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−調査の背景− |
- 既存のオンプレミス環境からパブリッククラウド(SaaS、DaaS、IaaS/PaaS)への移行に取り組む企業が年々増加していることを背景に、パブリッククラウド市場は高い成長率を維持し拡大しており、2019年度の国内市場は、1兆2,000億円を超える規模まで拡大する見込みである。
- 近年では特に、基幹系システムにおけるパブリッククラウド移行が顕著であり、今後も既存のオンプレミス環境からパブリッククラウドへの移行は継続していくとみられる。さらに、単なるパブリッククラウド移行にとどまるのではなく、アプリケーションをクラウドネイティブな仕組みにモダナイズしたり、サーバーレスやコンテナなどの仕組みの活用によってインフラの効率化に取り組んだりすることで、パブリッククラウド活用によって得られる運用コスト面や生産面の効果を高める機運が高まっている。
- 加えて、昨今、パブリッククラウドを活用することで、デジタルトランスフォーメーションの実現に取り組む企業が増加している。デジタルトランスフォーメーションを実現するシステムは、迅速な開発が求められるだけでなく、さまざま変化に柔軟に対応していくことも求められており、クラウドネイティブな仕組みとの親和性が高い。また、新規システムの開発に際し、パブリッククラウドを活用することで競争力を強化する動きも活発化している。
- 国内パブリッククラウド市場をけん引する企業は、引き続き「アマゾン ウェブ サービス ジャパン(提供サービス:Amazon Web Services)」「グーグル・クラウド・ジャパン(提供サービス:Google Cloud Platform)」「日本マイクロソフト(提供サービス:Microsoft Azure)」の3社で構成されるメガクラウドベンダーである。メガクラウドベンダーにおける戦略として共通している点は、「パートナービジネスの拡大」であり、既存パートナーとの連携および新規パートナー開拓の強化により、さらなる売上拡大を目指している。また、各社プライベートクラウド関連のサービスを提供開始するなど、「事業領域の拡大」にも取り組んでいる。
- 以上を踏まえ、本市場調査資料「2020 クラウドコンピューティングの現状と将来展望《企業編》」では当該ビジネス市場に参入しているベンダーの戦略や実績、市場に対する見解などを中心に調査・分析し、まとめた。本市場調査資料が当該ビジネスにかかわる事業者において、広く活用されることを切に望むものであり、当該ビジネス市場に参入する事業者における競争優位を確立するマーケティングデータとして活用いただければ幸甚である。
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−調査目的− |
- クラウド市場動向を分析し、市場トレンドの方向性を明確化するとともに、クラウド市場に参入するベンダーのビジネス実績や戦略などを分析することで、クラウド市場全体の将来展望を把握し、クラウド市場で優位性を確保するためのマーケティング戦略立案の基礎データを提供することを目的とした。
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−調査対象企業− |
ベンダーカテゴリー | ベンダー数 |
A. メガクラウドベンダー | 3社 |
B. 外資系ベンダー | 3社 |
C. コンピューターベンダー | 3社 |
D. SIベンダー | 4社 |
E. キャリア/サービスプロバイダー | 7社 |
F. CIベンダー | 12社 |
合計 | 32社 |
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−調査項目− |
- ■メガクラウドベンダー、外資系ベンダー、コンピューターベンダー、SIベンダー、キャリア/サービスプロバイダー
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- 1. 企業プロフィール
- 2. クラウドビジネスへの取り組み
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1) クラウドビジネスの位置付け
2) 主要提供サービスおよびビジネス概要
3) クラウドビジネス組織体制/アライアンス状況
4) クラウドビジネス関連売上
- 3. 自社クラウドビジネスへの取り組み
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- 1) SaaS/DaaSへの取り組み
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(1) 主要サービス売上
(2) ビジネス戦略
- 2) IaaS/PaaSへの取り組み
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(1) カテゴリー別売上
(2) 主要サービス売上
(3) ビジネス戦略
(4) 販売チャネル動向
(5) ユーザー動向
(6) リソース提供部分における案件動向
(7) PaaSへの取り組み
- 4. 他社クラウドビジネス(IaaS/PaaS)への取り組み
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- 1) 他社クラウドの取り扱い状況およびビジネス戦略
- 2) 他社クラウドビジネス売上
- 3) メガクラウドビジネス売上
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(1) メガクラウド別売上
(2) ユーザー動向
- 4) メガクラウドビジネス体制
- 5. 各種トレンドに対する取り組みおよび見解
- ■CIベンダー
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- 1. 企業プロフィール
- 2. クラウドビジネスへの取り組み
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- 1) クラウドビジネスの位置付け
- 2) 主要提供サービス/製品およびビジネス概要
- 3) 他社クラウドの取り扱い状況およびビジネス戦略
- 4) クラウドビジネス組織体制/アライアンス状況
- 5) クラウドビジネス関連売上
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(1) 他社クラウドビジネス売上
(2) メガクラウド別売上
(3) ユーザー動向
- 6) メガクラウドビジネス体制
- 3. 各種トレンドに対する取り組みおよび見解
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−目次− |
- I. 総括編(1)
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1. クラウドビジネス市場の業界構造(3)
2. クラウドベンダーランキング(2019年度売上)(5)
3. 主要IaaS/PaaS売上(9)
- II. クラウドベンダー編(11)
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A. メガクラウドベンダー(13)
A-1. アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社(15)
A-2. グーグル・クラウド・ジャパン合同会社(24)
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A-3. 日本マイクロソフト株式会社(34)
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B. 外資系ベンダー(45)
B-1. 株式会社セールスフォース・ドットコム(47)
B-2. 日本アイ・ビー・エム株式会社(55)
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B-3. 日本オラクル株式会社(65)
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C. コンピューターベンダー(73)
C-1. 日本電気株式会社(75)
C-2. 株式会社日立製作所(85)
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C-3. 富士通株式会社(95)
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D. SIベンダー(107)
D-1. TISインテックグループ(109)
D-2. 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(119)
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D-3. 日鉄ソリューションズ株式会社(128)
D-4. 日本ユニシスグループ(140)
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E. キャリア/サービスプロバイダー(151)
E-1. GMOインターネットグループ(153)
E-2. KDDI株式会社(163)
E-3. 株式会社インターネットイニシアティブ(173)
E-4. エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(183)
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E-5. さくらインターネット株式会社(195)
E-6. ソフトバンク株式会社(201)
E-7. 富士通クラウドテクノロジーズ株式会社(211)
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F. CIベンダー(219)
F-1. AZPower株式会社(221)
F-2. 株式会社FIXER(225)
F-3. 株式会社grasys(230)
F-4. 株式会社ISAO(234)
F-5. アイレット株式会社(239)
F-6. アバナード株式会社(244)
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F-7. 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(248)
F-8. クラウドエース株式会社(254)
F-9. 株式会社サーバーワークス(258)
F-10. 株式会社トップゲート(263)
F-11. 株式会社日立ソリューションズ(267)
F-12. 富士ソフト株式会社(273)
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