わせた付加価値ソリューション展開を目指して、FMCの取り組みに着手している。既に英国BT社では携帯と固定通信端末を一体化して提供する“OnePhoneサービス”「BT Fusion」が2005年9月から商用サービスが開始し、韓国KT社でも「DU:」を2004年10月から提供しているなど、世界各国の通信事業者も固定と携帯の連携サービス提供を開始してきている。国内においても、携帯事業者における無線LAN対応のデュアルモード携帯電話投入によるモバイルセントレックス展開や、携帯と固定の連携サービス、固定/携帯一括請求サービスなど広義でのFMC展開が始まってきている。
  • 当調査企画では、今後通信事業者がFMC実現へと動き出しているなかで、固定/移動体/固定&移動体のそれぞれのスタンスからの通信事業者としての取り組みと方向性、FMCに関連する機器ベンダとしての取り組み、ビジネスユーザーへのソリューション展開を行なうシステム・プロバイダの取り組み、などを把握する事で、FMCビジネスへの取り組み状況と今後の展望、方向性について考察することを目的とした。

−調査のポイント−
  • 各プレーヤーにおけるFMC事業への取り組みを把握
  • 各プレーヤーにおけるFMC関連サービス/ソリューション展開、今後の展開、方向性を把握
  • FMC有望需要分野、用途、有望ツール/ソリューション、今後のFMCビジネスの将来像を考察

−調査対象−
FMC関連キーワード
UMA(Unlicensed Mobile Access)
IMS(IP Multimedia Subsystem)
OnePhoneサービス
固定/携帯一括請求サービス
固定/携帯連携サービス、FMC関連サービス、モバイルソリューション/モビリティソリューション(モバイルセントレックスサービス/ソリューション、Click To Connect等FMC関連サービス、他)
ビジネス向けワイヤレス端末(デュアルモード端末、無線IP電話端末、PHS等)
上記キーワードに関連する通信事業者、通信機器ベンダ、SIerにおけるFMCへの取り組みを把握
対象企業
1) サービスプロバイダ(9社)
固定系通信事業者
固定/移動通信事業者
移動系通信事業者(携帯/PHS)
IP電話事業者、DSL等その他通信事業者
2) 通信機器ベンダ/SIer(16社)
通信機器/ネットワーク系ベンダ(IP-PBX、SIPサーバ、他)
移動体端末機器ベンダ
SIer・代理店

−目次−
エグゼクティブサマリ
FMCを取り巻く動き;全体像(1)
A. 業界・総括編
1. FMCを取り巻くビジネスマップ(3)
2. 現行FMC関連サービス/ソリューション、FMC関連製品提供状況(5)
3. カテゴリー(サービス/製品/ソリューション)別将来需要の見方(7)
現状のFMCサービス/ソリューションの位置づけ(7)
広義での主なFMCサービス/ソリューション分類(8)
カテゴリー別需要見通し(9)
4. プレーヤー(サービスプロバイダ/SIer・販売代理店/メーカー)別FMCビジネス取り組み状況(15)
通信事業者における次世代ネットワーク/FMCへの取り組み(15)
各プレーヤーにおけるFMC関連ビジネス取り組み状況:企業事例まとめ(21)
1) サービスプロバイダ(21)
2) 機器ベンダ(30)
3) 通信機器ベンダ/SIer(36)
5. FMC想定/有望需要分野・用途/ユーザー層(ビジネス/家庭、業種・業態、企業規模別等)(44)
6. FMCニーズ掘り起こしのため有望とされるツール/ソリューション(46)
7. FMC普及のためのシナリオ(拡大要因/阻害要因)(50)
B. サービスプロバイダ編(9社)(54)
−共通調査項目−
1. FMC関連サービス、パッケージ提供状況
2. 固定電話、携帯電話、FMC、各カテゴリーサービスの位置づけ
3. FMC対応への取り組み、事業推進に対する見解、既存サービスとの競合/融合に対する見解
4. FMC想定/有望需要分野・用途/ユーザー層(ビジネス/家庭、業種・業態、企業規模別等)
5. FMCニーズ掘り起こしのため有望とされるツール/ソリューション
6. ユーザーアプローチのためのソリューション展開方針
7. FMC拡大のためのシナリオについての見解
C. 機器ベンダ編(7社)(99)
−共通調査項目−
1. FMC対応製品、ソリューション提供状況
2. FMC対応への取り組み、事業推進に対する見解、既存サービスとの競合/融合に対する見解
3. FMCソリューションにおける強み、アピールポイント
4. トピックス
D. メーカー/SIer編(9社)(129)
−共通調査項目−
1. FMC関連製品・パッケージ、ソリューション提供状況
2. 現行FMC関連製品・パッケージ、ソリューションに対するユーザーニーズについての見解
3. FMCソリューション展開におけるメリット、デメリット
4. FMCニーズ掘り起こしのため有望とされるツール/ソリューションに対する見解
5. ユーザーアプローチ、訴求ポイント、企業規模別ニーズ/アピール方法・手段、ツール
6. FMC関連ビジネスに対する今後の展開
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
FMCビジネス展開の現状と今後の方向性

頒価
440,000円(税抜 400,000円)

発刊日
2005年10月31日

報告書体裁
ファイル綴り報告書

ページ数
175ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

お申し込み方法
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