◆市場調査レポート:2007年11月22日発刊

2007 光産業予測便覧 Vol. 3

LED・太陽電池編
LEDのアプリケーション・デバイス・マテリアル・太陽電池及び太陽電池用マテリアル市場を徹底調査
−調査の背景−
  • 先日あるセミナーで講師をされていた著名な教授の「LED and solar systems are good combination」という言葉が耳に残っている。LED(発光ダイオード)と太陽電池は共に古くからある技術で、今後、地球温暖化防止など環境性に優れた光源とエネルギー供給システムとして注目されている。
  • LEDは、これまでAV機器やOA機器などに使用され市場を伸ばしてきた。特に白色LEDは、携帯電話の表示機能やLCDバックライトなどに使われ市場が拡大した。最近、パワーLEDランプが開発され自動車のライト用や照明用にも白色LEDが採用され始めた。赤色をはじめとする可視光LEDも高輝度化が進み、自動車の内装向け、遊戯システム(パチンコ・パチスロ等)、大型映像表示装置、信号機などに採用されている。
  • 一方、太陽電池はクリーンエネルギーとして欧州を中心に需要が拡大し結晶シリコン系太陽電池の材料であるシリコンの不足という事態となった。シリコンの使用量を少なくした薄膜シリコン太陽電池やシリコンを使わない化合物半導体太陽電池、色素増感太陽電池をはじめとする有機太陽電池の開発が行われている。
  • LED、太陽電池とも新製品の開発に伴い新しい技術や材料の開発が盛んである。LEDでは封止材、蛍光体、放熱基板材料、太陽電池では専用シリコン、有機材料などである。
  • 「2007 光産業予測便覧 Vol. 3」では、上記のように2006年から2007年にかけて起こった新しい動向に注目し、LEDのアプリケーション、LED関連モジュール、LED関連デバイス、LED関連マテリアル、太陽電池、太陽電池関連マテリアルを中心に市場調査を行なっている。
  • この資料を関係各位の今後の事業戦略を立案展開されるにあたり、役立てていただくことを切に望みます。
−調査目的−
  • 白色LED市場は携帯電話や携帯電話用LCDバックライトに採用され市場を伸ばしてきたが、最近はノートPC、大型LCDTVのバックライト、自動車用ライト、インジケータそして照明と用途を拡げつつある。
  • 太陽電池は欧州を中心に市場が拡大し、材料であるシリコンの不足を引き起こした。これによりポスト結晶系太陽電池の開発が注目されている。
  • 本調査資料は、LED及び太陽電池関連市場を徹底調査した。LEDではアプリケーションの動向、モジュール、デバイス、マテリアル、太陽電池では各種太陽電池、マテリアルの市場動向について調査し、当該事業展開のための有望な情報を提供することを目的とした。
−調査対象品目−
1. LEDのアプリケーション10品目
2. LED関連モジュールユニット7品目
3. 発光素子6品目
4. LED及び関連製品用マテリアル7品目
5. 太陽電池5品目
6. 太陽電池用マテリアル8品目
−目次−
1. LED・太陽電池関連市場の将来展望(1)
1.1 総括(3)
1.2 LEDの波長別用途と材料(5)
1.3 製品分野別ワールドワイド市場規模推移/予測(9)
2. LED・太陽電池の全体市場と分析(11)
2.1 LED(発光ダイオード)(13)
2.2 太陽電池(17)
3. 新技術/新市場の動向(23)
3.1 可視光LED通信(25)
3.2 白色LEDと材料動向(27)
3.3 高輝度LED市場(30)
3.4 パワーLEDと用途の動向(32)
3.5 台湾メーカーの動向(33)
3.6 次世代太陽電池へのアプローチ(35)
4. LED・太陽電池・モジュール・デバイス・マテリアルの集計と分析(37)
4.1 LED関連モジュールユニット(39)
4.2 発光素子(46)
4.3 LED及び関連製品用マテリアル(51)
4.4 太陽電池(58)
4.5 太陽電池用マテリアル(62)
5. 品目別市場動向(67)
5.1 アプリケーション(69)
5.1.1 携帯電話(69)
5.1.2 大型LCDバックライト(74)
5.1.3 中小型LCDバックライト(80)
5.1.4 自動車(インジケータ)(85)
5.1.5 自動車(ライト)(90)
5.1.6 信号機(96)
5.1.7 照明(101)
5.1.8 リモコン(106)
5.1.9 アミューズメント(110)
5.1.10 大型映像表示機(115)
5.2 LED関連モジュールユニット(120)
5.2.1 IrDAモジュール(120)
5.2.2 リモコン用赤外線受光モジュール(124)
5.2.3 フォトインタラプタ(透過型・反射型)(128)
5.2.4 フォトカプラ(133)
5.2.5 光データリンク(光源LED)(136)
5.2.6 Si照度センサ(143)
5.2.7 白色LEDドライバ(147)
5.3 発光素子(151)
5.3.1 赤外光LED(151)
5.3.2 可視光LED(157)
5.3.3 紫外光LED(163)
5.3.4 白色LED(167)
5.3.5 有機EL(照明用)(172)
5.3.6 VCSEL(非通信)(176)
5.4 LED及び関連製品用マテリアル(181)
5.4.1 化合物半導体(181)
5.4.2 LED封止材料(190)
5.4.3 蛍光体(196)
5.4.4 ダイボンド材(199)
5.4.5 プラスチック光ファイバ(203)
5.4.6 プラスチック光ファイバ材料(207)
5.4.7 光導波路用ポリマー(210)
5.5 太陽電池(215)
5.5.1 結晶系シリコン太陽電池(215)
5.5.2 アモルファスシリコン型太陽電池(220)
5.5.3 薄膜化合物太陽電池(224)
5.5.4 球状シリコン太陽電池(227)
5.5.5 色素増感太陽電池(230)
5.6 太陽電池用マテリアル(234)
5.6.1 透明電極膜付きガラス基板(234)
5.6.2 多結晶シリコン(237)
5.6.3 単結晶シリコンウエハ(241)
5.6.4 反射防止膜(結晶型)(246)
5.6.5 封止材(色素増感太陽電池)(250)
5.6.6 色素(色素増感太陽電池)(253)
5.6.7 電解液(色素増感太陽電池)(256)
5.6.8 チタン電極(色素増感太陽電池)(259)
−お問い合わせ・お申し込みについて−
調査資料名
2007 光産業予測便覧 Vol. 3

頒価
104,500円(税抜 95,000円)

発刊日
2007年11月22日

報告書体裁
A4版 原本コピー簡易製本

ページ数
261ページ

担当部署
株式会社富士キメラ総研 第一研究開発部門
TEL. 03-3241-3490 FAX. 03-3241-3491

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