◆マルチクライアント調査レポート:2021年10月27日発刊
個人情報保護法2020年改正に伴う情報管理、セキュリティ、流通、データ利活用に関する調査
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法規制により変貌を遂げるデジタルマーケティングと、プライバシーテック、セキュリティの実装で加速するデータ流通/利活用の将来展望 |
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−はじめに− |
- 令和2年3月10日に第201回通常国会に提出された「個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律案」は、令和2年6月5日の国会において可決、成立し、令和2年6月12日に「個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律」(以下個人情報保護法2020年改正)が公布された。
- 個人情報保護法2020年改正によって、個人の権利/事業者の守るべき責務などが示された。氏名等を削除した「仮名加工情報」を新設し、内部分析に限定するなどを条件に、開示・利用停止請求への対応等の義務を緩和するというデータ利活用に関する施策の在り方が示されたことによって、個人情報と匿名加工情報の中間に位置する「仮名加工情報」を活用した企業のデータ利活用が期待される。
- 欧米では、GDPR、CCPAなど、国内よりも厳しい規制、罰則が設定された法令が施行されており、グローバルで事業展開する上でも、個人情報保護法も欧米同様に順次規制強化されていくとみられる。また、世界的なプライバシー保護の意識向上により、巨大デジタルプラットフォーマーもプライバシー保護対策に取り組み始めている。
- こうした法規制、プラットフォーマーの動きに大きく影響を受けているのはデジタルマーケティング業界であり、参入ベンダーは、プライバシーテックといわれるテクノロジーを活用することによって、業界変化に対応させようとしている。IT技術の進展に伴い、データ量は爆発的に増大しており、新たな価値を生むデータが、21世紀における石油とも呼ばれて久しい。この価値を生む源泉となっている個人情報/プライバシー情報を保護するプライバシーテックは、巨大なデジタルプラットフォーマーにデータが集中しつつある現状からゲームチェンジするトリガーとなりうる。
- 本マルチクライアント特別調査企画では、法規制によって変貌を遂げるデジタルマーケティング、個人情報/プライバシー保護を実現するプライバシーテック、セキュリティといったテクノロジー、個人情報/プライバシーに配慮したデータ流通市場を総合的に分析するとともに、本事業に参入する企業の取り組みや各種戦略、一般企業における個人情報/プライバシー保護に対する取り組み/意向などを徹底調査することで、情報管理、セキュリティ、流通、データ利活用の将来展望を明らかにすることを目的とした。
- 本マルチクライアント特別調査企画が当該ビジネスに関わる事業者において広く活用されることを切に望むものであり、デジタルマーケティング、プライバシーテック、セキュリティ、データ流通関連市場に参入する企業における競争優位を確立するマーケティングデータとして活用いただければ幸甚である。
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−調査目的− |
- 法規制によって変貌を遂げるデジタルマーケティング、個人情報/プライバシー保護を実現するプライバシーテック、セキュリティといったテクノロジー、個人情報/プライバシーに配慮したデータ流通市場を総合的に分析するとともに、本事業に参入する企業の取り組みや各種戦略、一般企業における個人情報/プライバシー保護に対する取り組み/意向などを徹底調査することで、情報管理、セキュリティ、流通、データ利活用の将来展望を明らかにすることを目的とした。
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−調査対象− |
- ■調査対象市場
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カテゴリー | 該当市場 |
デジタルマーケティング
| DMP、CDP、ゼロパーティデータプラットフォーム、ソーシャルログイン、マーケティングプラットフォーム、CRM
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プライバシーテック
| 同意管理プラットフォーム、共通ID、匿名加工技術、秘密計算技術、プライバシーコンサルティング(各種認取得支援、プライバシーポリシー策定)、Privacy by Design
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セキュリティ
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■Webセキュリティ
WAF、Webアプリケーション脆弱性検査、CSPM/CWPP、セキュアWebゲートウェイ、Webフィルタリング、プラットフォーム検査
■IDセキュリティ
電子認証、CASB、IDaaS、シングルサインオン、デバイス認証、統合ID/特権ID、CIAM、バイオメトリクス、ワンタイムパスワード
■端末セキュリティ
DaaS、EDR、ウイルス対策、標的型攻撃対策、DLP、端末管理、モバイルセキュリティ管理
■その他セキュリティ
SIEM運用管理、インシデントレスポンス、サイバーセキュリティ演習、スレットインテリジェンス、セキュリティ教育、セキュリティ検査・監査、セキュリティコンサルティング、NDR/XDR、eKYC、SIM/SIEM
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データ流通
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■データ流通
情報銀行、データ取引、事業化支援
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- ■調査対象企業:20社
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−調査項目− |
- ■注目製品/サービス編
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1. 調査対象市場の定義/概要
2. 市場規模推移
3. カテゴリー別動向
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4. 市場占有率
5. 主要企業の動向
6. 主要サービス/プロダクト一覧
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- ■企業編
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1. 企業プロフィール
2. デジタルマーケティング/プライバシーテック/データ流通/セキュリティビジネスの位置付け
3. 関連サービス/プロダクト
4. 関連事業規模
5. 事業推進体制
6. マーケティング戦略
7. 情報管理/セキュリティ/流通/データ利活用に対する見解
- ■アンケート集計編
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(属性)貴社の従業員規模についてお答えください
(属性)貴社の業種についてお答えください
1. 貴社の21年度のICT投資動向に関して選択してください
2. どのような分野への投資が増加しましたか
3. 貴社の21年度の情報セキュリティ投資動向に関して選択してください
4. どのような分野への投資が増加しましたか
5. 情報セキュリティ関連で今後投資を強化したい領域はどれですか
6. 個人情報/プライバシー情報の保護対策に関する今後の方針について当てはまるものを選択してください
7. 個人情報/プライバシー情報の保護対策目的について当てはまるものを全て選択してください
8. 今後取り組みたい個人情報/プライバシー情報の保護対策について当てはまるものを全て選択してください
9. 個人情報/プライバシー情報の保護対策に際して、誰に最初に相談しますか
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−調査項目− |
- I. 総括編
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1. 個人情報保護法2020年改正関連ソリューション市場の現状と将来展望(3)
2. 個人情報保護法2020年改正をインパクトとするシステム/サービス市場(5)
3. 個人情報/プライバシー情報利活用サービス、デジタルコンテンツ/プラットフォーム市場(9)
4. 個人情報/プライバシー情報管理を取り巻く業界構造(10)
5. 個人情報保護法2020年改正のポイント(14)
6. 個人情報/プライバシー情報管理、データ流通、データ利活用におけるデジタル技術の活用点(18)
7. 個人情報/プライバシー情報管理、データ流通、データ利活用における課題・問題点(20)
- II. 注目製品/サービス編
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1. DMP(23)
2. CDP(26)
3. ゼロパーティデータプラットフォーム(31)
4. ソーシャルログイン(34)
5. 同意管理プラットフォーム(37)
6. 共通ID(42)
7. 匿名加工技術(45)
8. 秘密計算技術(49)
9. CIAM(53)
10. データ流通(57)
- III. 企業編(20社)
- IV. アンケート集計編
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1. アンケート項目(157)
2. 属性(157)
3. 単純集計(158)
4. クロス集計(162)
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