- ■このレポートには以下の最新版があります
- 車載電装デバイス&コンポーネンツ総調査 2025 上巻 (刊行:2025年02月10日(予定))
- ■この資料は複数巻構成となっております
- 車載電装デバイス&コンポーネンツ Select 2007(上巻)(刊行:2007年09月07日)
- ■関連したテーマを持つレポートがあります
- 2025 脱炭素に向けた自動車部品市場の将来展望 (刊行:2024年11月26日(予定))
- 高付加価値車載半導体市場徹底分析レポート 2025 (刊行:2024年11月22日(予定))
- 2024年 自動運転・AIカー市場の将来展望 (刊行:2024年07月29日)
- 次世代車載ネットワークの将来展望 (刊行:2024年06月14日)
−調査の背景− |
- 車のエレクトロニクス化が進んでいることは周知の事実である。「安全」「環境」「情報」「快適」をテーマとした開発が積極的に行われている。
- その中でも「環境」「安全」に関しては、目の前にある規制や目標をクリアしていかなければならない。そのために各社熾烈な技術開発を繰り広げ、少しでも目標に近づける技術を採用していく方向にある。
- トヨタ自動車では、普通乗用車販売ランキングでも上位10車の常連を占めるほどの人気車種である「ノア/ヴォクシー」を2007年6月にフルモデルチェンジを行い、「1AZ-FSE」型の直噴エンジンから「3ZR-FAE」型の連続可変バルブタイミングリフト機構「バルブマチック」を搭載したエンジンに変更した。
- 燃費改善技術として直噴エンジンは優れている技術ではあるものの、今回搭載した「バルブマチック」は従来カムの切り替えで行っていたバルブリフト量(吸入空気量のコントロール)を、モータ等を使用して無段で制御できるようにした技術であり、前モデルより5〜10%燃費向上が図れるという。
- 日産自動車も次期「スカイラインクーペ」に様々な技術を取り込んだ「VQ37VHR」型エンジンにも同様の技術「VVEL(ブイベル)」を搭載する予定であり、少しでも燃費改善や排ガスを抑制できる技術の採用が今後目立っていくことが考えられる。
- 国内では印象があまりよくないディーゼルエンジンも、日産自動車がクリーンディーゼルエンジンを「エクストレイル」に搭載し2008年中に国内市場に投入することを、本田技研工業も数年以内に国内に乗用車用新世代ディーゼルエンジンを販売することを公表しており、高度な要素技術を組み合わせることによってディーゼルエンジンの進化をアピールできるところまできた。
- 「環境」をテーマにした事例を挙げたが、これらの高度な技術を支えているがエレクトロニクス化である。ECUからの命令をモータやアクチュエータによってミクロな制御を行うことで、最適な結果が得られる。これは「安全」「情報」「快適」分野に関する技術でも同じことが言える。
- 「車載電装デバイス&コンポーネンツ Select 2007」下巻では、このようなエレクトロニクス化によって高度化されてきた技術の採用動向と将来動向を追える様、「安全」「環境」「情報」「快適」をテーマとしたシステムや機器を支えている電子デバイス・半導体を調査した。
- 上下巻合わせて最新技術に基づく96品目を取り上げ、市場動向を徹底的に調査・分析した。当調査資料が関係各位の事業戦略の企画・展開のためのデータとして活用いただければ幸いである。
|
−調査目的− |
- 本調査は、自動車分野のエレクトロニクス化の進展を追いながら、特に環境・安全・情報・快適をテーマとした電子部品材料を調査・分析・予測することによって、当該製品の開発及び研究に役立つ基礎データの提供を目的とした。
|
−調査対象− |
ディスプレイ | 6品目 |
センサモジュール(Tier1) | 11品目 |
センサ(Tier2、3) | 6品目 |
半導体デバイス | 8品目 |
受動部品 | 7品目 |
その他・有望電子部品材料 | 8品目 |
トピックス | 5品目 |
計 | 51品目 |
|
−備考− |
- ※当レポートにおける地域の範囲を以下のように定義している。
-
- ■EU
- オーストリア、ベルギー、デンマーク、ドイツ、ギリシア、フィンランド、フランス、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、オランダ、イギリス、キプロス、チェコ、エストニア、ハンガリー、ラトビア、リトアニア、マルタ、ポーランド、スロバキア、スロベニア、ルーマニア、ブルガリア、以上27カ国
- ■NAFTA
- 米国、カナダ、メキシコ
|
−目次− |
- I. 総括編(1)
-
- 1. 車載電装の全体市場概況(3)
- 2. 全体市場規模推移(5)
-
1) 分野別市場規模推移(2005年〜2012年)(5)
2) エリア別市場規模推移(2005年〜2012年)(6)
3) 品目別市場規模推移(2005年〜2012年)(7)
- 3. エリア別市場概況(14)
-
日本(14)
EU(22)
NAFTA(30)
その他地域(38)
- 4. メーカーシェア(46)
- 5. 価格動向(51)
- II. トピックス編(55)
-
1. 車載ネットワーク(57)
2. 路車間通信(61)
3. 画像処理(65)
4. ユーザインタフェース(71)
5. セキュリティ技術(73)
-
−共通調査項目− |
1. 概要
2. 採用状況・事例
3. 採用に向けた取り組み状況
|
4. 普及への課題
5. 今後の見通し
|
|
- III. 個票編(75)
-
- A. ディスプレイ(77)
-
1. LCD(79)
2. VFD(90)
3. OLED(有機EL)(95)
|
4. 無機EL(100)
5. タッチパネル(104)
6. ヘッドアップディスプレイ(110)
|
- B. センサモジュール(Tier1)(115)
-
1. 排気温センサ(117)
2. 流量センサ(MAF/MAP)(120)
3. ガス濃度センサ(酸素/AF/水素)(127)
4. ノックセンサ(134)
5. 車載カメラ(CCD/CMOS/赤外線)(138)
6. レーダーセンサ(ミリ波/レーザー)(149)
|
7. ヨーレイトセンサ(158)
8. 車輪速センサ(162)
9. TPMSセンサモジュール(166)
10. 操舵角センサ(170)
11. 車高センサ(175)
|
- C. センサ(Tier2、3)(179)
-
1. CCD/CMOSイメージセンサ(181)
2. 圧力センサ(186)
3. 磁気センサ(194)
|
4. 角速度センサ(200)
5. 加速度センサ(206)
6. サーミスタ温度センサ(211)
|
- D. 半導体デバイス(217)
-
1. 車載用マイコン(219)
2. 電源IC(224)
3. 車載用ドライバIC(229)
4. パワーMOSFET(233)
|
5. IGBT(238)
6. EEPROM(242)
7. SiC(247)
8. LED(250)
|
- E. 受動部品(255)
-
1. アルミ電解コンデンサ(257)
2. タンタル電解コンデンサ(263)
3. 積層セラミックコンデンサ(269)
4. フィルムコンデンサ(274)
|
5. チップ抵抗器(281)
6. チップインダクタ(286)
7. 水晶振動子(291)
|
- F. その他・有望電子部品材料(295)
-
1. プリント配線板(297)
2. 小型モータ(303)
3. 車載リレー(307)
4. ワイヤーハーネス(311)
|
5. POF(315)
6. GPSモジュール(320)
7. Bluetoothモジュール(325)
8. デジタルTVチューナーモジュール(330)
|
-
−共通調査項目− |
- 1. 製品概要/定義
- 2. 製品市場データ(国内・W/W)
-
1) 四輪向けウェイト(金額ベース;2006年実績・2012年予測)
2) 四輪車向け販売実績推移(国内、EU、NAFTA、その他;2006年実績〜2012年予測)
3) メーカーシェア(2006年実績;国内・W/W)
4) アプリケーション別ウェイト(2006年実績)
5) 価格動向(2006年実績、2012年予測価格)
- 3. 主要メーカー動向
- 4. 技術開発動向
- 5. 原材料動向
- 6. 今後の市場見通し
- 7. 参入企業及び生産拠点マップ
|
- IV. 資料編(333)
-
1. メーカー提携マップ(335)
2. 乗用車/トラック・バス/二輪車生産台数実績及び生産台数予測(2005年実績〜2012年予測)(337)
3. グループ(メーカー)×車種別生産台数推移(2005年実績〜2012年予測)(339)
4. ガソリン車/ディーゼル車/その他車両別生産台数推移(2005年実績〜2012年予測)(343)
|
|