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−調査の背景− |
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- 自動車業界はグローバルな生産・販売体制が展開されるだけでなく、リサイクル対策や軽量化を含めての省燃費化、排ガス対策といった環境対策に始まり、安全性の向上、開発スピードの短縮化、厳しい競争に生き抜くためのコストダウン対策がより一層求められるなど、非常に大きな変革が求められている。
- 自動車用材料としての高分子材料の位置付けは、日本自動車工業会の発表している普通・小型乗用車における原材料構成比によると、1980年には合成樹脂4.7%、ゴム3.7%の合計8.4%であったものが2001年には合成樹脂8.2%、ゴム3.0%の合計11.2%と約20年の間に3%ほど増加してきており、自動車用材料の中で高分子材料に対する期待が大きい事がわかる。
- しかしながら、各々の樹脂材料の動向を見ると、塩化ビニル樹脂は減少気味であるが、一方でポリプロピレンの構成比がアップしているなど、用途による競合や材料特性、環境性等によって大きな差が現れている。
- 本調査レポートでは、1994年に弊社が発刊した「'94 自動車プラスチックスの現状と将来展望」を見直し、市場の分析を通して、この大きな変革期にある自動車技術の中で高分子材料(樹脂・ゴム)に何が求められているのか、その課題は何か、今後期待されるものは何かを明確化するものである。
- 当調査レポートで取り上げた自動車用高分子材料(樹脂・合成ゴム)40品目のトータル市場は、2002年実績4,808億9,800万円規模で、2006年には5,459億8,400万円規模に達すると予測される。
- 当資料が関連企業の経営、研究、製造、販売等マーケティング全般において、ご活用いただけるものと確信しております。
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−調査目的− |
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- 本調査は、自動車の内外装品、機構部品、電装品などに使用される樹脂及び合成ゴムを対象とし、参入メーカー、市場規模、メーカー及び用途動向、海外動向などの現状を把握し、自動車用高分子材料市場の現状と今後の方向性を明確化する事を目的とした。
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−調査品目− |
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■ 熱可塑性樹脂
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ポリエチレン(PE)
ポリプロピレン(PP)
ポリ塩化ビニル(PVC)
ABS樹脂
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AS樹脂
AES樹脂
AAS(ASA)樹脂
アクリル(PMMA)
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■ エンジニアリングプラスチックス
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ポリアミド(PA)
ポリカーボネート(PC)
ポリアセタール(POM)
変性ポリフェニレンエーテル(m-PPE)
ポリブチレンテレフタレート(PBT)
GF-PET樹脂
ポリフェニレンスルファイド(PPS)
サルホン系樹脂(PES、PSF)
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ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)
ポリアリレート(PAR)
ポリアミドイミド(PAI)
熱可塑性ポリイミド(TPI)
ポリエーテルイミド(PEI)
液晶ポリマー(LCP)
フッ素樹脂
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■ 熱硬化性樹脂
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フェノール樹脂(PF)
ポリウレタン(軟質フォーム)
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不飽和ポリエステル樹脂(UP)
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■ 熱可塑性エラストマー
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オレフィン系エラストマー(TPO)
スチレン系エラストマー(水添SBCコンパウンド)
塩ビ系エラストマー(TPVC)
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ポリエステル系エラストマー(TPEE)
ウレタン系エラストマー(TPU)
ポリアミド系エラストマー(TPAE)
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■ 合成ゴム
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アクリロニトリル・ブタジエンゴム(NBR)
水素化ニトリルゴム(HNBR)
クロロプレンゴム(CR)
エチレンプロピレンゴム(EPM、EPDM)
アクリルゴム(ACM)
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エピクロルヒドリンゴム(CHR)
クロロスルフォン化ポリエチレン(CSM)
フッ素ゴム
シリコーンゴム
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−調査ポイント− |
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1. 製品概要
2. 主要参入メーカー
3. 市場規模推移及び予測(1999年〜2006年予測)
4. 価格動向
5. 用途動向
6. メーカーシェア
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7. 海外生産・輸出状況
8. 環境対策動向
9. 材料・技術改良ニーズと研究開発動向
10. 競合状況
11. 今後の方向性
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−目次− |
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I. 総合分析編(1)
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- 1. 自動車用高分子材料市場の概要(3)
- 1)全体市場規模推移及び予測(1999年〜2006年予測)(3)
2)自動車用高分子種類別需要動向(4)
3)材料別需要トレンド一覧(8)
- 2. 自動車生産台数の推移(9)
- 3. 採用素材・用途動向(10)
- 1)採用素材・用途ウェイトの比較(10)
2)用途別動向(11)
3)普通小型乗用車における原材料構成比推移(13)
4)材料別・用途別材料使用量と競合・代替状況(14)
5)採用材料・用途一覧(18)
- 4. 注目高分子系材料の概要(19)
- 1)車載用燃料電池用電解質膜(19)
2)自動車用プラスチック光ファイバー(20)
3)生分解性プラスチック(バイオマスプラスチック)(21)
4)樹脂複合用カーボンナノチューブ(22)
- 5. 自動車及び自動車用高分子の海外展開状況(23)
- 1)自動車メーカーの海外生産拠点一覧(23)
2)自動車及び自動車用高分子の海外動向事例(24)
- 6. 自動車メーカーの環境への取り組み事例(26)
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II. 集計編(31)
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1. 主要参入メーカー一覧(33)
2. 市場規模推移及び予測(1999年〜2006年予測)(38)
3. メーカーシェア及び用途ウェイト(46)
4. 材料別自動車用途需要ウェイト及び自動車部材一覧(53)
5. 価格一覧(57)
6. 海外展開動向(58)
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III. 品目別市場編(61)
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- ■ 汎用熱可塑性樹脂
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1. ポリエチレン(PE)(63)
2. ポリプロピレン(PP)(67)
3. ポリ塩化ビニル(PVC)(73)
4. ABS 樹脂(78)
5. AS樹脂(83)
6. AES 樹脂(87)
7. AAS(ASA)樹脂(91)
8. アクリル(PMMA)(96)
- ■ エンジニアリングプラスチックス
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9. ポリアミド(PA)(101)
10. ポリカーボネート(PC)(107)
11. ポリアセタール(POM)(113)
12. 変性ポリフェニレンエーテル(m-PPE)(118)
13. ポリブチレンテレフタレート(PBT)(123)
14. GF-PET樹脂(128)
15. ポリフェニレンサルファイド(PPS)(133)
16. サルホン系樹脂(PES、PSF)(139)
17. ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)(143)
18. ポリアリレート(PAR)(148)
19. ポリアミドイミド(PAI)(153)
20. 熱可塑性ポリイミド(TPI)(158)
21. ポリエーテルイミド(PEI)(162)
22. 液晶ポリマー(LCP)(165)
23. フッ素樹脂(170)
- ■ 熱硬化性樹脂
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24. フェノール樹脂(PF)(174)
25. ポリウレタン(軟質フォーム)(179)
26. 不飽和ポリエステル樹脂(UP)(183)
- ■ 熱可塑性エラストマー
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27. オレフィン系エラストマー(TPO)(188)
28. スチレン系エラストマー(水添SBC コンパウンド)(196)
29. 塩ビ系エラストマー(TPVC)(200)
30. ポリエステル系エラストマー(TPEE)(204)
31. ウレタン系エラストマー(TPU)(209)
32. ポリアミド系エラストマー(TPAE)(213)
- ■ 合成ゴム
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33. NBR 、HNBR(217)
34. クロロプレンゴム(CR)(222)
35. エチレンプロピレンゴム(EPM、EPDM)(226)
36. アクリルゴム(ACM)(231)
37. エピクロルヒドリンゴム(CHR)(236)
38. クロロスルフォン化ポリエチレン(CSM)(241)
39. フッ素ゴム(246)
40. シリコーンゴム(252)
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