◆市場調査レポート:2008年02月29日発刊

2008 ワールドワイドエレクトロニクス市場総調査

AV、家電、情報・通信機器、電子ユニットの市場分析と今後の動向
−調査の背景−
  • 2008年のエレクトロニクス業界の話題は中国・オリンピック開催に伴う需要の増加、3G携帯(TD-SCDMA)の免許交付、薄型TVの普及の発展などがある。2007年のエレクトロニクス産業はPC、携帯電話市場が前年に引き続き好調を維持する一方、大型フラットTV市場などデジタル家電市場が急速な拡大を示した。しかし、エレクトロニクスを取り巻く環境は、これまで需要を牽引してきた北米市場におけるサブプライムローン破綻による経済の減速傾向も否めない。
  • 近年ではBRICsでの市場拡大が期待されており、さらに世界のエレクトロニクスの最大の生産地域である中国では2008年にオリンピックが開催され、今後も同地域における市場の拡大が続くことは確実である。一方で同地域における雇用法の改正による影響で労働者の雇用条件に制限が加えられる方向にあり、結果的に賃金上昇などへ波及することも予想され、生産地域移転などの影響も出てくる可能性も否定できない。
  • エレクトロニクス製品の生産は、世界同時発売、人件費や関税対策などのほか、コスト競争がキーワードとなり、生産拠点の海外移転・グローバル化による適地生産をより徹底する方向に進んでいる。高付加価値、オンリーワン製品は国内生産、コスト競争が激しい製品は中国などアジアへの生産移転といったトレンドが定着した。また一方ではメードインマーケットの傾向が強まっている。
  • 弊社では「ワールドワイドエレクトロニクス市場調査」シリーズとして、エレクトロニクス製品別のワールドワイド生産動向の調査結果を毎年刊行してきた。本年も、各メーカーの製品別国別生産実績を調査し、『2008 ワールドワイドエレクトロニクス市場総調査』として刊行する。本調査資料は日系メーカー、欧米メーカー、アジアローカルメーカーによるエレクトロニクス製品の生産を詳細に調査分析したものであり、エレクトロニクス市場のハンドブック、データベースとしてご利用頂ければ幸いである。
−調査目的−
  • 注目されているエレクトロニクス製品を対象に、ワールドワイドの観点から日系メーカー、外資系/ローカルメーカーの生産実績を調査分析することを目的とした。
−調査対象品目−
A. AV機器
A-1 CRT-TV
A-2 PDP-TV
A-3 LCD-TV
A-4 リアプロジェクションTV
A-5 プロジェクタ
A-6 STB
A-7 カムコーダ
A-8 ラジカセ
A-9 ミニコンポ
A-10 デジタルオーディオプレーヤ
A-11 DVDプレーヤ
A-12 ポータブルDVDプレーヤ
A-13 DVDレコーダ
A-14 カーオーディオ
A-15 据置型ゲーム機
A-16 ポータブルゲーム機
B. 家電製品
B-1 電子レンジ
B-2 ルームエアコン
B-3 冷蔵庫
B-4 洗濯機
B-5 掃除機
B-6 電子炊飯器
C. 情報通信機器
C-1 デスクトップPC
C-2 ノートブックPC
C-3 LCDモニタ
C-4 CRTモニタ
C-5 ファクシミリ
C-6 複写機/複合機
C-7 ページプリンタ
C-8 インクジェットプリンタ(SFP)
C-9 インクジェットプリンタ(MFP)
C-10 デジタルスチルカメラ
C-11 携帯電話(GSM)
C-12 携帯電話(CDMA)
C-13 携帯電話(WCDMA)
C-14 コードレス電話
C-15 カーナビゲーションシステム
C-16 PND
D. ユニット製品/部品
D-1 CRT
D-2 PDP
D-3 大型TFT
D-4 中小型TFT
D-5 有機EL(PM-OLED/AM-OLED)
D-6 キーボード
D-7 マザーボード
D-8 HDD
D-9 CD-ROM/R/RW
D-10 Combo ドライブ
D-11 DVD-ROM/±R/±RW/RAM
D-12 次世代DVDドライブ
D-13 光ピックアップ
D-14 スイッチング電源
D-15 大型バックライトユニット
D-16 リチウムイオン2次電池パック(角型)
−調査対象地域およびメーカー−
1. 調査対象地域
日本、アジア(中国/香港、台湾、韓国、フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、インド、その他)、北米、欧州(東欧、ロシアを含む)、中南米、その他(アフリカ、オセアニア、中近東など)
2. 調査対象メーカー
AV機器、家電製品、情報通信機器、ユニット製品/部品メーカー(日系および外資系/ローカルメーカー)
−目次−
I. 総合分析(1)
1. ワールドワイド市場動向(3)
1) AV機器市場動向(3)
2) 家電製品市場動向(9)
3) 情報通信機器市場動向(12)
4) ユニット製品/部品市場動向(18)
2. エレクトロニクス製品の生産予測(2006〜2011年)(24)
3. エレクトロニクス製品の製品分野別地域別生産量(2007年)(25)
4. ワールドワイド市場規模推移(26)
1) 生産実績と予測(2006〜2011年)(26)
(1) AV機器(26)
(2) 家電製品(28)
(3) 情報通信機器(30)
(4) ユニット製品/部品(32)
2) 製品別地域別生産量(2007年)(34)
(1) AV機器(34)
(2) 家電製品(36)
(3) 情報通信機器(38)
(4) ユニット製品/部品(40)
5. 製品別国別生産動向(2007年)(42)
1) AV機器(42)
2) 家電製品(44)
3) 情報通信機器(46)
4) ユニット製品/部品(48)
6. 製品別地域別需要動向(2007年)(50)
1) AV機器(50)
2) 家電製品(51)
3) 情報通信機器(52)
4) ユニット製品/部品(53)
7. 主要メーカーの製品別生産動向(2007年)(54)
8. 主要メーカー別国別製品別生産動向(2007年)(58)
9. 製品別ワールドワイド生産シェアと計画(2007年〜2008年上・下期計画)(100)
10. 各主要地域の投資コスト比較(154)
II. 製品別市場分析(159)
A. AV機器(159)
A-1 CRT-TV(161)
A-2 PDP-TV(165)
A-3 LCD-TV(169)
A-4 リアプロジェクションTV(173)
A-5 プロジェクタ(177)
A-6 STB(181)
A-7 カムコーダ(185)
A-8 ラジカセ(189)
A-9 ミニコンポ(193)
A-10 デジタルオーディオプレーヤ(197)
A-11 DVDプレーヤ(201)
A-12 ポータブルDVDプレーヤ(205)
A-13 DVDレコーダ(209)
A-14 カーオーディオ(213)
A-15 据置型ゲーム機(217)
A-16 ポータブルゲーム機(221)
B. 家電製品(225)
B-1 電子レンジ(227)
B-2 ルームエアコン(231)
B-3 冷蔵庫(235)
B-4 洗濯機(239)
B-5 掃除機(243)
B-6 電子炊飯器(247)
C. 情報通信機器(251)
C-1 デスクトップPC(253)
C-2 ノートブックPC(257)
C-3 LCDモニタ(261)
C-4 CRTモニタ(265)
C-5 ファクシミリ(269)
C-6 複写機/複合機(273)
C-7 ページプリンタ(277)
C-8 インクジェットプリンタ(SFP)(281)
C-9 インクジェットプリンタ(MFP)(285)
C-10 デジタルスチルカメラ(289)
C-11 携帯電話(GSM)(293)
C-12 携帯電話(CDMA)(297)
C-13 携帯電話(WCDMA)(301)
C-14 コードレス電話(305)
C-15 カーナビゲーションシステム(309)
C-16 PND(313)
D. ユニット製品/部品(317)
D-1 CRT(319)
D-2 PDP(323)
D-3 大型TFT(327)
D-4 中小型TFT(331)
D-5 有機EL(PM-OLED/AM-OLED)(335)
D-6 キーボード(339)
D-7 マザーボード(343)
D-8 HDD(347)
D-9 CD-ROM/R/RW(351)
D-10 Comboドライブ(355)
D-11 DVD-ROM/±R/±RW/RAM(359)
D-12 次世代DVDドライブ(363)
D-13 光ピックアップ(367)
D-14 スイッチング電源(371)
D-15 大型バックライトユニット(375)
D-16 リチウムイオン2次電池パック(角型)(379)
III. メーカーURLリスト(383)
1. 日系メーカー(383)
2. 外資系メーカー(393)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2008 ワールドワイドエレクトロニクス市場総調査

頒価
106,700円(税抜 97,000円)

発刊日
2008年02月29日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
411ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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