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−調査の背景− |
- 2009年後半から2010年にかけての光通信関連市場は、一言で表すと「中国の一人勝ち」となった。
- FTTx(中国ではFTTB+LAN subscribers)の加入者数が2009年から急激に増加し、それに伴いシステム構築が進んでいる。2010年から2011年にかけて5,000万〜8,000万の加入者増を計画しており、当面需要は続くと見られている。また、3G携帯電話基地局用の投資も順調に行われている。
- これにより、FTTxや3G携帯電話基地局用のファブリペロ、DFBレーザ、非球面レンズなどのデバイスの発注が前年の1.5〜2倍まで高まり、光通信関連市場はバブルの気配さえある。
- しかし、中国市場においては、2010年後半には元の切り上げや政府の投資が終了するといわれており、中国市場も一段落するのではと言われている。
- 今後は、中国以外のアジアの新興国(特にインド)、南米など人口の多い地域や国における3G携帯電話基地局やFTTx需要の高まりが期待される。
- 米国におけるデータセンタ内の光化は、これから始まると見られ、短距離系光トランシーバ、アクティブ・オプティカル・ケーブル、光インターコネクションなどの市場も立ち上がる。また、伝送ビットレートも40Gbps/100Gbps Ethernetの規格が標準化され高速インターフェース市場の立ち上がりも期待される。
- 日本においては現行のFTTHに次ぐ新しい市場がなかなか見えてこないことがやや残念である。
- 「2010 光通信関連市場総調査」では、このような世界の光通信市場の状況を踏まえ、特に「40G/100G光伝送」、「データセンタの光化」、「世界のFTTxの動向」について徹底調査した。
- 「2010 光通信関連市場総調査」は、2009年から2010年にかけて起こった光通信関係の新しい動向や技術に注目し、光通信関連の装置、光アクティブデバイス、光パッシブデバイス、光ファイバ/光回路デバイス、測定器/製造装置、関連マテリアルを中心に市場調査を行なっている。
- この資料を関係各位の今後の事業戦略を立案展開されるにあたり、役立てていただくことを切に望みます。
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−調査目的− |
- 2008年から2009年前半にかけての光通信関連市場は、不況の及ぼす影響を少なからず受けた。2009年後半から2010年にかけてはFTTx、携帯電話基地局、データセンタなどの市場が注目されている。地域的には、中国市場が好調に推移している。
- 本調査資料は、光通信市場を中心に、光伝送装置、光アクティブデバイス、光パッシブデバイス、光ファイバ/光回路デバイス、測定機製造装置、関連マテリアルの市場動向について調査し、当該事業展開のための有望な情報を提供することを目的とした。
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−調査対象品目− |
1. 光伝送装置 | 7品目 |
2. 光アクティブデバイス | 12品目 |
3. 光パッシブデバイス | 7品目 |
4. 光ファイバ/光回路デバイス | 6品目 |
5. 測定機/製造装置 | 8品目 |
6. 関連マテリアル | 2品目 |
合計 | 42品目 |
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−目次− |
- 1. 光通信関連市場の将来展望(1)
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1.1 総括(3)
1.2 光伝送装置のコンポーネンツ/デバイス構成図(5)
1.3 製品分野別ワールドワイド市場規模推移/予測(9)
- 2. 光通信関連市場の周辺動向(11)
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- 2.1 地域別市場の現状と将来展望(13)
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2.1.1 北米市場の現状と将来展望(14)
2.1.2 欧州市場の現状と将来展望(15)
2.1.3 アジア市場の現状と将来展望(16)
2.1.4 日本市場の現状と将来展望(17)
- 2.2 光トランシーバモジュールの全体市場(18)
- 3. 新技術/新市場の動向(21)
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- 3.1 40G/100G光伝送装置用デバイスの動向(23)
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3.1.1 40G/100G Ethernetの標準化と光トランシーバ(23)
3.1.2 位相変調(24)
- 3.2 データセンタの光化(25)
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3.2.1 サーバストレージ装置(25)
3.2.2 光インターコネクト(27)
3.2.3 アクティブ・オプティカル・ケーブル(29)
3.2.4 フロントエンド電源(32)
- 3.3 グリーンICT(36)
- 3.4 長波長帯VCSELの開発動向(37)
- 3.5 光集積回路の開発動向(38)
- 3.6 FTTxのワールドワイド市場概況(2009−2010年)(41)
- 3.7 CATV市場の動向(51)
- 3.8 世界の主要な地域における第3世代以降の携帯電話基地局投資動向(53)
- 4. 光通信用装置・デバイス・マテリアルの集計と分析(57)
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4.1 光伝送装置(58)
4.2 光アクティブデバイス(64)
4.3 光パッシブデバイス(78)
4.4 光ファイバ/光回路デバイス(86)
4.5 測定器/製造装置(92)
4.6 関連部品材料(101)
- 5. 品目別市場動向(105)
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5.1 光伝送装置(107)
5.1.1 SDH/Sonet伝送装置(107)
5.1.2 DWDM伝送装置(110)
5.1.3 CWDM伝送装置(115)
5.1.4 ルータ(118)
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5.1.5 L2/L3スイッチ(124)
5.1.6 アクセスネットワーク機器(129)
5.1.7 VDSL関連装置(142)
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5.2 光アクティブデバイス(146)
5.2.1 光トランシーバ(40G)(146)
5.2.2 光トランシーバ(10G)(152)
5.2.3 光トランシーバ(2.5G/1.25G)(162)
5.2.4 光トランシーバ(低速)(170)
5.2.5 光トランシーバ(PON用)(174)
5.2.6 光トランシーバ(FiberChannel)(180)
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5.2.7 光通信用DFBモジュール(高速用)(184)
5.2.8 光通信用DFBチップ(低速用)(196)
5.2.9 光通信用ファブリペロ/VCSEL(201)
5.2.10 光通信用APDチップ/モジュール(208)
5.2.11 光アンプモジュール(215)
5.2.12 LN光変調器(220)
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5.3 光パッシブデバイス(224)
5.3.1 MUX/DEMUX(224)
5.3.2 光スプリッタ(229)
5.3.3 WSSモジュール(233)
5.3.4 光アイソレータ(237)
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5.3.5 分散補償器(243)
5.3.6 光通信用ガラスレンズ(249)
5.3.7 PON用ギガメインチップ(257)
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5.4 光ファイバ/光回路デバイス(264)
5.4.1 石英光ファイバ(264)
5.4.2 光ファイバコード(269)
5.4.3 光コネクタ(プラグ)(273)
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5.4.4 光フェルール(277)
5.4.5 現場組立型光コネクタ(FASコネクタ)(282)
5.4.6 メカニカルスプライス(スリーブ)(286)
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5.5 測定器/製造装置(290)
5.5.1 光スペクトラムアナライザ(290)
5.5.2 OTDR(294)
5.5.3 ファイバPMD測定機(298)
5.5.4 光パワーメータ(302)
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5.5.5 測定用光源(306)
5.5.6 測定用可変光減衰器(310)
5.5.7 OPMユニット(WDMモニタ)(314)
5.5.8 光ファイバ融着接続機(318)
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5.6 関連部品材料(323)
5.6.1 化合物半導体(InP)(323)
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5.6.2 光アイソレータ用結晶(327)
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