◆市場調査レポート:2005年12月07日発刊

2006 有望電子部品材料調査総覧(上巻)

携帯電話・デジタルカメラ関連部品/電池・関連材料/フラットパネル・関連材料/自動車部品/センサ・受動部品
−調査の背景−
  • 電子部品の海外シフトが論じられるようになって約10年が経った。当時は、アプリケーションであるセット機器の生産地に近い東南アジアや中国で電子部品も生産しデリバリーを良くすることが最大の目的であった。もちろん、手作業工程の多い光ピックアップなど安い人件費を目的として早くから海外進出していた部品もあったが主力ではなかった。
  • その後、光ディスク、LCDなどの電子部品は韓国、台湾、中国を中心とした海外生産が活発化していくが、当初の傾向は、付加価値性の高いものは日本、低いものは海外といった図式が定着していた。また、電子部品を構成する材料の多くは日本国内にあり、キーになる技術やノウハウは日本に留まっていた。
  • しかし最近はLCD、光通信用部品などハイテク技術を利用する電子部品の多くで韓国、台湾メーカーが台頭し日本メーカーが劣勢に陥っている。また一部ではあるが、プラスチック光学フィルム、電池材料などの材料や、ガラス非球面レンズ用の金型技術などそれらを生産するキーテクノロジが海外に流出している。
  • 日本の企業はリストラで会社や事業を縮小するばかりであるが、そんな中で「ものづくり主義」を打ち出す企業が増えてきたのは、日本のエレクトロニクス事業の将来において明るい兆しと考えられる。
  • 「有望電子部品材料調査総覧」では毎年、上・下巻で最新の技術に基づく100品目以上の電子部品・材料を取り上げ、市場動向を徹底的に調査・分析している。当調査資料が日本のエレクトロニクス事業の発展とそれを支える関係各位の事業戦略の企画・展開のためのご参考になれば幸いである。

−調査目的−
  • 本調査資料は、製品のライフサイクルにおいて今後成長が期待される部品、材料及び成長が期待されるセット機器に使用されている部品、材料について市場動向、将来性、用途動向等を調査し、電子部品材料事業を展開する上で有益な情報を提供することを目的とした。

−調査対象品目−
有望電子部品材料
1. 携帯電話・デジタルカメラ関連部品13品目
2. 電池・関連材料14品目
3. フラットパネル・関連材料12品目
4. 自動車部品7品目
5. センサ・受動部品9品目
合計55品目

−目次−
1. 有望電子部品材料の将来予測[総括編](1)
1.1 有望電子部品材料の有望度(3)
1.2 市場伸長率(4)
1.3 将来動向(5)
2. 有望電子部品材料の市場動向[集計編](21)
2.1 携帯電話・デジタルカメラ関連部品(23)
2.2 電池・関連材料(36)
2.3 フラットパネル・関連材料(51)
2.4 自動車部品(61)
2.5 センサ・受動部品(67)
3. アプリケーション(77)
3.1 ノートパソコン(79)
3.2 デスクトップモニタ(82)
3.3 携帯電話(84)
3.4 デジタルスチルカメラ(87)
3.5 カーナビゲーションシステム(90)
4. 有望電子部品材料(93)
4.1 携帯電話・デジタルカメラ関連部品(95)
4.1.1 TCXO/水晶振動子(リファレンス用)(95)
4.1.2 クロック用水晶振動子(101)
4.1.3 SAWフィルタ(105)
4.1.4 パワーアンプ(109)
4.1.5 フロントエンドモジュール(114)
4.1.6 Bluetoothチップ(121)
4.1.7 無線LANチップ(126)
4.1.8 IrDAモジュール(130)
4.1.9 携帯電話用テレビチューナ(134)
4.1.10 携帯電話用ラジオチューナ(138)
4.1.11 白色LED(142)
4.1.12 携帯電話用カメラモジュール(146)
4.1.13 携帯電話用レンズ(150)
4.2 電池・関連材料(154)
4.2.1 ニッケル水素電池(モバイル用)(154)
4.2.2 リチウムイオン電池(モバイル用)(158)
4.2.3 ニッケル水素電池(自動車用)(163)
4.2.4 リチウムイオン電池(自動車用)(167)
4.2.5 金属リチウム電池(170)
4.2.6 太陽電池(172)
4.2.7 次世代太陽電池(181)
4.2.8 小型燃料電池(183)
4.2.9 小型電気2重層コンデンサ(187)
4.2.10 中・大型電気2重層コンデンサ(191)
4.2.11 正極材料(リチウムイオン電池)(195)
4.2.12 負極材料(リチウムイオン電池)(199)
4.2.13 電解液(リチウムイオン電池)(203)
4.2.14 セパレータ(リチウムイオン電池)(207)
4.3 フラットパネル・関連材料(211)
4.3.1 大型TFT(211)
4.3.2 中小型TFT(215)
4.3.3 LCD用ガラス基板(219)
4.3.4 LCD用カラーフィルタ(223)
4.3.5 LCD用偏光板(227)
4.3.6 LCD用CFLバックライト(231)
4.3.7 反射防止フィルム(235)
4.3.8 PDP(242)
4.3.9 PDP用光学フィルタ(246)
4.3.10 有機ELディスプレイ(250)
4.3.11 FED/SED(254)
4.3.12 電子ペーパー(257)
4.4 自動車部品(261)
4.4.1 車内LAN用リンク(261)
4.4.2 ミリ波レーダ(265)
4.4.3 車載用カメラ(バックモニタ・サイドモニタ)(269)
4.4.4 車載用カメラ(画像認識)(273)
4.4.5 車載用カメラ(遠赤外線・近赤外線)(277)
4.4.6 車載用角速度センサ(281)
4.4.7 コーナー&バックソナーシステム(285)
4.5 センサ・受動部品(289)
4.5.1 CCDイメージセンサ(289)
4.5.2 CMOSイメージセンサ(293)
4.5.3 アルミ電解コンデンサ(297)
4.5.4 タンタル電解コンデンサ(302)
4.5.5 セラミックコンデンサ(306)
4.5.6 フィルムコンデンサ(310)
4.5.7 DNAチップ(314)
4.5.8 バイオセンサ(318)
4.5.9 整流素子(322)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2006 有望電子部品材料調査総覧(上巻)

頒価
104,500円(税抜 95,000円)

発刊日
2005年12月07日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
325ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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