◆市場調査レポート:2019年08月05日発刊

ソフトウェアビジネス新市場 2019年版

国内の主要パッケージ製品およびSaaS市場を徹底調査
−はじめに−
  • 企業向けソフトウェアはシステムをゼロから開発する個別開発システム、必要な機能をパッケージング化したパッケージ、利用型のSaaSなど多様な形態で提供されており、ユーザーニーズにより最適な形態が選択されている。
  • ユーザー独自の業務プロセスの実装が可能であるため、大手企業においては個別開発システムのニーズが底堅いものの、個別開発システムからパッケージ移行が進展し、ソフトウェア市場が拡大してきた。近年は、イニシャルコストの抑制やユーザー側でのシステム運用が不要となるなどのメリットから企業規模を問わずSaaS導入が進んでおり、SaaSがけん引するかたちで本市場が拡大している。
  • 企業が「デジタル・トランスフォーメーション」をキーワードとして、業務効率化/自動化、新たなサービス創出などへの取り組みを強化する中で、クラウドやモバイル、ソーシャルメディア、アナリティクス、AIといったさまざまな最新技術に対応したパッケージやSaaSの新規導入や移行が進展しており、引き続き本市場は好調に推移している。
  • さらに、政府が取り組みを進める「働き方改革」の推進や、あらゆる業種で「人手不足」が業務課題として挙げられる中で、単一のソフトウェア製品の導入のみではなく、「柔軟な働き方」「業務効率化/自動化」を目的にさまざまなソフトウェアを連携した導入が進むことで、これらの課題対応を進めている。
  • このような状況を踏まえ、本市場調査資料では企業向けに利用されるソフトウェアにおけるパッケージおよびSaaSの市場動向や今後の方向性、ユーザー別動向、市場占有率、主要ベンダーのマーケティング戦略などを把握し、当該市場を網羅的に分析した。また、利用企業に対してアンケート調査を実施することで、製品別/提供形態別の利用率などの把握も行った。
  • 企業向けソフトウェア市場をビジネスフィールドとする企業各社にとって、ソフトウェアビジネスに関する戦略立案・遂行に必携の市場調査資料として活用いただければ幸甚である。
−調査目的−
  • 企業の情報システムを構成する技術として重要なソフトウェア市場において、「パッケージ」「SaaS」の二つの提供形態別市場動向を詳細に把握することで、ソフトウェアビジネスに関する戦略立案・遂行に必要なマーケティングデータの提供を目的とした。
  • 具体的には、主要な企業向けソフトウェアについて、国内販売数量、販売金額、市場占有率など主要ベンダーにおける定量データの把握、今後の市場展望ならびにその要因を客観的かつ多角的に把握した。
−調査対象−
カテゴリー調査対象品目数
A 業務システム11品目
B デジタルマーケティング7品目
C 情報分析3品目
D コラボレーション10品目
E ミドルウェア11品目
F データベース2品目
G 運用・管理ツール3品目
合計47品目
−調査項目−
1. 市場規模推移
2. ユーザー別市場動向(2018年度実績)
3. 市場占有率推移
4. 他ソフトウェアとの連携
5. 主要ベンダーの戦略
6. 主要製品一覧
−目次−
I. 総括編(1)
1. ソフトウェア市場の現状と将来展望(3)
2. 有望市場分析(5)
3. ソフトウェアの連携動向(14)
II. 集計編(19)
1. 市場規模推移(21)
2. 品目別市場占有率推移(29)
III. 市場編(35)
A. 業務システム(37)
A-1. 大規模企業向けERP(38)
A-2. 中規模企業向けERP(43)
A-3. 財務・会計ソフト(48)
A-4. 連結会計ソフト(52)
A-5. 予算・実績管理ソフト(55)
A-6. 人事・給与ソフト(59)
A-7. 人材管理ソフト(63)
A-8. 勤怠管理ソフト(68)
A-9. 経費精算ソフト(73)
A-10. 販売・在庫管理ソフト(77)
A-11. 生産管理ソフト(81)
B. デジタルマーケティング(85)
B-1. CMS(86)
B-2. ECサイト構築ツール(91)
B-3. マーケティングオートメーション(97)
B-4. マーケティングプラットフォーム(101)
B-5. メールマーケティングツール(106)
B-6. CRM(営業系)(110)
B-7. CRM(顧客対応系)(115)
C. 情報分析(121)
C-1. BIツール(122)
C-2. データマイニングツール(128)
C-3. テキストマイニングツール(132)
D. コラボレーション(137)
D-1. グループウェア(138)
D-2. ワークフロー(143)
D-3. 文書管理ツール/ECM(149)
D-4. ファイル共有サービス(153)
D-5. プロジェクト管理ツール(158)
D-6. 検索エンジン(162)
D-7. 電子帳票関連ツール(設計・出力)(167)
D-8. 電子帳票関連ツール(運用・保存)(171)
D-9. Web会議(176)
D-10. ビジネスチャット(181)
E. ミドルウェア(185)
E-1. EAI/ESB(186)
E-2. BPM(190)
E-3. ETLツール(194)
E-4. EDIツール(199)
E-5. ファイル転送ツール(204)
E-6. CTI(208)
E-7. BRMS(213)
E-8. RPAツール(216)
E-9. OCRソフトウェア(221)
E-10. 高速開発支援ツール(227)
E-11. Webデータベースサービス(232)
F. データベース(237)
F-1. RDBMS(238)
F-2. DWH用DB(242)
G. 運用・管理ツール(247)
G-1. 運用管理ツール(248)
G-2. ITサービスマネジメントツール(255)
G-3. API管理ツール(260)
IV. アンケート編(265)
A. 調査設計(267)
B. 調査結果(270)
1. 各品目の利用状況・利用予定(270)
2. パッケージ・個別開発システムの基盤状況(290)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
ソフトウェアビジネス新市場 2019年版

頒価
198,000円(税抜 180,000円)

発刊日
2019年08月05日

報告書体裁
書籍(A4)

ページ数
304ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第二部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

ISBNコード
ISBN978-4-89443-887-3

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