◆市場調査レポート:2000年07月17日発刊

次世代携帯電話とキーデバイス市場の将来展望

IMT2000に向け高速・大容量化する携帯コミュニケーション関連デバイスの動向・予測
−調査の背景−
  • 携帯電話同士のデータ通信利用は近年、日本、ヨーロッパで急速に増加、NTTドコモの「iモード」はアメリカ、ヨーロッパでも次世代携帯電話の方向性を示唆する象徴として注目を集めている。ショートメッセージの送信に始まり、簡易カメラとつないだ画像メール、Webコンテンツのダウンロードも始まる等、通信データの内容は次第に高度になってきている。

  • 第三世代携帯電話方式(IMT2000)を見据え、音楽、画像等のデジタルコンテンツが携帯電話めがけて降り始めている。これら高容量のデジタルデータを処理する機能、デジタルAV機器との接続性がIMT2000時代の携帯電話端末には要求されるようになる。第三世代で携帯電話はネットワークゲートウェイとして多機能、拡張性を持った情報プラットフォームに進化する。

  • 携帯電話自体の市場も各方面の予測を超える成長を続けている。デバイス、電子部品は供給不足が未だ解消されず、最適な設備投資が徐々に実行されている。今後も新技術や新規サービスの採用とともに携帯電話市場はますます進化、成長していく模様である。

  • 本調査企画では、次世代のモバイル、ポータブルアプリケーションに向けた電子機器及び関連デバイスの技術、開発動向を追求し、需要予測を行った。また、品薄感が続く携帯電話部品・デバイスの生産、調達状況を把握した。本調査企画が、モバイル機器関連各社の戦略データベースとして活用いただければ幸いである。

−調査目的−
  • 本調査では、市場成長著しい携帯電話における部品の調達状況の明確化、及び次世代型端末のキーデバイスにおけるメーカーの戦略、生産動向、市場予測、携帯電話の方式別生産予測等の調査、更にインフラ動向等周辺情報の分析により、携帯電話市場の今後の方向性を多角的に分析し、関連各社に有益な情報を提供することを目的とした。

−調査対象−
A.メーカー事例
通信キャリア、携帯電話メーカー、デバイスメーカー 計11社

B.セット機器個票
携帯電話・周辺機器 計7品目

デバイス個票
C.RF/IF系計7品目
D.信号処理系計6品目
E.記憶系計3品目
F.入力系計1品目
G.表示系計5品目
H.インターフェイス計1品目
l.バッテリー計2品目
J.汎用部品計3品目

−目次−
()内は掲載ページ
総 括(1)
  1. IMT2000に向けた取り組み、動向(3)

  2. 携帯電話によるデータ通信サービスの現状と動向(17)

  3. 携帯電話向けインターネット・コンテンツサービスの現状と動向(20)

  4. 携帯電話のキーデバイスの搭載動向(27)

  5. キーデバイスの技術ロードマップ(35)

  6. 携帯電話端末の将来像(40)
集計・分析(45)
  1. 携帯電話(47)

  2. 携帯電話周辺機器(51)

  3. デバイス(55)
個別事例・個票(79)
A.メーカー事例(79)

1)NTT移動通信網(81)

2)Ericsson(85)

3)Qualcomm(87)

4)Conexant(90)

5)富士通(92)

6)京セラ(94)

7)日本電波工業(97)

8)TexasInstruments(99)

9)Intel(101)

10)ソニー(103)

11)村田製作所(105)

B.セット機器個票(109)

1)携帯電話(CDMA)(111)

2)携帯電話(GSM/GPRS)(114)

3)携帯電話(その他システム)(117)

4)デジタルコードレス(PHS)(120)

5)シリコンオーディオプレーヤ(123)

6)携帯ゲーム機(126)

7)デジタルスチルカメラ(129)

《デバイス個票》

C.RF/IF系(135)

1)携帯電話用アンテナ(135)
2)パワーアンプ(139)
3)ローノイズアンプ(143)
4)水晶発振器(TCXO)(146)
5)フィルタ(SAW、誘導体)(150)
6)VCO(155)
7)PLL(159)

D.信号処理機(163)

1)DSP(163)
2)音声用Codec(167)
3)D/Aコンバータ・A/Dコンバータ(171)
4)デジタルオーディオデコーダ(175)
5)MPEG4デコーダ(179)
6)JPEGCodec(183)

E.記憶系(186)

1)フラッシュメモリカード(186)
2)フラッシュメモリ(193)
3)SRAM(199)

F.入力系(203)

1)C-MOSイメージセンサ(203)

G.表示系(207)

1)携帯電話用ディスプレイ(207)
2)TFT-LCD(210)
3)STN-LCD(215)
4)有機ELディスプレイ(219)
5)DriverIC(224)

H.インターフェイス(228)

1)ブルートゥース(228)

I.バッテリー(232)

1)リチウムイオン電池(232)
2)リチウムポリマー電池(237)

J.汎用部品(242)

1)積層セラミックコンデンサ(242)
2)ビルドアップ基板(247)
3)チップヒューズ(251)
()内は掲載ページ
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
次世代携帯電話とキーデバイス市場の将来展望

頒価
132,000円(税抜 120,000円)

発刊日
2000年07月17日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
254ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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