◆マルチクライアント調査レポート:2015年08月28日発刊
プロジェクター市場の徹底分析総調査(2015年版:国内市場編)
− |
フロント〜リアプロジェクターおよび主要デバイス(光源/レンズユニット)/関連製品までプロジェクター関連国内市場/参入企業動向の詳細調査 |
− |
- ■このレポートには以下の最新版があります
- プロジェクター市場の徹底分析総調査(2024年版) (刊行:2024年09月30日)
- ■関連したテーマを持つレポートがあります
- 教育DX/ICTソリューション市場総調査 2025 (刊行:2025年02月27日(予定))
- 映像DX市場総調査 2024 (刊行:2024年08月28日)
- 2024 ディスプレイ関連市場の現状と将来展望 (刊行:2024年07月25日)
- NEXT GIGAに向けた教育ICT導入実態/需要展望調査 2024 (刊行:2024年03月22日)
−調査の背景− |
- 弊社ではプロジェクター市場に着目し、毎年定期的な市場調査を実施している。
本調査企画は今年で23回目を迎え、ビジネス〜コンシューマー製品に至るフロント/リア各プロジェクターの業界/市場動向および参入企業の事業展開などの把握を目的として制作した。
- プロジェクター市場の中心であるビジネスプロジェクター(フロントタイプ)は、主要先進国における会議/プレゼンテーション機器として安定した需要を形成しているほか、新興国では政府主導による教育用機器としての需要が拡大している。日本市場においても政府のICT教育の推進により、インタラクティブボードの導入と併せて短焦点モデルの需要が大きく増加している。2014年度は、同前年度末に消費増税前の需要増加があった。その反動で、年間を通じ一般企業向けの需要低迷もあり、前年減少となったものの、2015年以降は一般企業向けの需要回復により、再び増加傾向で推移している。
- 製品面では、前年に続き短焦点/固体光源モデルの製品化が一層活発化している。短焦点モデルは前述の教育機関向けのインタラクティブボードとしての需要増加が各地域で見込まれており、参入各社ともに高輝度化や小型軽量化、付加機能を含めた製品ラインアップの拡充(レンズ式/ミラー反射式)および提案強化が図られている。また、固体光源モデル(LED/レーザー光源採用のハイブリッド/レーザー光源モデル)は、現在も一部先行メーカーによる製品展開/市場形成となっているものの、2015年以降、新規参入メーカー/ブランドを含め、まずは高輝度モデルを中心に製品化が活発化している。
- 一方、ホームプロジェクターは、これまでも薄型TVの大画面/低価格化の影響や競合が懸念されてきたが、フルハイビジョン(1080)/3D対応モデルの低価格化、TVを含めた4K製品の普及による高解像度ニーズの高まりもあり、2014年度は前年比27%増となった。2015年度も引き続き二桁以上の伸びが見込まれている。
- ポケットプロジェクター(モバイル型/ポケット型)も、長寿命、小型軽量(モバイル性)により、ビジネス〜コンシューマー/パーソナルユーザーともに一定の需要を確保している。モバイル型については、700〜1,000ルーメンまで輝度向上が図られた反面、重量が1kgを超え、価格も上昇したことで、ビジネスプロジェクター/モバイル製品(2kg前後)との競合により市場は伸び悩んだ。また、ポケット型は撤退ブランドもあり、2014年度の国内市場は前年を下回る結果となったものの、小型軽量化/高輝度化、低価格化により、今後はビジネス/モバイルユーザー向けのほか、ギフト需要を含めたコンシューマー/パーソナル用途など潜在需要は大きいことから、市場は再び拡大推移が予測されている。
- 本調査企画は、プロジェクター(フロント/リアタイプ)を、各製品/デバイス別市場動向および参入企業の事業展開をポイントに総括的かつ詳細に調査することを目的とした。「国内市場編」では、国内市場を対象に、一部日系メーカーの海外販売動向を調査した。
本調査企画は、当該市場参入各社の今後の事業展開における有益なマーケティングデータを提供することを目的に制作した。
|
−調査対象− |
- ■調査対象品目
-
プロジェクター |
フロント |
|
- パネル(LCD/DLP/LCOS)
- 光源(水銀/LED/レーザー、他)
|
|
-
ポケットプロジェクター(固体光源採用)
- モバイル型(現状、輝度:1,000ルーメン以下(重量1.6kg以下))
- ポケット型(現状、輝度:100ルーメン以下(重量300g以下))
|
リア |
|
参考 |
デバイス |
- 光源(高圧水銀/キセノン/LED/レーザー)
- レンズユニット
|
モジュール |
- ヘッドアップディスプレイ(HUD)
- アミューズメント機器(パチンコ/パチスロ機)
- ノートPC/タブレット端末/スマートフォン
- デジタルカメラ(DVC/DSC)、他
|
競合/周辺 機器市場 |
- 業務用モニター(FPD)
- 書画カメラ(資料提示装置)
|
- ■調査対象企業
-
A. 国内市場編(15社対象)
|
−調査項目− |
- ■国内市場編:個別企業編
-
1. 製品概要
2. プロジェクター事業概況
3. 製品・デバイス別販売規模推移(2013〜2014年度実績/2015年度見込:数量/金額)
4. 販売形態(自社ブランド/他社OEM供給)
5. 地域別販売動向 ※自社ブランド対象
6. 解像度別販売動向 ※自社ブランド対象 (国内+海外販売)
7. 短焦点モデル販売動向 ※自社ブランド対象(国内+海外販売)
8. 国内販売動向 ※自社ブランド対象
9. 生産体制
10. チャネル動向
11. 今後の事業展開
|
−目次− |
■国内市場編(1) |
- I. 総括・分析編(2)
-
- 1. プロジェクター国内市場概況(3)
- 2. フロントプロジェクター国内市場規模推移と予測(2013年度〜2020年度:数量/金額)(4)
- 3. 調査対象15社のプロジェクター事業規模比較(2014年度:金額)(5)
- 4. 製品別メーカーシェア(2014年度:数量) ※フロントプロジェクター対象(6)
-
1) 総販売 ※国内市場+日系メーカーの海外販売(6)
2) 国内(国内市場)(7)
3) 海外(日系メーカーの海外販売)(8)
- 5. ビジネスプロジェクター市場動向(9)
-
1) 国内市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量/金額)(9)
2) ブランドシェア(2014年度:数量/金額)(10)
3) デバイス別市場動向(11)
4) 解像度別市場動向(14)
5) 輝度別市場動向(17)
6) 重量別市場動向(24)
7) 価格帯別市場動向(27)
8) 短焦点モデル市場動向(33)
9) 需要先/用途別販売動向(36)
10) 日系メーカーの海外販売動向(39)
- 6. ホームプロジェクター市場動向(43)
-
1) 国内市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量/金額)(43)
2) ブランドシェア(2014年度:数量/金額)(44)
3) デバイス別市場動向(45)
4) 解像度別市場動向(47)
5) 輝度別市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量/金額)(50)
6) 価格帯別市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量/金額)(51)
7) 日系メーカーの海外販売動向(2013年度〜2020年度:数量/金額)(52)
- 7. ポケットプロジェクター市場動向(56)
-
1) 製品別国内市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量/金額)(56)
2) ブランドシェア(2014年度:数量/金額)(57)
3) デバイス別市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量/金額)(58)
4) 輝度別市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量)(59)
- 8. リアプロジェクター市場動向(60)
-
1) デバイス別国内市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量/金額)(60)
2) ブランドシェア(2014年度:数量/金額)(61)
3) 需要先別販売動向(2014年度:数量/金額)(61)
4) 製品化の方向性(61)
- 9. 関連製品市場動向(62)
-
1) 書画カメラ(62)
2) 業務用FPD(63)
- 10. 主要デバイス市場動向(66)
-
1) 光源市場動向(66)
2) レンズユニット市場動向(69)
- 11. 固体光源モデル市場動向(70)
-
1) 固体光源モデルの国内市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量)(70)
2) 固体光源モデルにおけるブランドシェア(2014年度:数量)(72)
3) 主要企業の製品化/販売動向(ビジネスプロジェクター)(74)
- 12. フロントプロジェクター市場予測(75)
-
1) 輝度別国内市場規模推移(2013年度〜2020年度:数量)(75)
2) ビジネスプロジェクター/短焦点モデルの市場予測(76)
3) ビジネスプロジェクター/固体光源モデルの市場予測(77)
4) フロントプロジェクター製品化の方向性(78)
- II. 個別企業編(15社対象)(79)
|
|