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- デジタルサイネージ市場総調査 2023 (刊行:2023年07月10日)
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- デジタルサイネージ市場総調査 2012《上巻:市場編》(刊行:2011年11月30日)
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−調査の背景− |
- 『デジタルサイネージ』市場は、これまで「複数拠点へのリアルタイムな一括配信/管理」、「時間帯/設置場所に応じた表示の切り替え/スケジュール管理」によるポスター等の貼り替え作業の手間削減、タイムリーかつ効果的な情報表示を可能とするといったメリットを背景として、ディスプレイ/システム及びサービスの低価格化により、様々な分野/市場において、サイネージシステムの導入が増加している。また、ディスプレイ/システムの普及に伴い、販促/インフォメーション用途の他、交通機関や商業施設等の人の集まるロケーションにおいては、同媒体を活用した広告ビジネスも展開されている。
- 2011年11月に、先ず「上巻:市場編」において、ディスプレイ/配信システム等のシステム構築/販売市場、導入後のコンテンツ制作/配信/運営サービス、同システムを用いた広告市場までのデジタルサイネージ市場を対象とし、市場規模や市場分野/需要先別の用途/コンテンツ動向等「デジタルサイネージ市場」の現状と方向性を調査/分析した。2011年は、2011年3月11日の東日本大震災後には、原発事故に伴う電力問題から、節電に協力すべく多くのディスプレイ/システムは一時停止されるなど、広告ビジネスを展開する事業者への影響も見られた他、当初導入を予定していた案件も延期/中止となるケースが相次いだ。そのため、2011年の国内デジタルサイネージ市場は、前年比103.9%の約787億円となり、前年版調査で見込んでいた二桁成長には至らなかった。しかし、2011年後半以降、徐々に延期されていた案件も再開され始めた他、広告収入の回復など、2012年以降は再び拡大成長が期待されている。
- 当初ディスプレイメーカー及び周辺機器メーカーを中心に市場が形成されてきたが、引き続き市場拡大が期待される中で、同製品によりシステムを構築/販売する事業者、同導入ユーザー向けにコンテンツを提供する、あるいは配信/運営サービスを提供する事業者など、参入企業は日々増加している。また、ディスプレイの普及が進み、「デジタルサイネージ」の認知度が高まったことで、マスメディアに変わる新たな広告媒体として、交通機関ではマスメディアとの連携によるクロスメディア展開が行われている。また、小売チェーン店舗や大学、自動車教習所、病院等においては、販売に直結するインストアメディアとして、また、視聴者をセグメント化したターゲティングメディアとして、広告代理店/媒体運営事業者のみならず、導入ユーザーが新たな収入源として広告媒体として活用する例も増加している。
- 「下巻:企業編」では、ディスプレイメーカーから、SIer、通信キャリア、コンテンツ制作/配信事業者、広告代理店、媒体/メディア運営事業者等、様々な事業形態で当該市場に参入する企業を対象に、各社のデジタルサイネージ事業の位置付け、販売/事業動向、ターゲットユーザー/用途等の事業展開等、ビジネスモデルの検証を行うことで、事業形態別/分野別のビジネストレンド、課題/問題点、今後の方向性を纏めた。
- 当調査レポートは、「上巻:市場編」同様に関連企業各社の今後の製品開発や販売戦略立案/提携先開拓等における有益なマーケティングデータとしてご活用頂けたら幸いである。
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−調査目的− |
- 本調査資料は、『デジタルサイネージ市場』を対象とし、同市場に参入しているディスプレイ/周辺機器メーカーの他、システム販売/構築事業者、コンテンツ制作/配信事業者、広告代理店/媒体運営事業者等各社のデジタルサイネージ事業の事業形態別展開状況、得意分野/ターゲット、今後の事業展開等を調査/分析することで、当該ビジネス関連企業における有益なマーケティングデータを提供することを目的とした。
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−調査対象− |
- 1. デジタルサイネージ事業
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(1) システム販売/構築事業
(2) コンテンツ制作事業
(3) コンテンツ配信/運営/管理事業
(4) 広告事業
- 2. デジタルサイネージ事業者(50社)
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A. ディスプレイメーカー(7社) |
(1) JVCケンウッド
(2) シャープ
(3) ソニー
(4) 日本サムスン
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(5) 日本電気
(6) パナソニック
(7) 三菱電気
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B. 周辺機器/システムメーカー(5社) |
(1) TBグループ
(2) グッドプランニング
(3) シアーズ
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(4) 日立アドバンストデジタル
(5) ミラクル・リナックス
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C. システム販売/構築事業者(10社) |
(1) エヌジーシー
(2) キヤノンマーケティングジャパン
(3) 光和コンピューター
(4) サイバーステーション
(5) 大日本印刷
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(6) 東芝パソコンシステム
(7) 凸版印刷
(8) ビーエム長野
(9) ピーディーシー
(10) ブイシンク
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D. コンテンツ配信/運営事業者(9社) |
(1) COMEL
(2) イッツ・コミュニケーションズ
(3) オリンパスビジネスクリエイツ
(4) 電緑
(5) 日本電信電話
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(6) バンテン
(7) 日立製作所
(8) メディアコンテンツファクトリー
(9) メディネット
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E. コンテンツ制作事業者(7社) |
(1) キャドセンター
(2) 産業経済新聞社
(3) 時事通信社
(4) ソニーPCL
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(5) ニューフォリア
(6) ピク光洋
(7) フラッグ
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F. 広告代理店(6社) |
(1) ジェイアール東日本企画
(2) 電通
(3) 東急エージェンシー
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(4) 博報堂DYメディアパートナーズ
(5) 毎日広告社
(6) メトロアドエージェンシー
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G. 媒体/メディア運営事業者(6社) |
(1) クロスオーシャンメディア
(2) サンライズ社
(3) シブヤテレビジョン
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(4) スタジオアルタ
(5) 日本カーライフアシスト
(6) ユニカ
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※事業者分類については、各事業の構成比等を元に分類した。
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−目次− |
- I. 総括編(1)
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- 1. デジタルサイネージビジネスの現状(3)
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- 1) 市場概況/分類(3)
- 2) 調査総括(4)
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(1) 調査対象50社のデジタルサイネージ事業規模推移(4)
(2) 事業分類別事業規模ランキング(2011年実績)(5)
(3) 市場分類別動向(7)
- 2. 業界構造(9)
- 3. 事業形態別参入企業動向(11)
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1) ディスプレイメーカー(11)
2) 周辺機器/システムメーカー、システム販売/構築事業者、コンテンツ配信/運営事業者、コンテンツ制作事業者(14)
3) 広告代理店、媒体/メディア運営事業者(17)
- 4. 市場分野別参入企業動向(20)
- 5. ビジネス上の課題/問題点(32)
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- 1) 事業形態別課題/問題点(32)
- 2) 市場全体及び分野別課題/問題点(34)
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(1) 市場全体(34)
(2) 分野別(35)
- 6. ターゲットユーザー及び有望用途/コンテンツ(36)
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1) 事業形態別ターゲットユーザー(36)
2) 分野別有望用途/コンテンツ(37)
- 7. デジタルサイネージビジネスの方向性(38)
- 8. 調査対象企業50社の事業展開(39)
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- 1) 事業規模比較(39)
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(1) ディスプレイメーカー(39)
(2) 周辺機器/システムメーカー・システム販売/構築事業者(39)
(3) コンテンツ制作/配信/運営事業者(40)
(4) 広告代理店・媒体/メディア運営事業者(40)
- 2) デジタルサイネージ事業規模推移(41)
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(1) ディスプレイメーカー(41)
(2) 周辺機器/システムメーカー・システム販売/構築事業者(42)
(3) コンテンツ制作/配信/運営事業者(44)
(4) 広告代理店・媒体/メディア運営事業者(46)
- 3) 需要先/ターゲット動向(48)
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(1) ディスプレイメーカー(48)
(2) 周辺機器/システムメーカー・システム販売/構築事業者(49)
(3) コンテンツ制作/配信/運営事業者(51)
(4) 広告代理店・媒体/メディア運営事業者(53)
- 4) 事業の方向性(55)
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(1) ディスプレイメーカー(55)
(2) 周辺機器/システムメーカー・システム販売/構築事業者(56)
(3) コンテンツ制作/配信/運営事業者(58)
(4) 広告代理店・媒体/メディア運営事業者(60)
- 9. 主要参入企業一覧(62)
- II. 個別企業編(77)
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A. ディスプレイメーカー(79)
A-1. (株)JVCケンウッド(81)
A-2. シャープ(株)(86)
A-3. ソニー(株)(91)
A-4. 日本サムスン(株)(96)
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A-5. 日本電気(株)(100)
A-6. パナソニック(株)(105)
A-7. 三菱電機(株)(110)
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B. 周辺機器/システムメーカー(115)
B-1. (株)TBグループ(117)
B-2. グッドプランニング(株)(121)
B-3. (株)シアーズ(124)
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B-4. (株)日立アドバンストデジタル(128)
B-5. ミラクル・リナックス(株)(131)
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C. システム販売/構築事業者(135)
C-1. (株)エヌジーシー(137)
C-2. キヤノンマーケティングジャパン(株)(141)
C-3. (株)光和コンピューター(144)
C-4. サイバーステーション(株)(147)
C-5. 大日本印刷(株)(151)
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C-6. 東芝パソコンシステム(株)(155)
C-7. 凸版印刷(株)(158)
C-8. ビーエム長野(株)(162)
C-9. ピーディーシー(株)(165)
C-10. (株)ブイシンク(169)
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D. コンテンツ配信/運営事業者(173)
D-1. COMEL(株)(175)
D-2. イッツ・コミュニケーションズ(株)(178)
D-3. オリンパスビジネスクリエイツ(株)(181)
D-4. (株)電縁(185)
D-5. 日本電信電話(株)(NTTグループ)(189)
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D-6. (株)バンテン(193)
D-7. (株)日立製作所(196)
D-8. (株)メディアコンテンツファクトリー(200)
D-9. (株)メディネット(204)
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E. コンテンツ制作事業者(209)
E-1. (株)キャドセンター(211)
E-2. (株)産業経済新聞社(215)
E-3. (株)時事通信社(218)
E-4. ソニーPCL(株)(221)
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E-5. (株)ニューフォリア(224)
E-6. (株)ピク光洋(228)
E-7. (株)フラッグ(231)
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F. 広告代理店(235)
F-1. (株)ジェイアール東日本企画(237)
F-2. (株)電通(240)
F-3. (株)東急エージェンシー(243)
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F-4. (株)博報堂DYメディアパートナーズ(246)
F-5. (株)毎日広告社(249)
F-6. (株)メトロアドエージェンシー(252)
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G. 媒体/メディア運営事業者(255)
G-1. (株)クロスオーシャンメディア(257)
G-2. (株)サンライズ社(260)
G-3. (株)シブヤテレビジョン(263)
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G-4. (株)スタジオアルタ(266)
G-5. 日本カーライフアシスト(株)(269)
G-6. (株)ユニカ(272)
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