◆マルチクライアント調査レポート:2018年08月20日発刊
プロジェクター市場の徹底分析総調査(2018年版:国内市場編)
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国内フロントプロジェクター市場(ビジネス/ホーム/ポケット)のデバイス/解像度/輝度別市場動向、主要メーカー/ブランド各社の事業展開を含め多角的に調査/分析 |
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−調査目的− |
- 弊社ではプロジェクター市場に着目し、毎年定期的な市場調査を実施しており、本マルチクライアント特別調査企画は本年で26回目となる。
- フロントプロジェクター市場の70%以上を占めているビジネスプロジェクター市場は、一般企業における会議/プレゼンテーション機器や、教育機関における教育用機器として定着し、安定した需要を形成してきた。新興国においては政府主導による各教室への導入/整備が進められているほか、一般企業における普及率も低く、依然として需要は拡大傾向が続いている。日本市場においては、普及率の上昇による新規ユーザー/需要の減少に加えて、FPD(フラットパネルディスプレイ)の大画面/低価格化による競合などにより、2017年度の国内市場は前年比減少の実績となった。
- また、ホームプロジェクター市場についても、中国市場などはエントリーモデルの需要が増加するなど拡大傾向が続いている中で、日本市場は、4K-TVの低価格化による競合に加え、ポケットプロジェクターの高輝度化/低価格化などによって、エントリー層(新規ユーザー)における製品間の競合もみられるようになり、2017年度も前年度に続き前年比減少の実績となった。
- ただし、ビジネスプロジェクター/ホームプロジェクターともに、固体光源モデルの製品化が増加。まずは高輝度モデルや短焦点モデルにより、従来のランプ光源からのシフトが進んできている。固体光源は、長寿命、環境面といったユーザー側のメリットに加えて、メーカー/ブランド側としても高付加価値製品として単価アップにつながるため、参入各社は製品化/販売を強化している。その結果、2017年度は両製品ともに数量ベースでは前年比減少となったものの、固体光源化や高解像度化による高額製品の販売比率が高まったことで、金額ベースでは前年比増加の実績となった。
- 一方、市場が形成された当初より、固体光源による製品化が行われているポケットプロジェクター(モバイル型/ポケット型)は、新規参入も増加するなど、再び当該市場の注目度が高まってきている。ビジネスユーザー向けでは、社外プレゼン/セミナーのほか、サイネージ/演出用途、コンシューマー向けでは、ゲーム/シアター用途のほか、アウトドア利用を含め新たなライフスタイル提案による需要開拓が進められるなど、依然として市場拡大が続いている。
- 本マルチクライアント特別調査企画は、プロジェクター各製品市場をデバイス/解像度/輝度別の市場動向のほか、主要参入企業の事業展開および主要デバイス市場について調査/分析した。国内市場編は、各製品別の国内市場詳細調査および日系メーカー(一部海外ブランドの日本法人)の事業展開(15社)をまとめた。本調査企画が参入各社における今後の事業展開における有益なマーケティングデータを提供することを目的に制作した。
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−調査対象− |
- 1. 調査対象品目
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フロントプロジェクター | ビジネスプロジェクター | 重量1.5kg以上、輝度1,000ルーメン以上。会議/プレゼンテーション用、教育用を主体とした製品。 |
ホームプロジェクター | ホームシアター用途を主ターゲットとしたワイドパネル採用シアター専用機。 |
ポケットプロジェクター | モバイル型 | 重量300g以上1.5kg未満。 |
ポケット型 | 重量300g未満。 |
製品分類 | デバイス(パネル)別 |
- LCD方式(液晶)
- DLP方式(DLP単板式/DLP3板式)
- LCOS方式(反射型液晶)
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光源別 |
- ランプ光源
- 固体光源(LED/ハイブリッド/レーザー)
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主要デバイス | 光源 | 分類
- 高圧水銀/キセノン/LED/レーザー
※世界市場対象
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投写レンズユニット | ※世界市場対象 |
- 2. 調査対象企業
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−調査項目− |
- ■国内市場編:個別企業編
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1. プロジェクター事業概要
2. 製品概要
3. 製品/方式別販売規模推移(2016〜2017年度実績/2018年度見込:数量/金額)
4. 販売形態(自社ブランド/他社OEM供給)
5. 地域別販売動向 ※自社ブランド対象
6. 製品別販売動向 ※自社ブランド対象(国内+海外販売)
7. 国内販売動向 ※自社ブランド対象
8. 生産動向
9. 今後の事業展開
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−目次− |
■国内市場編(1) |
- I. 総括・分析編(2)
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- 1. プロジェクター国内市場概況(3)
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1) 製品分類/定義(3)
2) 市場概況(3)
- 2. フロントプロジェクター国内市場規模推移と予測(2016年度〜2022/2025年度:数量/金額)(4)
- 3. 調査対象15社のプロジェクター事業規模比較(2017年度:金額)(5)
- 4. 製品別メーカーシェア(2017年度:数量)(6)
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1) 総販売 ※国内市場+主要日系メーカー10社の海外販売(6)
2) 国内(国内市場)(7)
3) 海外(主要日系メーカー10社の海外販売)(8)
- 5. ビジネスプロジェクター市場動向(9)
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1) 国内市場規模推移(2016年度〜2022/2025年度:数量/金額)(9)
2) ブランドシェア(2017年度:数量/金額)(10)
3) デバイス別市場動向(11)
4) 解像度別市場動向(14)
5) 輝度別市場動向(18)
6) 重量別市場規模推移(2016年度〜2022/2025年度:数量)(25)
7) 価格帯別市場規模推移(2016年度〜2022/2025年度:数量/金額)(26)
8) 短焦点モデル市場動向(30)
9) 需要先/用途別市場動向(32)
10) 日系メーカーの海外販売動向(35)
- 6. ホームプロジェクター市場動向(39)
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1) 国内市場規模推移(2016年度〜2022/2025年度:数量/金額)(39)
2) ブランドシェア(2017年度:数量/金額)(40)
3) デバイス別市場動向(41)
4) 解像度別市場動向(43)
5) 輝度別市場規模推移(2016年度〜2022/2025年度:数量)(46)
6) 価格帯別市場規模推移(2016年度〜2022/2025年度:数量/金額)(47)
7) 日系メーカーの海外販売動向(48)
- 7. ポケットプロジェクター市場動向(52)
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1) 製品別国内市場規模推移(2016年度〜2022/2025年度:数量/金額)(52)
2) ブランドシェア(53)
3) デバイス別市場規模推移(2016年度〜2022/2025年度:数量/金額)(54)
4) 輝度別市場規模推移(2016年度〜2022/2025年度:数量)(55)
- 8. 業務用FPD市場動向(56)
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1) サイズ別国内市場規模推移(2016年度〜2022/2025年度:数量/金額)(56)
2) メーカーシェア(2017年度:数量/金額)(57)
3) 需要先別市場規模推移(2016年度〜2022/2025年度:数量)(58)
- 9. 主要デバイス市場動向(60)
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1) 光源市場動向(60)
2) 投射レンズユニット市場動向(62)
- 10. 固体光源モデル市場動向(63)
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1) 固体光源モデルの国内市場規模推移(2016年度〜2022/2025年度:数量)(63)
2) 製品/光源別国内市場規模推移(2016年度〜2022/2025年度年度:数量)(64)
3) 固体光源モデルにおけるブランドシェア(2017年度:数量)(65)
4) ビジネスプロジェクター/輝度別固体光源モデル市場規模推移(2016年度〜2022/2025年度:数量)(66)
- 11. 市場予測(67)
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1) 輝度/製品別動向(67)
2) ビジネスプロジェクター:需要先/輝度別動向(68)
- II. 個別企業編(15社)(69)
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