- ■この資料は複数巻構成となっております
- データセンタービジネス市場調査総覧 2025年版 市場編(刊行:2025年02月28日(予定))
- ■関連したテーマを持つレポートがあります
- データセンター運用の省人化・自動化ソリューション市場調査 (刊行:2024年10月18日)
- 2024 コミュニケーション関連マーケティング調査総覧 (刊行:2024年10月10日)
- 2024 法人インターネット市場の現状と将来展望 (刊行:2024年07月26日)
- 2023-2024 データセンター建設コスト+建設状況四半期別調査(前期) (刊行:2024年06月25日)
−調査の背景− |
- メガクラウドベンダーによるデータセンター利用需要の高まりを背景としてデータセンター新規開発は継続して進んでいる。新設されるデータセンターのトレンドは変化しており、例としては開発エリアの多様化、1拠点当たりの容量(MW)の大規模化などが挙げられる。
- 開発用地については、メガクラウドベンダーの1社が和歌山県と広島県にデータセンター用地を確保したほか、グッドマンジャパンが茨城県つくば市にて1GWのデータセンター開発計画を発表するなど、メガクラウドベンダーの利用が想定されるデータセンターにおいても、エリアの広範化が進んでいる。
- データセンターの開発容量は、これまで1棟当たり20MW〜30MW程度という傾向があったが、今後の計画では1棟当たり40MW以上、同じ敷地に複数棟建築する場合は合計で100MW以上となるケースも散見される。こういった流れからデータセンターの新たな開発用地では、今まで以上に供給電力が条件となる可能性もある。
- メガクラウドベンダー向けデータセンター開発が進む一方で、データセンター電源の再エネ化についても進展がみられる。2024年に開設したデータセンターの一部では、実質再生可能エネルギー由来電力100%での運用となっているほか、メガクラウドベンダーにおいてデータセンター電源の調達手法を太陽光発電PPAに切り替える事例も増加している。2030年までにカーボンニュートラル達成を目標に掲げる事業者もおり、再エネ電源の調達はより重要となっている。
- また、生成AI技術への投資拡大に伴い、AI向けGPUサーバーに関連したデータセンター需要は拡大している。LLMなどの大規模学習用途に限らず、AIエンジンの稼働用途などAI関連の多様な需要を背景にデータセンターニーズは高まっている。
- 本市場調査資料では、今後のデータセンターの新設動向(エリア/保有者/電気容量)、データセンター事業者におけるGPUサーバーなどを搭載した高発熱ラックに対応した空調システムの在り方について新たに分析する。加えて、データセンタービジネス市場規模、データセンター面積規模、データセンターを構成する製品の市場動向やトレンドの把握、主要データセンター事業者の事業状況といったデータセンタービジネスに関わる市場の現状と将来展望の検証・分析を多角的に行う。
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−調査項目/対象企業− |
- ※下線は本年度版からの新規調査項目
- I. 総括編
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- 1. データセンタービジネス市場の業界構造
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1) ポジショニング図
2) 調査対象事業者別2024年データセンタービジネス売上ランキング
3) 事業者カテゴリー別サービス売上傾向(対2022年比)
4) 傾向分析
- 2. 調査対象事業者別市場占有率
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1) サービス別市場占有率(2024年)
2) 業種別市場占有率(2024年)
3) 企業規模別市場占有率(2024年)
- II. 事業者個票編
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a. SIer系事業者
a-1. 伊藤忠テクノソリューションズ(株)
a-2. (株)インテック
a-3. SCSK(株)
a-4. エヌ・ティ・ティ・コムウェア(株)
a-5. (株)NTTデータ
a-6. キヤノンITソリューションズ(株)
a-7. セコムトラストシステムズ(株)
a-8. TIS(株)
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a-9. 日鉄ソリューションズ(株)
a-10. キンドリルジャパン(株)
a-11. 日本電気(株)
a-12. BIPROGY(株)
a-13. (株)野村総合研究所
a-14. 日立製作所グループ
a-15. 富士通(株)
a-16. 三菱電機インフォメーションネットワーク(株)
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b. キャリア系事業者
b-1. (株)インターネットイニシアティブ
b-2. エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)
b-3. (株)オプテージ
b-4. KDDI(株)
b-5. Coltデータセンターサービス・ ジャパン・オペレーティング(同)
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b-6. ソフトバンク(株)
b-7. (株)TOKAIコミュニケーションズ
b-8. 西日本電信電話(株)
b-9. 東日本電信電話(株)
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c. データセンター特化系(ファシリティ)事業者
c-1. (株)アット東京
c-2. AirTrunk Japan(同)
c-3. エクイニクス・ジャパン(株)
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c-4. MCデジタル・リアルティ(株)
c-5. デジタルエッジ・ジャパン(同)
c-6. 丸の内ダイレクトアクセス(株)
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d. データセンター特化系(サービス)事業者
d-1. (株)エヌ・ティ・ティ ピー・シーコミュニケーションズ
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d-2. さくらインターネット(株)
d-3. (株)ブロードバンドタワー
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■共通調査項目
1. 企業プロフィール
2. データセンタービジネスの位置付け/関連組織体制
3. データセンター関連ビジネス概要
4. 業種別/企業規模別売上動向
5. データセンター施設概要
6. データセンター新設/閉鎖計画
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7. データセンター地域分散化に対する方針
8. 主要提供ソリューション/サービス
9. ハウジング価格動向
10. 再エネ電源の調達動向
11. 高負荷/高発熱ラックへの 対応状況(GPUサーバーなど)
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- III. ユーザーアンケート編
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- 500社・団体以上を対象に実施データセンター利用状況についてWebアンケートを実施
- GPUサーバーなどの高発熱システムおよびラックのデータセンター設置ニーズについて調査
- 再生可能エネルギーの利用状況/移行ニーズについて調査
■質問項目例:
地域別データセンター利用状況、稼働システム、利用ラック数、利用サービス価格帯、利用電力帯、契約ラックの拡大縮小予定/理由、利用データセンターの移行予定/理由、データセンター未利用理由、データセンターに求める要件など |
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