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−調査の背景− |
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自動車産業は20世紀を代表する産業であるとともに、21世紀においてもその地位は低下することがないであろう。
生産台数はワールドワイドで2003年は6,059万台、2004年では6,349万台と安定した成長を続けており、今後も人口当たりの普及率が低い中国などを中心に増え続けると考えられる。また、各自動車メーカーも中国、タイ、欧州をはじめロシア等での生産を計画しており、益々自動車産業は発展していくものと考えられる。
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自動車の環境対策は、排ガス規制対策、欧州で普及しているディーゼル車、ハイブリッド車などの技術開発が中心に行われている。
排ガス規制は、各国とも規制が厳しくなる一方であり、少しでも害のある排出物を出さないよう、センサなどで空気や燃料などの量や温度、圧力などを計測し、理想のエンジン性能を求め燃費向上を図る開発などに力が入れられている。
環境対策車に関しては、近年ハイブリッド自動車が注目を集めている。従来、完全にガソリンを使わない燃料電池車や電気自動車が普及するまでの“つなぎ”的な位置づけにあった技術であったが、先行メーカーのトヨタ自動車がラインナップ数を増加させており、数年内に世界年間生産を100万台規模に拡大するとともに、北米での生産も開始予定であることから、ハイブリッド車の本格的量産の兆しが見えてきている。
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情報通信分野では、2007年を目処とした「ITSセカンドステージ」に向けた車載機器・インフラ・サービスなどの研究開発・規格統一・官民一体となった共同研究が進められており、カーナビゲーションシステムを中心とした機器や、インフラとの協調を図るための通信デバイスの搭載率が高まっていくものと思われる。
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「車載電装デバイス&コンポーネンツ」では、(1) 安全対策、(2) 環境対策、(3) 情報通信化、という3つの大きな開発テーマで製品を括り、急速に進む車の電子化に伴って注目されている100品目について、市場の動向や技術開発動向などを明らかにするとともに、法規制による市場拡大のタイミングや、中国・アジアにおける製品の動向などを把握した。
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本調査資料(下巻)は、3大テーマのうち環境対策と情報通信化に関わる電装品を対象として市場調査を行った。ここに掲載したデータや各種情報が、自動車産業はもとより電子/材料系企業の担当者各位にとっても今後の事業戦略立案に役立てていただけることを望むものである。また、上巻ではもうひとつのテーマである安全対策に関連する電装品を50品目調査しているので、併せて役立てていただければ幸いである。
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−調査目的− |
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本調査は、自動車分野のエレクトロニクス化の進展を追いながら、特に環境・情報通信・ディスプレイをテーマとした車載電装に関するデバイスとコンポーネンツを調査・分析・予測することによって、当該製品の開発及び研究に役立つ基礎データの提供を目的とした。
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−調査対象品目− |
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機器・デバイス | 11品目 |
センサ | 7品目 |
ディスプレイ関連 | 9品目 |
ECU | 5品目 |
半導体 | 5品目 |
環境対策車関連 | 6品目 |
その他 | 7品目 |
合計 | 50品目 |
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−調査項目− |
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- 1. 製品概要/定義
- 2. 参入企業一覧
- 3. 生産拠点マップ(国内・中国・その他)
- 4. 製品市場データ(国内・W/W)
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1) 自動車業界向けウェイト(2004年実績・2010年予測)
2) 自動車業界向け販売実績推移(2003年実績〜2010年予測)
3) 国内メーカーシェア(2004年実績)
4) W/Wメーカーシェア(2004年実績)
5) タイプ別ウェイト
6) 価格動向(2004年実績、2010年予測価格)
7) 市場概況
- 5. 中国・アジアにおける製品市場動向
- 6. 技術開発動向
- 7. 参入企業の取り扱い製品動向・事業戦略
- 8. 当該製品に影響を与える法規制動向
- 9. 今後の市場の見通し
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−調査対象先− |
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電装品メーカー、自動車部品メーカー、半導体メーカー、自動車メーカー等
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−目次− |
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- I. 集計(1)
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1. 車載電装品(100品目)全体市場規模推移(2003年実績〜2010年予測)(3)
2. 車載電装品(環境・情報通信・ディスプレイ)全体市場概況(5)
3. 車載電装品(環境・情報通信・ディスプレイ)全体市場規模推移(2003年実績〜2010年予測)(7)
4. カテゴリー別集計(8)
5. 法規制動向(法規制の変化による市場拡大タイミングの見通し、技術/製品の方向性)(43)
6. 環境・情報通信分野における4極(日本・米国・欧州・アジア)の技術開発・生産動向比較(53)
- II. 車載電装化を取り巻くトピック(61)
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1. 環境対策(63)
2. 環境対策車(66)
3. ITS(69)
4. 車内LAN(71)
- III. 品目個票(75)
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- 1. 機器・デバイス(77)
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1) カーナビゲーションシステム(78)
2) カーオーディオ(84)
3) ETC/DSRC車載器(88)
4) GPSモジュール(受信機)(92)
5) 5.8GHz帯RFチップ(96)
6) 車載用アンテナ(99)
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7) Bluetoothモジュール(103)
8) デジタルTVチューナー(受信機)(107)
9) 衛星ラジオ受信機(111)
10) HIDヘッドランプ(D4方式)(116)
11) リアモニター(120)
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- 2. ECU(123)
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1) 燃料噴射装置ECU(ガソリン車)(124)
2) 燃料噴射装置ECU(ディーゼル車)(130)
3) 多重通信システム(車内LAN)(136)
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4) 音声認識(140)
5) 画像処理(144)
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- 3. センサ(149)
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1) O2センサ(150)
2) A/Fセンサ(154)
3) エアフローメーター(158)
4) バキュームセンサ(162)
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5) スロットルセンサ(166)
6) 温度センサ(170)
7) 液レベルセンサ(173)
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- 4. 半導体(177)
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1) IGBT(178)
2) CANコントローラ(183)
3) EEPROM(187)
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4) FeRAM(191)
5) SiCパワーデバイス(193)
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- 5. ディスプレイ関連(197)
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1) LCD(198)
2) VFD(205)
3) 有機EL(209)
4) 無機EL(213)
5) FED(217)
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6) タッチパネル(221)
7) ヘッドアップディスプレイ(225)
8) 車載メータ(228)
9) LED(231)
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- 6. 環境対策車関連(235)
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1) キャパシタ(236)
2) モータ(240)
3) インバータ(244)
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4) リチウムイオン二次電池(248)
5) ニッケル水素二次電池(252)
6) DC-DCコンバータ(255)
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- 7. その他(259)
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1) コモンレールシステム(260)
2) ワイヤーハーネス(265)
3) POF(269)
4) プリント配線板(273)
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5) コネクタ(278)
6) バッテリー(282)
7) スパークプラグ(285)
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- IV. 自動車関連資料(289)
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1. 自動車メーカーの環境対策(291)
2. 自動車法規制一覧(296)
3. 環境対策車生産動向(299)
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