◆市場調査レポート:2011年08月17日発刊

2011 液晶関連市場の現状と将来展望 Vol. 2

ディスプレイ、アプリケーション、部品材料の世界市場、次世代技術/関連部材を徹底調査
Vol. 2:部品材料編
−調査の背景−
  • 東北地方太平洋沖地震が発生した2011年3月から5月末までは、工場設備の被害と計画停電の影響により、部材不足や調達不安が広まっていましたが、6月以降は震災前レベルに戻りつつあります。日系の部品を多用しているスマートフォンなどの一部の製品は、販売計画の下方修正や発売日を延期せざるを得ない状況となりましたが、マクロで見た需要への影響は軽微と考えられています。
  • 震災後の混沌とした状況の中、液晶TVやノートパソコンの世界的な需要の鈍化が顕在化し始め、年初に予想されていた第2四半期の需要回復とTFTパネルの価格反騰は先送りとなりました。
  • ネガティブな市場環境の中、スマートフォンやタブレットPCは大幅なマーケットの拡大が見込まれています。両製品に使用されるタッチパネルやApple効果によりIPS/FFSパネル、高精細TFTの需要が急増しています。
  • 一方、中国ではTFTライン新設が着実に進行しつつある他、前工程関連部材の国産化も徐々に進みつつあります。
  • 初版の刊行以来、20年目を迎える当調査レポートでは、前年と同様にディスプレイ、部材、タッチパネルの3分冊とし、下記のポイントにフォーカスして調査分析いたします。年間10兆円の規模を持つディスプレイ関連市場と最新トピックスを網羅するデータベースの提供を目的とします。
    Vol. 1:ディスプレイ/アプリケーション/パネルメーカー事業戦略分析編
    • 震災後のセット生産、需要、パネルメーカーの出荷計画を調査
    • IPS/FFS、低温ポリシリコンTFTのライン状況、投資計画を把握
    Vol. 2:部品材料編
    • 震災の影響、バリューチェーンの変化を把握
    • 中国ローカル系部材メーカの動向を調査
    • フレキシブル、3D用偏光フィルタなどの注目部材の動向を把握
    Vol. 3:タッチパネル/アプリケーション/タッチパネルメーカー事業戦略分析編
    • アプリケーション毎の方式別、層構成別タッチパネル市場規模、納入関係を把握
    • オンセル、タッチオンレンズなどの層構成別コスト分析
    • カバーガラス/プラスチック等の主要部材市場の把握
−調査目的−
  • 本資料は、ディスプレイ(LCD、PDP、OLED、その他)関連部品材料の、市場規模、マーケットシェア、地域別生産動向や技術開発動向をワールドワイドで調査・分析し、電子ディスプレイ関連の部品・材料市場を明らかにすることを目的としている。
−調査対象−
1) LCD関連部材31部材
2) PDP関連部材6部材
3) 有機EL関連部材8部材
4) その他ディスプレイ関連部材5部材
5) 次世代ディスプレイ関連部材4部材
計54部材
−調査対象品目−
A. LCD関連部材
1 ガラス基板(TFT用)
2 フォトレジスト
3 カラーフィルタ
4 カラーレジスト
5 ブラックレジスト
6 配向膜材料
7 シール剤
8 ビーズスペーサ
9 フォトスペーサ
10 液晶材料(ミクスチャ)
11 偏光板
12 偏光板保護フィルム(プレーンTAC)
13 偏光板保護フィルム(補償機能付)
14 反射防止フィルム
15 偏光板用プロテクトフィルム
16 ドライバIC
17 ACF
18 COFテープ
19 TV用バックライトユニット
20 IT用バックライトユニット
21 中小型バックライトユニット
22 LED-TV用導光板
23 導光板材料(ペレット)
24 導光板材料(シート)
25 拡散板
26 蛍光管
27 プリズムシート
28 マイクロレンズフィルム
29 拡散シート
30 反射シート
31 輝度向上フィルム(反射偏光板)
B. PDP関連部材
1 ガラス基板
2 バス・データ電極材料
3 蛍光体ペースト
4 ドライバIC
5 光学フィルタ
6 反射防止フィルム
C. OLED関連部材
1 低分子発光材料(EML)
2 正孔注入材料(HIL)
3 正孔輸送材料(HTL)
4 電子輸送材料(ETL)
5 高分子発光材料
6 ドライバIC
7 封止用シール剤
8 ゲッター剤
D. 共通/その他ディスプレイ関連部材
1 透明電極用ターゲット材
2 メタル系ターゲット材
3 白色LED
4 拡散ビーズ
5 LCD-TV用前面板
E. 次世代ディスプレイ関連部材
1 酸化物TFT
2 有機TFT材料
3 フレキシブル基材(ガラス/フィルム)
4 パッシブ3D用円偏光フィルタ
−目次−
1.0 総括(1)
1.1 ディスプレイデバイス世界市場(3)
1.2 デバイスタイプ別市場規模推移・予測(5)
1.3 デバイスタイプ別面積推移・予測(7)
1.4 TFT用途別面積と平均サイズの推移・予測(10)
1.5 モード別面積推移・予測(大型/中小型TFT)(13)
1.6 ディスプレイ関連部材市場(15)
1.7 将来性分析(16)
2.0 コスト分析とコストダウン見通し(17)
2.1 LCD-TVコスト分析・予測(19)
2.2 TFT-LCDにおけるコストダウンへの取り組み(28)
3.0 注目業界動向(33)
3.1 震災被害復旧状況とバリューチェーンの変化(35)
3.2 中国ローカルメーカーにおけるTFT関連部材への参入状況(38)
3.3 TFT-LCDの省電力化に向けた部材開発動向(43)
3.4 大型/中小型TFT/有機ELにおける偏光板の構成とトレンド(48)
4.0 製造フローと材料需要(51)
4.1 LCD(53)
4.1.1 TFTアレイ基板(53)
4.1.2 カラーフィルタ基板(55)
4.1.3 TFTセル工程(56)
4.1.4 偏光板(57)
4.1.5 バックライトユニット(58)
4.1.6 モジュール工程(59)
4.2 PDP(60)
4.2.1 PDP前工程(60)
4.2.2 PDP後工程〜モジュール工程〜セットアセンブル工程(64)
4.3 OLED(66)
5.0 集計・分析(69)
5.1 LCD関連部材(71)
5.2 PDP関連部材(84)
5.3 有機EL関連部材(87)
5.4 その他ディスプレイ関連部材(91)
5.5 次世代ディスプレイ関連部材(95)
6.0 部品材料個票(99)
6.1 LCD関連部材(99)
前工程関連部材
6.1.1 ガラス基板(TFT用)(101)
6.1.2 フォトレジスト(107)
6.1.3 カラーフィルタ(TFT用)(111)
6.1.4 カラーレジスト(118)
6.1.5 ブラックレジスト(122)
セル工程関連部材
6.1.6 配向膜材料(126)
6.1.7 シール剤(130)
6.1.8 ビーズスペーサ(134)
6.1.9 フォトスペーサ(138)
6.1.10 液晶材料(ミクスチャ)(142)
6.1.11 偏光板(146)
6.1.12 偏光板保護フィルム(プレーンTAC)(155)
6.1.13 偏光板保護フィルム(補償機能付/位相差フィルム)(159)
6.1.14 反射防止フィルム(163)
6.1.15 偏光板用プロテクトフィルム(168)
後工程関連部材
6.1.16 ドライバIC(172)
6.1.17 ACF(177)
6.1.18 COFテープ(181)
ライティング関連部材
6.1.19 TV用バックライトユニット(185)
6.1.20 IT用バックライトユニット(190)
6.1.21 中小型バックライトユニット(195)
6.1.22 LED-TV用導光板(200)
6.1.23 導光板材料(ペレット)(205)
6.1.24 導光板材料(シート)(211)
6.1.25 拡散板(215)
6.1.26 蛍光管(219)
6.1.27 プリズムシート(223)
6.1.28 マイクロレンズフィルム(227)
6.1.29 拡散シート(231)
6.1.30 反射シート(235)
6.1.31 輝度向上フィルム(反射偏光板)(239)
6.2 PDP関連部材(243)
6.2.1 ガラス基板(245)
6.2.2 バス・データ電極材料(249)
6.2.3 蛍光体ペースト(253)
6.2.4 ドライバIC(257)
6.2.5 光学フィルタ(262)
6.2.6 反射防止フィルム(267)
6.3 有機EL関連部材(271)
6.3.1 低分子発光材料(EML)(273)
6.3.2 正孔注入材料(HIL)(277)
6.3.3 正孔輸送材料(HTL)(281)
6.3.4 電子輸送材料(ETL)(285)
6.3.5 高分子発光材料(289)
6.3.6 ドライバIC(292)
6.3.7 封止用シール剤(296)
6.3.8 ゲッター剤(300)
6.4 その他ディスプレイ関連部材(305)
6.4.1 透明電極用ターゲット材(307)
6.4.2 メタル系ターゲット材(311)
6.4.3 白色LED(317)
6.4.4 拡散ビーズ(323)
6.4.5 LCD-TV用前面板(327)
6.5 次世代ディスプレイ関連部材(331)
6.5.1 酸化物TFT(333)
6.5.2 有機TFT材料(337)
6.5.3 フレキシブル基材(ガラス/フィルム)(340)
6.5.4 パッシブ3D用円偏光フィルタ(344)
7.0 参入メーカーURLリスト(349)
7.1 パネルメーカー(351)
7.2 部材メーカー(355)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2011 液晶関連市場の現状と将来展望 Vol. 2

頒価
104,500円(税抜 95,000円)

発刊日
2011年08月17日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
365ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

お申し込み方法
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受信後、担当者より折り返しご連絡いたします。
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